ドラマ

ハケン占い師アタル 第1話の感想やあらすじ、第2話の予想!

ハケン占い師アタル 第1話

放送日:2019年1月

テレビ朝日木曜ドラマ

ハケン占い師アタル 第1話のあらすじ

イベント会社「シンシアイベンツ」で派遣社員として働くことになった的場中(アタル)。

これまで働いたことのないアタルは、何もかもが初めてで、新しく新鮮だった。

アタルは、教育係の神田和実から指示を受け、仕事を覚えていくことになった。

そこに、1週間後に控えたイベントに赤ちゃんを50人用意して欲しい部長の代々木匠から指示出る。

アタルは、イベントの担当になった和実と一緒に赤ちゃん探しをするが1人も集めることができなかった。

さらに、自分に自信が持てない和実は、些細なことから大きなことまで様々なトラブルを起こし始める。

ハケン占い師アタル 第1話の感想

涼ちゃんとボクテ!

働く人にとって今は大変な時代…冒頭に出てくる女性の言葉です。

この女性は占い師。

その前に座るのは一体誰なのでしょう。

単に、ドラマに入るための切り口みたいなものなのでしょうか。

 

社会人3年目。

朝早く起きて司法浪人の彼のために食事を作って出掛ける毎日の女性。

彼女の欠点は自分の決断に自信が持てないこと。

この女性は、とりあえず“神田さん”と名付けられました。

神田さんには誰にも言えない秘密があります。

神田さんはお腹に手を当てます。

妊娠をしているのでしょうか。

出発する電車を前にして、神田さんは乗り口さえも決めることができません。

ギリギリに電車に飛び込み、ドアに挟まれます。

妊娠しているかもしれないのにお腹も挟まれています。

そんな神田さんに手を差し伸べる黒いニット帽に、黒い丸サングラスの女性。

神田さんが会社に着き、慌ててエレベーターに乗ると、その奥にはさっきの女性が乗っています。

エレベーターを降りる場所も同じ。

彼女は今日から一緒に働く派遣職員でした。

神田さんが働く職場には、品川一真役の志尊淳。目黒円役の間宮祥太郎。

朝の連続ドラマ「半分、青い。」を観ていた人は驚き、嬉しくなったことでしょう。

涼ちゃんとボクテです。

一瞬にしてドラマのことをすっかり忘れてしまいました。

話を元に戻し、派遣職員の女性は、的場中=アタル。

生まれてから人前で自己紹介するのが初めてという少し変わった女性でした。

神田さん…神田さんはとりあえずではなく、本当に神田さんでした。

神田和実。和実はアタルに教育係として仕事を教えることになりました。

コピー機の前に並ぶ和実とアタル。

志田未来ちゃんは150cm。杉咲花ちゃんは153cm。

小さくて可愛らしい2人です。

アタルは、記念すべき初コピーを写真撮影します。

ホワイトボードに自分の名前を見つけてまた写真撮影をします。

アタルは、ホワイトボードに“代々木匠”という名前を見つけます。

代々木はこの部署の部長でした。

和実は、ほとんどここにいない、いない方がいいと言います。

そんな噂の部長がやって来ました。

部長の用事とは、オフィスの環境向上作業をして欲しいということと、1週間後に控えた“スマイルベイビー”というイベントについてでした。

イベントの依頼をしてきた会社の社長は、沢山赤ちゃんがいた方が盛り上がると、50人の赤ちゃんを揃えて欲しいと言ってきたのです。

50人と聞いてアタルは含み笑いをします。

この笑みは一体何なのでしょう。

50人もの赤ちゃんを揃えるのも大変ですが、それだけの赤ちゃんがいればそれはとても大変です。

それでも仕方なく、課長の大崎結は「わかりました」と部長に答えました。

そう答える前に、アタルの口は「わかりました」と動いていました。

どうしてこれから課長が答える言葉がわかったのでしょう。

 

50人の赤ちゃんを揃えるために会議が開かれます。

アタルは議事録を取る仕事を与えられました。

イベントの担当は和実に決まりです。

皆に言われるがままの和実は、自分の意見はないのかと言われてしまいます。

そんな会議の雰囲気にも飲まれず、アタルは初めての会議だと写真撮影をし、マイペースでした。

個性豊かなDチーム

お昼休みになりました。

和実は彼にメールを送ります。

そして、またお腹に触れます。

やっぱり妊娠しているのでしょうか。

志田未来が妊娠…どうしても「14歳の母」を思い出さずにいられません。

アタルはというと、初めてIDをもらったと写真撮影を和実にお願いします。

アタルは派遣登録し、ここが初めての会社でした。

和実は今まで働いたことのない理由をアタルに聞きます。

しかし、アタルは「話したくない」と一言断ります。

話は部署のメンバーのことになります。

 

上野誠治。上野さんはどうして課長の大崎に偉そうなのか。

2人は同期で、前は上野さんが上司でした。

伝説のイベントで上野さんは結果を出せず、大崎さんと立場が逆転してしまったそうです。

品川一真。上野さんのアシスタントです。

上野さんの下で働きとても大変そうです。

仕事は楽しくなさそうで、「無理です」が常套句。

田端友代。田端さんはいつもピリピリしています。

そのため何かあっても頼みにくい存在です。

しかし、仕事ができるので残業をしなくても皆文句が言えません。

目黒円。目黒さんの発言を皆スルーします。

目黒さんは取引先の社長の息子で、皆扱いにくいと思っていました。

 

昼食を終え、和実はアタルと外勤に出ます。

2人が向かった先は保育所。

中に入る前に、和実は手首に何かをスプレーします。

 

2人は会社に戻りました。

イベントに参加してくれる赤ちゃんを見つけることはできませんでした。

SNSの反響もあるのでもう少し頑張ろうと課長は声をかけますが、自分の仕事はしていると田端さんは帰ってしまいます。

NO残業デーということもあり、課長は皆に帰っていいと言います。

上野さんは田端さん以外のメンバーと、アタルの歓迎会だと飲みに繰り出すことにしました。

アタルにとっては初めての歓迎会。

とても嬉しそうです。

 

居酒屋に着くと、上野さんは“とりあえず”ビールを頼みます。

アタルにとってはその“とりあえず”さえも新鮮でした。

和実はビールを拒みますが、上野さんの押しに負けて注文を受け入れてしまいます。

アタルは、メニューをもらってくると席を立つと、人数分のビールジョッキを持って戻ってきました。

目の前に置かれたジョッキに和実は困った顔をします。

すると、和実の前に置かれたジョッキはノンアルコールだとアタルが教えてくれます。

アタルはそのために席を立ったのかもしれません。

会は進み、酔っ払った上野さんの独演会状態。

品川さんはそんな上野さんを相手にせず、スマホで転職探し。

和実は、まだ帰ってこれないのかと彼から食事の催促のメールを受けていました。

そんな中でも自由に飲み、自由に食べるマイペースのアタル。

しかし突然、机に突っ伏します。

これでやっと会がお開きになります。

だけどアタルは、潰れたフリをしていただけでした。

 

和実が帰宅すると、お腹がすいて勉強にならないと言い訳をし、彼はオセロをやっていました。

和実は、「私、赤ちゃんがで…」と話を切り出そうとします。

やっぱり和実は妊娠していたのです。

しかし、彼に本当のことを言うことはできませんでした。

イベント準備から始まってイベント終了まで、次々にトラブル発生!

翌朝。

会社のエレベーターの前で課長と会った和実は、赤ちゃんを産んだ時のことを聞きます。

課長は前の会社で妊娠をし、産休を取って戻ると居場所がなくなっていました。

そんな課長に助け舟を出してくれたのが代々木部長でした。

 

和実がDチームのブースに入ると、初めての伝票整理とアタルは写真撮影をしていました。

アタルの仕事の早さに和実は驚きます。

 

赤ちゃん60人を確保することができました。

残業をしない田端さんでさえも赤ちゃんを見つけることができたのに、和実は1人も見つけることができませんでした。

赤ちゃんの名前はリスト化され、泣き止む方法も書かれており、イベント当日はどんなことがあっても対応できるようにという指示が出されます。

控え室など様々な準備も整いました。

しかし、記念品だけが出来上がっていません。

記念品が出来上がっていない、アタルはこれから和実が口にする言葉を知っていました。

アタルは、その人が言おうしている言葉までもわかっているのです。

記念品は今日までに届けてもらうことになっていましたが、こちらが取りに行くという手違いが起こっていました。

和実はアタルと一緒に取りに行きます。

そんなトラブルさえも、初めてのトラブルだとアタルは嬉しそうです。

記念品を受け取った2人は、記念品をラッピングする材料を買い出しに出ます。

和実は材料さえも決めることができません。

そのうえ折角だからメッセージカードも添えたいと仕事を増やしてしまいます。

和実はアタルとラッピングのため残業をします。

和実が1つ作る間に、アタルは30個近くのラッピングを終えていました。

アタルは単純作業が大好きでした。

ラッピングが終わり2人は帰ろうとしますが、和実は何かが気になっていました。

 

イベント当日。

記念品と一緒に和実が送れてやって来ました。

徹夜で何かをやっていたようです。

イベントの受付は和実とアタル。

和実はこれをしていたら悪いことが起きないと彼からプレゼントされたというパワースートーンに触れます。

しかし、早々に赤ちゃんが5人足りないというトラブルが発生します。

イベント会場はショッピングモール。

Dチームのスタッフは、総出で赤ちゃん連れのお母さんに声をかけていきます。

なかなか声をかけることのできない和実に、「あのお母さん大丈夫」とアタルは言います。

このドラマのタイトルからして、アタルが占い師であることはわかるのですが、それにしたって占いからかけ離れるほどあまりにも色んなことがわかり過ぎです。

 

イベントが始まると、新商品の説明が始まります。

まばらではあるけれど、案の定、赤ちゃんが次々と泣き始めます。

スタッフが泣き止む方法に一生懸命な一方で、アタルだけがただ1人それを黙って見ていました。

しかし、泣き止む方法でも赤ちゃんは泣き止みません。

アタルが泣き止む赤ちゃんの前に立つと、赤ちゃんはそれだけで泣き止みます。

何故でしょう。

そして、子役の赤ちゃん達もすごいと思わず感動してしまいました。

大騒ぎにならずもう少しでイベントも終わる、そんなタイミングで、寝不足の和実はフラフラし始めます。

そしてコードに引っかかると、スピーカーが倒れ、ディスプレイのバルーンが割れてしまいました。

大きな音に驚いた赤ちゃん達が泣き始めます。

恐らくアタルはこうなることをわかっていたのでしょう。

和実のパワーストーンの意味はありませんでした。

どんな悩みも解決する天才占い少女の正体

入社3年目にもなるのに、内気でコミュニケーションが下手そう。この仕事に向いていないんじゃないかと、和実は上野さんから叱責を受けます。

イベントの失敗に当然クライアントもかんかんです。

課長までもが部長に叱られてしまいました。

和実は寝不足になるほど一体何をしていたのでしょう。

 

意気消沈した和実は、帰宅すると赤ちゃんができたことを彼に報告します。

何故このタイミングだったのかはわかりませんが、彼は、産んでもいい、自分が働くと言ってくれました。

この彼、意外といい人なのではないかと思いましたが、すぐにその期待は裏切られます。

資格がないからいい所では働けない、育児は大変だと、遠まわしに赤ちゃんおろすような選択に迫ります。

司法試験に受かるまで子供は待った方がいいと、最初からその気がなかったのです。

 

和実は産婦人科に足を運びました。

待合室で、「妊娠したけど、仕事をやめられない 占い」と検索します。

そこに出てきたのは、どんな悩みも解決する天才占い少女の動画でした。

その動画を観た和実は目を見開きます。

 

その少女とは黒い丸サングラスをかけ、母親らしき人物から“アタル”と呼ばれていました。

この少女は、相手の人に憑いている霊でも何でも視えてしまうため普段はサングラスをかけていました。

アタルも、赤ちゃんを泣き止ませたり、イベントに出てくれるお母さんのことや和実の妊娠のことを知っていました。

和実は産婦人科での診察を受けず、この動画の少女はアタルではないかとアタル本人に問いただします。

さらに、和実は私のことを視て欲しいと願い出ました。

しかし、「無理です」と一言で断られてしまいます。

 

和実が産婦人科を訪れたのは赤ちゃんをおろそうとしたためでした。

彼には司法試験に受かるまで無理と言われ、自分は入社3年目で産休を取ることが困難な状況でした。

しかし、本当にそれでいいのかという迷いもありました。

だけど、田舎の両親に心配をかけることもできず、誰かに相談したくても和実には友達がいません。

悩んでいるうちに時間は経ち、自信を持てない自分にさらに嫌気が差していきます。

会社を辞めて、赤ちゃんもおろして実家に帰ると和実は言います。

不甲斐ない和実の言葉を聞き、行動を見たからなのか、気持ちが変わったアタルは、和実のことを視るとサングラスを外しました。

 

無人の会議室に入るアタル。

会議室の中で座っているアタルは、態度も言葉も上から目線です。

アタルの占い料は10万円。

3つの質問を受け付けてもらえることになりました。

 

1つ目の質問。

どうして友達ができないのか。

そこに目の形をしたような光が現れます。

そこに映し出されたのは小学生の和実でした。

アタルはその中に入っていきます。

小学生の和実の姿をしていたのはアタルでした。

和実は友達に近づくと、引きつった笑顔で友達の輪に加わります。

しかし、友達から臭いとからかわれてしまいました。

和実はそれが原因で香水をつけ始めるようになったのです。

しかし、臭いというのは体臭ではないのです。

和実の笑い方が嘘“臭い”という理由でした。

「笑いたくないなら無理に笑わない、笑いたいなら思いっきり笑う。今のままなら心が磨り減って一生友達ができない」、アタルは和実にそう言いました。

 

2つ目の質問。

この仕事に向いているのか。

そんなことは他人が決めることではなく、自分が決めることと普通の人でも言えるようなことをアタルから言われます。

 

3つ目の最後の質問。

どうして色々なことが決められないのか。

「愛がない」、答えはただ一言でした。

しかし、和実には「愛がない」という言葉が思い当たりません。

彼に尽くし、職場では迷惑をかけないように頑張っています。

愛について履き違えている和実に、1番大切な自分に対する愛が欠けているとアタルは言います。

誰にでも必ず自分にしかできないことが必ずある

アタルに視てもらった和実がDチームのブースに戻ると、和実に対する愚痴が聞こえてきます。

聞いてしまった和実は、黙っていないで何か言うように求められてしまいました。

そして発した和実の言葉は…「妊娠しました」。

また不思議なタイミングでの告白です。

当然スタッフの皆も驚きます。

和実はアタルの姿を見ると、小さい頃に何になりたかったかと皆に聞きます。

これもまた突拍子もない質問ですが、きちんと意味がありました。

和実は保育士を目指していたものの、実習中に大変さを経験し、保育士になることを諦めてしまいました。

色んな会社を受け、やっと内定が取れたのが“シンシアイベンツ”、この会社です。

保育士になりたかったのに、どうして自分がイベント会社働いているのか和実はわからなくなっていました。

正直なところ、彼が司法試験に受かったら結婚して専業主婦になればいいと思っていたのです。

しかし、妊娠して、イベントのミスをして、この会社にいられなくなると思ったら、悔しさが込み上げてきました。

このまま辞めたら、この3年の変化や自分を成長させてくれた皆の思いが無意味になってしまうと気づいたのです。

迷惑をかけるかもしれないけど、一緒に働かせて欲しいと和実は皆に願い出ます。

そこに慌てた部長が駆け込んできました。

スマイルベイビーのイベントの記念品のことでクライアントから話があると電話がかかってきたのです。

和実は電話を代わります。

その内容とは、メッセージカードをお母さん達が喜んでくれているという報告でした。

そのカードはインスタでも評判が良く、HPにも応援コメントが書かれていました。

1人1人違うことが書かれた手書きのメッセージカード。

何を書いたらいいか決められず、和実は徹夜をしてしまい、イベントに遅刻をしてしまったのです。

「これはあなたにしかできない」、和実は課長にそう言われます。

和実にも和実にしかできないことがあったのです。

和実の気持ちを聞き、メッセージカードを書くといったファインプレーをした和実のことをこれから皆でサポートしていくことになりました。

イベントでトラブルが発生するものの、最後にはうまくいくことをアタルは知っていたのでしょう。

 

誰もいなくなったブースで、和実は残業をしていました。

清掃の人がゴミを回収しに来ると、和実はパワーストーンと香水を捨てました。

和実は、迷いながらも、自分のやりたいように決めていくことができるようになっていくのではないでしょうか。

 

しかし、変化を遂げた和実は、彼から別れると言われ膝の振るえが止りません。

仕事以外のことも電話していいかと和実はアタルに尋ねます。

「友達になるってこと?」と聞き返すアタル。

アタルにとって初めての友達です。

嬉しいこと間違いなしですが、占いのことを人に話したら和実は殺されてしまうのです。

ハケン占い師アタル 第2話の期待や予想

なかなか面白く、深く、感動するドラマです。

第1話では和実がメインで、第2話以降もアタルと和実によってストーリーが進んでいくのかと思いきや、次回は目黒さんにトラブルが発生するようです。

ということは、最終回がくるまでに皆がアタルの占いに気づくということでしょうか。

でも、アタルの占いは占いを通り越して、占いで片付けられるような能力ではありません。ないと第1話を観ただけで感じます。

占い師という言葉に違和感を感じますが、次週が待ち遠しくなるわくわくするドラマのひとつになりそうです。

ハケン占い師アタル 公式

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