ドラゴン桜2021

ドラゴン桜5話 藤井と麻里は問題アリ?!健太の才能と桜木の愛に涙!

ドラゴン桜2021 5話あらすじネタバレ

小橋と岩井に馬鹿にされ、藤井は精神的に焦っていました。

柳は生徒たちに、廊下を歩きながら計算問題をリモート形式で出題する方法を試みていました。

歩きながら、柳が出題する問題に答えるので、「恥ずかしい」と不満をもらすのは菜緒(南沙良)。

東大専科は桜木(阿部寛)が招いた数学の特別講師、柳(品川徹)による授業が行われていました。

一方、専科の生徒との勝負に負けた藤井(鈴鹿央士)は苛立っていました。

一人追い詰められ、殺気立った様子の藤井を見た理事長の久美子(江口のりこ)は東大専科と一流大学コースで再度、勝負することを桜木に提案します。

久美子は、自分自身が幼少期から10代にかけて、スパルタ教育を父親に受けてきた影響から、自分が創設する学校は、スパルタをせず、自由な校風を望んでいることを口にするのでした。

勝負は2週間後、国語、数学、英語の3教科を大学入学共通テスト形式で行うことが決まりました。

負けたほうのクラスは即廃止で、水野(長澤まさみ)は実力の差がありすぎると訴え、高原(及川光博)も専科にハンデを提案しますが、桜木は「その必要はない」と言い切ります。

もし、負けても新しい専科を作らないことを久美子に意見した桜木。

藤井は700点以上採る可能性もある、一方で、東大専科の生徒たちは、東大に入りたい一心で今の厳しい環境を努力で乗り越えていると訴えた水野。

桜木が藤井に対抗する新たな勉強法として提案したのはゲーム。

そして、東大専科に5人目の生徒がやってきます。

それは、健太でした。

教員の一人、田村に健太の成績を見せてもらった水野は心配になりますが、桜木は健太にかけていました。

発達障がいのある健太や、東大専科の生徒たちをバカにする藤井。

「生きてる価値もない」と健太を侮辱する態度に、岩崎楓(平手友梨奈)や、瀬戸(キンプリ 高橋海人)は反論し、喧嘩寸前に。

桜木は藤井の人を見下す性根を直さないと東大すら入れないと一括し、生徒たちの喧嘩を止めました。

そして、藤井には、東大専科との勝負に負けたら、東大専科の合宿に入ることを条件として提示。

他の教員たちも、健太を東大専科に入れることや、健太のことをいつも気にかける頭脳明晰な女子生徒、麻里(志田彩良)をも専科に入れて、東大専科の功績のために利用しているのでは?と、桜木を非難。

特に、健太のことを他の教員より知ってる教員の一人、田村(山田キヌヲ)は、健太を利用して東大専科の利益に繋げようとしていると桜木に突っかかり、健太を傷つけたら許さないとまで食ってかかるのでした。

しかし、桜木は健太が計算が得意で、昆虫が羽ばたく回数に関心を持ち、桜木が資料を与えると、それに没頭します。

高い数学的能力と興味のあることなら驚異的な記憶を発揮できる能力を見抜いていました。

それで、健太を東大専科に入れようとしていたのです。

桜木や水野は、漢字2文字を利用して、国語のお題を出します。

天気→晴天→豪雨など言葉を繋げる楽しさをリズムにのって「遊びながら学ぶ」ことを伝授。

後日、東大専科の生徒たちは、水野が提案したゲーム感覚でできる問題を解きながら、藤井との勝負に備えていました。

一方で、健太を気にかけ、健太がうろうろ落ち着きなく歩き、みんなと一緒に教室フェ勉強しないことに疑問を抱いていました。

健太を校庭で見守ると、健太は膨大な量の数学の問題を解いていました。

健太のことを気にかける田村と麻里は、健太を心配し、田村は勉強を無理強いしていると訴えます。

健太を2年間、自分は担任している、簡単な英語の問題すら理解できないのに、難解な英語やす数学ができるわけがないと頭ごなしに非難。

そこで、桜木は生徒たちが、クイズを出題し、健太はその問題をすらすら解くことに成功。

健太に関して、長い間担任してきて、彼が好きな昆虫標本を飾って、配慮したことを訴えます。

桜木は田村の接し方の問題点を指摘。

「昆虫が何よりも好きな健太にとって昆虫標本は精神的に傷つく。耳から入った教師の話や、授業は聴覚から読み取る・理解する力が不足しているけど、目から入った情報を覚えるのは得意で、辞書1冊を暗記することもできるし、大好きな虫のことになると難解な内容の本すらも理解できる」

「担任失格ね」と落ち込む田村に対し、「あんたはよくやってきたほうだ。発達障がいの子を教えるのはすごく根気がいることだし、忍耐も必要。でも、健太が学校に通いやすい環境づくりや、健太が麻里や田村のことを楽しそうに話す様子もある。健太は洞察力や理解力は申し分ない」と伝えます。

桜木のフォローに、田村も健太の本質的な実力を理解し、改心することに。

次に、麻里が専科に入るのは、健太の為になると麻里に訴える菜緒。

しかし、麻里はそれを拒否。

桜木は「東大専科が潰れた時はその時はその時」と敢えて割り切る態度を示し、菜緒やその場にいた瀬戸も困惑。

勝負の日当日、桜木と健太は姿を消します。

健太はなんと、海岸にいて、虫を愛でています。

「僕行かない、東大には行かない」と頑なな意思を麻里に伝える健太。

「藤井くんが言ってた・・東大の学生は虫の解剖をする。お前も虫の解剖をするにきまってる。お前はいらない 人間のせいで殺される虫も生きてるだけで害だ、お前みたいに」と心ないことを言って虫が解剖されている動画を見せました。

「僕はいらない命だ、みんなに迷惑をかけて僕は簡単な問題もできない」と訴える健太。

桜木は厳しく、頭ごなしながらも、「健太、みんなと同じ方法でやる必要はない、お前だけの方法が必ずある。この世にいらない命なんかねぇんだよ。生きてるだけで迷惑なんて二度と言わせるな」叱責。

「虫だって命があり、一生けんめい生きている、いらない命なんかじゃない、虫が害虫だと認識されて殺されるのは悲しい 許さない」と涙ながらに訴える健太。

ここで、彼は桜木に促され、試験を受け直すことにしました。

藤井は健太がすらすら問題を解いている様子を見て、藤井。

生徒たちがテストを受けている間、廊下に出た桜木は、久美子に対し、なぜ、健太をこの学校に入れたのか問います。

世の中には多様性社会になっていく、他の生徒たちにもそれを知ってもらうため、健太のように発達障がいがある生徒を「普通学級」で受け入れることを決意したと答えました。

桜木はあらゆる生徒に、理解ある自由な校風だからこそ、健太が嫌がらず、勉強に取り組むことができたとフォロー。

結果、健太は数学198点という功績を残し、藤井に勝ちました。

藤井は健太を含め、東大専科の生徒たちに負けたことを激しい怒りをぶつけます。

よって、藤井が入る優秀な生徒が入るコースは廃止となりました。

不貞腐れた態度をとる藤井に対し、集団で勉強をしたほうが、東大に受かる率が高いとデータが証明されたと話します。

麻里は水野に、「親御さんに相談してみたら」と言いますが、麻里はその瞬間、テーブルを叩き、何かに怯えたような鋭い目つきになって拒否。

その夜、帰宅する麻里を自宅へ送る健太ですが、麻里が父親、小杉繁(迫田孝也)から、惨たらしい家庭内暴力を受けていることを既に知っている健太は、麻里を気にかけるものの、どうしていいかわからず困惑。

「女のくせに大学に行きたいなんて生意気だ!大学なんか行かないよな」と威圧的で、酷すぎる暴力の音が部屋にこだましていました。

麻里は叩かれたり、突き飛ばされる、耳を覆いたくなるほどの激しい暴力を受けています。

次回、東大専科初の合宿が開幕。

ドラゴン桜5話感想・みどころ

発達障がいと生きる健太は、驚異的な記憶力と昆虫に関する豊富な知識、数学や英語の能力を発揮し、生徒たちのやる気と、ハンデを乗り越える強い力を持っている様子に心打たれました。

健太が「僕はみんなと同じになれない 簡単な計算もできない みんなの迷惑になるから生きてちゃいけない命なんだ」と藤井によるいじめで傷つく様子は胸が張り裂けそうでした。

健太のことを理解しているはずの教員、田村(山田キヌヲ)も、優しさや根気はあるものの、健太の本当の能力を知ろうとせず、「こんな英語や数学が健太に理解できるわけがない、簡単なことだって理解しにくいのに」と否定してて、彼女自身も発達障がいの人が持つ感受性の高さ、繊細さを理解してほしいなと思いました。

しかし、桜木が指摘した健太が最も愛する昆虫が標本を教室に飾るやり方は、健太の心を苦しめていることを指摘していて、厳しい物言いの桜木の愛が伝わりましたよ。

麻里が、楓並みに問題を抱えていることが発覚したラスト。

健太が麻里の隣家に住んでいて、麻里の家から激しい物音や叩く音、怒号が聞こえることを以前から知っていること、麻里の壮絶な環境に心底、心が抉られるような思いです。

楓の両親も、楓にスポーツだけを強要し、自分達の叶えられなかったオリンピックの夢を娘に勝手に託して、過剰な期待と食事方法、勉強したい彼女の希望を尽く潰す言葉の支配が多いですよね。

麻里の額に前回のエピソードで大きな傷があったのは、父親の繁(声:迫田孝也)からのDVを受けていることで間違いないでしょう。

麻里の父、繁役、迫田孝也さんは今回、5話ラストシーンのシルエットと声だけの出演でしたが、本当にDVをするような男の恐怖、威圧的な様子などを表現し、クールな麻里の日常がどれだけ脅かされているかを表現していましたね。

今回、迫田さんは、実際に所持している保健体育の教員免許を活かして、ドラゴン桜に出演できると期待していたら、くそオヤジの役だったと苦笑いしていたとのこと。

麻里の家の不穏な音を毎日聞いているだろう健太はどれだけストレスを抱えているかと思うとやりきれない気持ちです。

視聴者の皆さんもSNSで、今回の放送を見て思ったかと思いますが、東大に向けて勉強するよりも、麻里や楓、天野(加藤清史郎)そして、藤井の家庭環境に桜木がまずもっと目を向けてほしいですよね。

ドラゴン桜は本来、東大合格を目指して、勉強が苦手、得意と不得意がある生徒が奮闘する物語です。

令和のドラゴン桜は、大ヒット過去ドラマシリーズ「半沢直樹」の製作陣が集って製作されているので、より今までよりシリアスで、「毒親」「発達障がい」など世の中がもっと目を向けるべきことにスポットを当てているので、平成版「ドラゴン桜」よりも、より濃厚なストーリー性で、心が揺さぶられます。

藤井もすごく性格が悪くて、障がいがある健太だけでなく、東大専科の生徒たち全てを自分よりも下だと見下す態度、人を常にけなし、自分は有能と思う思考を見る限り、彼も何らかの家族問題を抱えているのではないでしょうかね。

健太に関して、桜木が「この世にいらない命なんかねぇんだよ、人に迷惑をかけても、みんなと同じにできなくていい」と叱咤激励しているシーンは感動でした。

桜木の愛ある行動力、威厳ある愛の鞭に今後も期待したいです。

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