ヒモメン 第4話
放送日:2018年8月
テレビ朝日土曜ドラマ
ヒモメン 第4話のあらすじ
ちゃんと就職しないと付き合えないと、彼女・春日ゆり子に別れを告げられた碑文谷翔。
家を追い出され行き場所を失った翔は、ゆり子が勤める病院の医師・池目亮介の家に転がり込んだ。
ゆり子と仲直りをしたい翔のために、池目は大手電機メーカーへの面接をセッティングをしてくれた。
受かるはずがないと思っていた池目だったが、とある行き違いから翔は採用され、AIロボットの開発に携わることになった。
就職したことを早速ゆり子に報告するも、池目から面接をすっぽかしたと聞き信じてもらえない。
ゆり子に信じてもらうため、AIロボット開発の発表会にゆり子を招待する。
一方、翔が所属したAIロボット開発室ではイベントを開くと決めたものの開発が進まず、すべてが翔に託されることとなる。
会社の危機。ゆり子との危機。翔はそれをどうやって乗り越えるのか。
ヒモメン 第4話の感想
翔は病院で池目先生が出てくるのを待っていたのだろうか。
あまりにも自然と、むしろ気持ち悪いほどに、まるで背後霊のように池目先生の家に入ってきたので、驚きのあまり目が丸くなってしまいました。
気配を漂わせずその空間に馴染む技はなかなかのものです。
初めに見た翔のスーツ姿は、髪型とあまりにもアンマッチだったけれど、きっちり決めるとヒモ男であることを感じさせないのはやはり窪田正孝さんだからなのでしょうか。
それにしても、沢山ある鞄の中から何故キャリーバッグを選んだのか。誰のツッコミも入らなかったことから、その真意がわからず、ドラマ終了後も気になって仕方ありません。
サングラスがいかにもデキる風にしか見えず、その風貌はマフィアのようで、東南アジアを思わせる姿は上海の人と間違われても仕方なかったのだろうと思いました。
雰囲気だけで人種さえも思い込む脳の勘違いはとても不思議なものです。
今回思わず注目してしまったのは池目先生の部屋と料理の腕前でした。
さすがお医者様です。
お洒落な部屋。なおかつ料理もうまい。
しかし、オリジナルTシャツなどでその感動も全てオジャン。
これは相手がゆり子でなくてもきっとモテないに違いないだろう想像をしてしまいました。
今回の翔の聞き間違い・勘違いは、前回に勝るほど神がかっていました。翔をシャオチャンだと疑いもせず思い込んでいた開発室のみんなにもビックリです。
できる男=ちょっと変わってる。これもまた脳の不思議な勘違いです。
的を得ないけれど、翔のアドバイスは事を上手く運ぶので疑う余地さえ見失ってしまうのも仕方ありません。
翔の言葉は人間の真髄を突いてきます。
特に、手柴さんに語る自分の”好き”を大切にする言葉。それはとても大切なことだと思いました。
翔の名言集を作って欲しいと思うほどです。
前回はあまりのクズさに腹が立ち、このドラマを見続ける自信がありませんでした。
今回は、とても大切なことを翔が語ってくれて、私の中でも翔は少しイメージアップです。
翔のクズさに懲りずに、次回も観たいと思えるようになりました。
ヒモメン 第5話の期待や予想
ゆり子との別れの危機を乗り越え、次回以降はこれまでより穏やかなストーリーになるのではないかと予測をしています。
しかし、きっとそれは翔のクズさにより裏切られることでしょう。
次回、翔が選ぶ”楽”はどれほど目を奪うものなのか。
翔はどんな名言を吐き、登場人物や視聴者をもっともっぽく納得させ、生きやすい世界へと導いてくれるのか。
翔の行動や言葉は次回も心を乱してくれること間違いなしです。