グッド・ドクター 第3話
放送日:2018年7月
フジテレビ木曜ドラマ
グッド・ドクター 第3話のあらすじ
手術は成功したものの病院の方針に従えなかったことから高山誠司は全責任を負うことになった。
小児外科は高山が不在となり、瀬戸夏美にも大きな負担がかかってくる。
そこに危篤状態の市川美結が両親と共に運ばれてきた。
美結の容態に緊急手術が必要だと湊が訴えるが、科長の間宮啓介は手遅れだと判断する。しかし、夏美は手術をすることを決意。
手術が始まる頃、謹慎中の高山と連絡が繋がり、高山は病院へと向かった。
グッド・ドクター 第3話の感想
今回は緊急で運ばれてきたり、亡くなったり、訴訟を起こされたりと重い内容でした。
仮に高山先生がいたとしても救えなかった例だとしても、それに立ち向かった夏美の医師としての強い意志を感じました。
しかしやはり経験がないというのは親を不安にさせ、こういった例の場合それを責められるのは仕方のないことなのかもしれません。怒りのやり場を失ってしまっているのだと思います。
そもそも東郷記念病院の小児外科で主だった手術をできるのが間宮科長と高山先生だけなのに、幾ら無理をしたからといって高山先生を謹慎にするのはどうなのだろうかと感じてしまいました。
責任という謹慎が必要だったにせよ、守れる命も守れないのであれば病院は一体何のために存在しているのでしょうか。
副院長からしてみれば問題が起きれば起きるほど院長への道が近づくのだから有難い問題なのかもしれませんが、命を奪ってまで得ようとする肩書きに対するエゴに嫌気が差してしまいました。
また副院長が板尾さんということであの含み笑いが似合っているから腹立たしさも増してしまいます。
湊が目を付けるところ、そしてその優しさの生かし方は、とても純粋だと感じました。
突然亡くなった子供の物を返されても憤りしか感じないという考え方は一理ありますが、子供が大切にしていたものをひとつひとつ大切に扱ってくれたことはやはり嬉しいものなのでしょう。
夏美もまさか美結ちゃんの父親にありがとうと頭を下げられるとは思わなかったはず。
湊がやったことはそれだけの威力がある優しさなのだと思います。
そう言えば、確かに、高山先生の湊への当たりはとても強いと感じていました。
あまりにも行き過ぎているのは気になりますね。
グッド・ドクター 第4話の期待や予想
次回はどのような病を抱える子供のお話なのでしょうか。
できれば、亡くなるといったお話は避けたいものです。
そして、湊のどんな優しさに触れることができるのでしょうか。
経営陣の厳しい顔、命を扱うという繊細さ。湊の優しさにどれだけ救われていることでしょう。