Drアシュラ最終回あらすじネタバレ
救急科以来の休憩室で、薬師寺(佐野晶哉)は、この日が救急科最後の研修日です。
外科の本を読み、勉強する、保。
「朝から勉強か偉いな。薬師寺ともお別れだな」と大黒(田辺誠一)。
「明日から外科で研修なんで」
「金剛先生に読んどけって買わされたんです」
「緊急の研修はもう終わりなんですね」
梵天(荒川良々)も巣立ちを迎えようとする、薬師寺を応援していました。
「ふーん」
「俺がスーパーで買ったプリン返せ」
朱羅と大黒はプリンを巡って争います。
「…来る!」
患者が搬送され、朱羅は応対します。
しかし、その患者は「ここはどこだ」と口にします。
「落ち着いてください。ここは病院です」
沙苗(結城モエ)が大木を落ち着かせようとすると、大木は暴れます。
「不穏状態です!」
自分が置かれている状況が分かっていない様子でした。
「点滴を取ります」と沙苗。
「触るな!」
暴れる患者から仲間を守ろうとして右のこめかみを負傷してしまいました。
「先生、血が!」
「今はこの人の治療が先!急いで」
「薬師寺先生ライン準備」
その後、大黒が朱羅の容態を見ます。
「打撲による腫脹はあるが、他に目立った所見はない」
「だから大したことないって言ってるでしょう」
「とはいえ安静にしてろ」
「人が休んでるのにこれぐらいで休んだら現場回らない」
「助かるよ。でも最後まで食べてくれ」
大黒は朱羅が奪ったプリンを名残惜しそうに見つめるのでした。
その日の夜、片付けをする、沙苗と薬師寺。
「今日で救急科の当直も終わりだね」
「うん。救急科には阿修羅が住むって聞いたけどまさかあんなにやばい人だとは思わなかったな。杏野先生!」
「来る!」
その後、大木は鎮静剤を打って落ち着かせました。
朱羅は念のため、頭部CTスキャンを撮り、目立った所見はなく、一安心する一同でしたが、朱羅の様子がどうもおかしいのです。
その後、搬送された別の患者の処置に当たる朱羅は、普段通りに処置出来ません。
処置中に目がかすむ朱羅。
「杏野先生、位置がずれてます」と保。
「ちょっと手元が狂っただけ」
「開創器」
「出血が凄い動脈出血です」
「吸引して!タオル」
「出血点が見つかりません。動脈の走行に沿って止血点を探す。…あった。Z縫合で止血する。30ブラックシルク」
翌日。
「3ヶ月間お世話になりました。僕皮膚科になって親の後を継がなきゃいけないので」
「救急科に戻って来るの待ってるわよー」と三宝(阿南敦子)。
「大変です!救急科の患者さんがICUで急変しました!」
保が救急科に異動の挨拶をすると、朱羅が前日に治療した患者の容態が急変しました。
「突然、血圧が70台に下がりました」
「ドレーンから大量に出血しました。」
「術後再出血の可能性が高い。杏野!すぐにオペするぞ!」
「私にはオペ出来ない。目がよく見えない」
朱羅は大黒に自身の問題を伝えました。
「時間がない!俺が執刀する!直ぐに準備してくれ」
朱羅は、その後、大黒に患者の状態を聞き、自身の処置のミスに責任を感じます。
「どこから出血してたの?」
「昨日の夜、結さつ縫合した箇所から出血してた。術後出血は術中の操作に問題がなくとも、合併症として起きる可能性はある。必ずしも杏野の過失とは言えない」
「でも、今までの私じゃこんなことなかった、申し訳ありません」
「目の方は?昨日の診察じゃ問題なかったのにな、とにかくもう一度検査しよう?」
「右目の眼窩底と視神経管にも骨折がありそうだな。そのせいで下を向いた時に二重に見える複視と視神経の圧迫で視力も落ちてる。
最初のCTでは腫瘍に隠れて骨折線は問題がハッキリしなかったんですね」と、梵天。
「この症状は形成外科の領域だと思いますが、六道先生の見立てはどうでしょう?」
大黒に意見を求められた、六道も朱羅の病気の深刻さを不安視しました。
「このまま視神経がさらに腫れて圧迫が進めば、視力低下はどんどん進行していく。治すには、視神経管開放術をするしかない。ただこの手術は出来るだけ数日以内に行わないと、手術しても回復する見込みはかなり低くなる。」
「ナオミ先生、一刻も早く手術の準備をしましょう」
「このオペは難易度が高いわりに症例も少ない。術式の詳細も分からなくて、私には執刀できない。執刀できる医師は限られてる。すぐに見つかるかどうか正直わからないわ」
間もなく、金剛又吉が来て、保が朱羅の担当に。
「アシュラ先生、お変わりないですか。何度目だ、無視するアシュラ構わずGo!いやーまさかアシュラ先生が患者として入院するなんて驚きましたよー今、理事長と多聞院長が執刀医を探してます。私は診療部長になりましたが外科科長も兼任したままですので、その間の治療はこの金剛又吉にお任せあれ。それからアシュラ先生の担当は薬師寺先生にお願いすることにしました」
「薬師寺先生宜しくお願い致します。」
「宜しくお願いします、じゃあまず採血しますね」
金剛は薬師寺に嫌味を言います。
「アシュラがいない救急科がいったいどうなるのか見ものですね。だからといってミスを犯されたら診療部長の私の責任になってしまう。そんなの溜まったもんじゃねぇ!溜まったもんじゃねぇ!注意しておかなければ、今私独り言言ってました?疲れてるな」
阿含も朱羅を気にかけます。
「今日1日多聞先生と手分けして探したんだけど手術してくれる先生は見つからなかった。まだ時間はある。なんとしても探すわ。大丈夫、必ず間に合わせるから」
「私がいなきゃ現場はまわらない。助けられていた命がこぼれてしまうかもしれない」
「あなた一人でそんなにそう必要ないわ。救急科には他にも優秀な先生達がいる。大丈夫よ」
翌日の急患に対応する救急科。
「緊急オペになりそうだって?オペ室開いてる?」
朱羅の代わりに六道がみんなを回していました。
薬師寺に金剛は嫌味を言われていました。
「いやー今日も外科のおかげでオペ室はフル稼働。空きがありませんね。やはり帝釈を支えてるのは我々、外科ですよ。薬師寺先生も良かったら外科に、薬師寺先生はご実家の皮膚科を継ぐんですよね。まさか救急科に行きたいなんて言いませんよねぇ?救命医なんて目指す価値ないですよ。…来る!」
オペ中の六道ナオミと梵天。
「出血がひどい!吸引して!オーガーゼ!」
「おかしいです!黒みが混ざってます」
「まずい!これ出血じゃないわ。腸管が破裂して内容物が漏れてる」
「まさか腸管穿孔ですか」
「敗血性ショック」
「挫滅がひどくて縫合できません」
「このままじゃ心停止」
「外科の先生はオペ中ですぐ来れません」ら
「皆さん、部下から救急科が困ってると連絡があって嫌な予感がして見に来たらそこのナース、今すぐガウンをもってこい」
金剛が駆け付けて処置をしたおかげでなんとか手術は成功します。
「先生のおかげで患者さんを助けることができました。有難う御座いました」
「とんでもない。楽勝でした。薄々わかってましたが、やはり朱羅がいないと救急科はダメってことですね。まあ、元々はただの寄せ集めみたいなもんですから。外科の足は引っ張らないようにお願いしますよ?梵天先生、お子さんおいくつですか?」
「まだ0歳です」
多聞は大黒から救急科の今日の現状を聞きます。
「救急科でそんなことがあったんですか」
「まあとにかく患者が大事に至らなくて良かったです」
「ええ。次も同じように助けられるとは限りません。そこで実はお願いがあるのですが」
朱羅は複視がひどくなっていることに気付きます。
そこへ多聞が入ってきました。
「どうしたんですか?」
「杏野が戻って来るまで、重症患者の受け入れを一時中止にすることにした。大黒科長と話し合った結果だ」
「どうして?助かるはずの命まで助けられなくなる」
「しかし今の救急科では受け入れても十分な対応ができない」
「済みません。私がこんなことにならなかったら」
阿含(片平なぎさ)は朱羅を見てくれる医師を探し、ある医師に電話しました。
「もしもし」
翌日は、六道ナオミも休みです。
「杏野先生もいないし、なにも起きなきゃいいですけど」
「六道先生も用事で出かけてて」
「急用が入ったらしいわ」
「平和であることを祈るしかないわね」
「先生、頼まれたこれ、事務の人から持ってきました」
薬師寺は朱羅の財布を事務から持ってきて、渡しました。
マイナンバーカードを確認し、薬師寺に事務員に渡すよう頼みます。
「ありがとう薬師寺先生。マイナンバーカード事務の人に渡しておいて」
「あとこれ」
朱羅の大切にしているアシュラのペンダントも渡しました。
金剛に呼び止められる、薬師寺。
「薬師寺先生、この書類を群馬医療センターに持ってってください。郵送だと間に合わないので。病院の車使っていいので。薬師寺先生、甘いお土産なんて決していりませんからね。焼きまんじゅう!あ、いえ行ってらっしゃい!」
「来る」
朱羅が緊急の電話に反応します。
「高速道路で負傷者6名、2名が赤、3名が緑、1名は救助中です」
「6名、すみませんうちではまだ重症患者は受け入れられないんです。」
大黒は女性の救助隊員に断りを入れます。
「他の患者は搬送出来ましたが、この6名がどうしても受け入れ先が見つからずお願いできますでしょうか?」
「私も手伝う、受け入れて!」と朱羅。
「わかりました。6名全員受け入れます」
「大黒先生、吉祥寺です。患者の1人は薬師寺先生です!」
救助隊の吉祥寺(猪俣健太)は深刻な状態を訴えます。
なんと、負傷者のなかに、薬師寺が搬送されてきました。
多聞は朱羅の体調を気遣いながら協力を頼むのでした。
「無理しなくていい、出来ることだけをやってくれ」
「わかった」
多聞が駆けつけ、処置に応じます。
「杏野!薬師寺の受け入れ行ってくれ」
「了解」
「薬師寺先生、大丈夫?!」
「杏野先生、済みません」
「意識は鮮明です。右足の骨折が疑われます」と猪俣。
「アンパッケージ」
「腸管破裂が疑われます。今直ぐ試験開腹が必要です」と梵天。
「こっちも腹腔内出血だ。すぐ開腹して止血しないと。この人数で2人同時にオペなんて無理だ!どちらかは待ってもらわないと」
「2人同時に処置しないと」
「このままじなら手遅れになります」
「多聞先生!」
「状況は?」
「緊急オペが必要な患者さんが2名います。手が足りません」
「この患者は1人で俺がやる」
「1人でオペなんて無理です」
「なんとかする」
「杏野は師長と残って処置を続けてくれ」
「ここは私がやる」
「うわー!痛い痛い」
痛み苦しむ患者を朱羅が助けようとすると、意識がある薬師寺が助け船を出そうとベッドから起き上がりました。
「僕も手伝います」
「なに言ってるの!治療するから待って!」
「大丈夫ですか?すぐ痛み止め入れますから」
その頃、看護師の歩夢(荒井玲良)と多聞、梵天らはオペに苦戦中。
「多聞先生、出血止まりません」
「あったぞ!止血点遮断鉗子!冠動脈を止めたとこで脾臓の圧が上がったんだな」
「肝臓だけじゃなくて脾臓も?外科を呼んできます」
「その必要はない。二カ所同時にオペする」
「腸管が挫滅していて、このままじゃ縫合出来ない。」壊死部分を切除して吻合する必要があります。梵天先生!」
「前の患者と同じです」
梵天は前の患者と同じ状況だと気づき、顔を顰めました。
「梵天先生、敗血性ショックによりこのままじゃ心停止します。我々に今、このオペは無理です。ひとまず洗浄だけして仮閉腹しましょう」
薬師寺も負傷していながら、苦しむ患者を処置しました。
「患者さん達は外科に引き継ぎました。薬師寺先生のおかげです」
そして、とうとう倒れてしまいます。
「薬師寺先生!薬師寺先生!」
プリンを食べようとしていた金剛は、救急科のフォローをすることにしました。
「はい?群馬医療センター?薬師寺がまだ到着してない?すぐに確認します。まさか甘いお土産で道草食ってる?ノーマルハンドにできるわけない!勝手なことしないでいただきたい!なにかあったら診療部長の私が!」
しかし、金剛が駆けつけるものの、梵天が鮮やかに処置。
「金剛先生、エンドGIAグリーン用意して」
「六道先生とシュミレーションしたそうです」
薬師寺は危険な状態です。
「腹腔内に大量出血がある。損傷部から徐々に出血が進んで、出血性ショックを起こした。今すぐ開腹して止血しないと命が危ない」
「でも他の先生が」
人手不足と薬師寺の一国を争う容態に不安になる三宝。
「他の先生が戻って来るまで私がやる!開腹してクランプすれば30分は持つ。その間に他の先生が戻ってくれば助けられる。急いで準備して!」
「あった!」
朱羅は薬師寺の止血点を見つけ出し、遮断しますが心電図が鳴りました。
多聞は手縫いで男性患者を術中に対応します。
「脾臓剥離を行う。クーパー、糸針。表面上なら手縫いのほうが早い。よし、脾臓に戻るぞ」
「薬師寺先生、頑張れ!まだ生きなきゃ!」
「もう20分以上経ってます」
三宝が声をかけても、心臓が止まってます。
「あんた医者でしょ!これから沢山の人の命を救うんでしょ!あんたこんなとこで死んでる場合じゃない!戻って来い!ボウズ!」
朱羅が決死の思いで心臓マッサージをして、心拍が再開しました。
「心拍再開です」
「遮断から25分経ってる」
「あと5分しかない」
朱羅は複視を伴う目で針糸を医療器具に通し、縫合しようとします。
「もう時間がない!私がやるしかない!」
「待って!」
そこで声をかけた、六道ナオミ。
「アシュラ先生ここまで持たせてくれたのね。後は私に任せて」
「お願い」
「状態は?」
「あと5分で遮断解除しないと助からない」
処置が終わった薬師寺を見守る朱羅。
救急科一同は朱羅に礼を伝えました。
「杏野ありがとうな。あの時、杏野が受け入れようと言ってくれたから全員を助けることができた。」
「違う。みんながいたから助けられた。もしこのまま視力が戻らなくてもメスを握れなくても私はここで自分に出来ることをやりたい。ここでみんなの命を救いたい」
そこへ阿含が来ました。
「杏野先生、待たせたわね。あなたのオペはナオミ先生に任せるわ。視神経管開放術の経験が豊富な名古屋医科大の笹尾先生と連絡がとれた。執刀はオペの予定はないけどナオミに手術内容の詳細を伝授してくれた」
「成功させられるかどうか確証はないし、正直怖い。でも全力を尽くすわ。先生を助けたいから。みんなにも力を貸してもらうわよ。脳外科的手法だと傷跡が目立ちやすい。だから今回は経鼻内視鏡を使って」
「眼窩ルートじゃなくて鼻腔ルート」
朱羅の手術当日になりました。
執刀医は六道が担当することになりました。
「緊張してる?」
「そっちこそ」
六道に信頼を置く朱羅は小さく微笑み返しました。
朱羅の手術に対応出来るよう、名医の元で技術を学んでいたのです。
「これより、杏野先生の右視神経科開放手術をおこなう」
金剛すらも祈るなか、朱羅のオペが行われました。
そして後日、梵天、ナオミのなかに、手術が成功した、朱羅と薬師寺姿がありました。
帝釈病院は、国際帝釈病院として2028年6月に開業しました。
「受け入れ可能です!搬送をお願いします」
「心拍再開」
「腹腔内出血あり!患者は修羅場を彷徨ってる!ここでオペするよ!今すぐ準備して」
Drアシュラ最終回感想・みどころ
朱羅の目に異常が起こり、一時はどうなるかと思いました。
薬師寺まで命の危機に遭い、絶体絶命のなか、命を諦めない朱羅だからこそ起きた奇跡でしたね。
大木という1人の患者のせいで、まさか朱羅の目に異常事態が発生するとは。
今回は嫌味ったらしいが、憎めない金剛も協力し、チーム一環の医療技術に感動しました。
梵天の医師としての成長も見られ、金剛の入る余地もない爽快な手術シーンも見どころです。
朱羅と薬師寺の最大の危機に、仲間達の熱い思いが重なったグランドフィナーレでした。
また朱羅に会えるのを心待ちにしたいですね