ヒモメン 第3話
放送日:2018年8月
テレビ朝日土曜ドラマ
ヒモメン 第3話のあらすじ
春日ゆり子は、彼氏である碑文谷翔にこれまで毎日500円のお小遣いを渡していたが、金庫に入れて渡すことにした。
仕事を探すか家事をしたら暗証番号を教える約束をする。
暗証番号はゆり子の誕生日。
それに気づくことのできなかった翔に激怒するゆり子。
翌日からお小遣いをもらえなくなった翔は、金庫を開けるためヒント探しをしている時に見つけた3,000円分のお食事券を持って馴染みの居酒屋へ向かった。
そこで行われていた賞金1万円のカレー大食い。翔はそれにチャレンジすることにした。
しかし、翔はゆり子が勤める病院に運ばれてしまう。
病院に運ばれてきた翔がお食事券3枚のうち1枚を使ったことを聞き、さらに大激怒するゆり子。
ゆり子から衝撃的な事実を聞かされた翔は、慌てて残りの2枚のお食事券を探すも見つけることができなかった。
その一方で、国会議員である森山圭子が入院することとなる。
病室に偶然居合わせた翔は、“お食事券”が森山の秘書・長谷部恵に使われたことを知り、それを取り返すため奔放をする。
ヒモメン 第3話の感想
前回まで、“ヒモ”といってもまぁまぁまともなのではないかと思っていましたが、毎日お小遣い貰って当たり前の翔にクズさを感じました。
ゆり子の誕生日を覚えてないどころか、力技で金庫を開けようとする姿には、さらにクズさが増しました。
ゆり子の免許証を見てまでも500円に執着するとはクズさもここまでいくと別れたくなる気持ちもわかります。
カンニングしたとしても、それをしなかった振りをして開けられたことを伝えたらまだ可愛げもありましたが、ゆり子の喜ぶ顔よりお金を選んだことには苛立ちしか感じませんでした。
しかし、体を張ってでもゆり子にプレゼントをしようとした気持ちは“だめんず”が好きな女性はホロっといってしまうのかもしれません。
前回まで翔の頭の切れ味には関心を示していましたが、 “汚職事件”に気づかなかったことには驚きを隠せません。
お食事券と汚職事件。この同じ読み方を生かすトラブルを思いついた作者もまたすごいと感じました。
翔のクズさも目立ちますが、池目先生のクズさもなかなかのものだと感じています。
デキる作戦かと思いきや、私欲丸出し。しかし、それも翔のクズさに埋もれてしまうのだから、翔のレベルの高さを感じます。
看護師長の翻り方も段々と癖が強くなってきたと感じます。
“ヒモ”の現実を勉強しながらも、癖が強いキャラクターばかりで最終回まで苛立ちを爆発させず観ていられるのかと不安に思った回でした。
ヒモメン 第4話の期待や予想
ゆり子に別れを告げられ追い出された翔はどのように変化をしていくのか。
ゆり子は別れを告げ追い出した翔のことをどう思っているのか。
2人に復縁はあるのか。
距離が置かれたゆり子と翔のことを知り池目先生はどう出てくるのか。
全く三角関係になっていないけれど、次回は3人の関係がどのように描かれていくのか楽しみです。
そして、仕事をしたくない翔はそのためにどんな工夫を見せてくれるのか必見です。