石子と羽男~そんなコトで訴えます?~6話あらすじネタバレ
大庭は仕事帰りにカップルを見て嫉妬。
その頃、硝子は大庭から告白されたことでモヤモヤを抱えていました。
大庭は今の職場に内定は決まったものの、勤務日がまだなので、硝子の法律事務所で事務処理をしていました。
依頼人はTwitterのDダイレクトメッセージから依頼を、羽根岡に送ってきました。
幽霊物件と知らず、家族で分譲賃貸マンションに越してきた高梨拓真(ウエンツ瑛士)。
幼い1歳半な双子の息子の育児に疲れ果て、ノイローゼになっていた妻の文香(西原亜希)。
しかし、匿名の手紙で「孤独死があった部屋」と知らせたことで幻覚や、幻聴を訴えるように。
困り果てた拓真は、昼間は妻が眠ってしまうことがあるくらい、あまり良くない現状を硝子と羽根岡に伝えました。
潮法律事務所を訪ね、不動産会社に引っ越し費用の請求と違約金発生の契約を無効にしてほしいと申し出ます。
石田硝子(有村架純)と羽根岡佳男(中村倫也)は早速、不動産会社へ。
すると、社長の六車(むぐるま)瑞穂(佐藤仁美)にも言い分があり、一筋縄ではいかない状況に発展してしまいました。
死後数日経過後、異臭が出て、六車がちゃんと拓真たち高梨夫婦に、遺品清掃業者が立ち入るほどの状況だとあらかじめ伝えるべきだったと強気に出る2人。
しかし、六車は、それじゃあ幽霊物件とでも書いておけばよかったのか?と反論。
そこで、高梨夫妻に手紙を送った人物を探し出して、慰謝料を請求することに。
それでも、近隣住民は誰も心当たりがありません。
その夜、大庭の送別会を硝子と父の碓井の法律事務所で開始。
一方、硝子に「好きです、俺と付き合ってください」と告白をした大庭(赤楚衛二)は約束通り、羽男にもそのことを2人だけの鼻をこするジェスチャーで暗黙の了解を送り合いました。
翌日。
小さな会社を友人と経営している拓真(ウエンツ瑛士)が多忙な状況を知る、硝子と羽根岡。
妻は認可保育園に双子の男児を入れようとしていますが、なかなか保育園が見つからず、四苦八苦。
そこで、補助金と助成制度が得られるサービスを硝子が導入。
しかし、文香は過労がたたり、鍋に火をかけたまま倒れてしまったとのこと。
入院する妻、拓真は一人で育児をすることにし、シッターを探すことや、幽霊マンションの件を近隣住民に嫌がられているから、これ以上、自分たちに関与しなくていいと硝子と羽根岡に告げました。
その日の夕方。
手紙が投函される一週間前の動向を調べ直すことにした硝子と羽根岡。
マンションの防犯かっらをチェックする硝子。
ふと、硝子と羽根岡が拓真を訪ねた日、2人に言いそびれていたことがあった、他の住人、谷から新たな証言が聞けました。
ベビーシッターに我が子を預けて出勤する、高梨拓真。
その頃、硝子たちは拓真と同じマンションに住む育児中の別の女性、熊切が市役所から出てくるところで、声を掛けて引き留めます。
手紙を高梨夫婦に送ったのは、彼女だと指摘する羽根岡。
動機は、保活のためですか?とやんわり聞く硝子。
夫の多忙、子供を保育園に入れられない状況の、熊切。
子供一人よりも双子の高梨家のほうがポイントが高い、自分よりもベビーシッターを利用していた高梨家に経済的な面で嫉妬していたのです。
熊切は頭を下げて謝罪。
拓真は慰謝料を払うという熊切に対し、そんなことはしなくていい、妻が入院する前、息子が大泣きしていた時に、熊切さんが助けてくれたことを伝えました。
そして、熊切に腹は立つけど、許すことを伝えたのでした。
ふと、506号室に残っていたデータ記録を近隣住民の金子が持ってきました。
金子は昼間、パチンコに入り浸っている人物が思い浮かぶ、羽根岡と硝子。
それは青いトラックの藤崎工作所の男、村井邦久。
村井の元上司を訪ね。お金がない時だけ村井は働いていたけど、彼自身は真面目だから問題はないと思って雇っていたとのこと。
その夜。
拓真は妻の見舞いに。
意識もあり、会話はできるものの、まだ退院が許されない状態。
高梨は妻の見舞いに訪れた際、柔軟剤や芳香剤の匂いにおう吐感が起きることを知りました。
そして、硝子と羽根岡は、ルームロンダリングを六車が行っていたと判明。
六車は高梨家が住む前に、一時的に、村井に家を貸していました。
506号室はホルムアルデヒドの匂いが厚生労働省の行政基準を上回り、高梨夫妻が引っ越す前に、シックハウス症候群、化学化合物質でアレルギー反応を起こしていることが判明。
文香がシックハウス症候群で、不眠症となり、ボヤ騒ぎが起きたことも指摘。
そこで、六車には、文香の治療費や、506号室の設備環境の改善の費用を六車に請求。
応じなければ、六車の経営や立場に影響を及ぼすと言葉を続ける、羽根岡と硝子。
後日。
無事、保育園が決まり、退院して子供達や夫と温かい日常を送れるようになった、文香。
夫の拓真も今の会社は小さいけれど、無理のない程度に頑張ることを伝えました。
羽根岡は拓真に自分を顧問弁護士として雇わないかと提案するものの、やんわりと断られてしまいました。
また、帰り道、羽根岡は硝子に大庭とのプライベートなことを決着をつけることをアシスト。
夜、大庭に告白の返事をする硝子。
「嬉しかったです、大場さんの真っ直ぐなところ良いなと思っています。大庭の細やかな気遣いや誠実さが素敵だと思います。この状態のままお付き合いしていいかわからないけど、2人で時間をかけて、お互いを知っていけたらと思います。ぜひ、告白をお受けさせていただきたく存じます。」
大庭と硝子は交際をすることに。
羽根岡は、同時刻に、硝子と大庭が交際することになったことや、高梨夫妻の幸せに安堵し、硝子のSNSの投稿に「いいね」を送信。
ふと、外国人男性が経営するキッチンカーの看板と羽根岡が乗った自転車が少しぶつかります。
看板を倒してしまったことを男性に謝りますが、男性は英語ではない他国籍の言葉で喋り、羽根岡は分かりません。
実は彼こそ、次の依頼人だったのです。
石子と羽男~そんなコトで訴えます?!~6話感想・みどころ
育児中で、妻に少し甘えすぎていたことを自覚する夫、拓真。
そんな夫のことを理解し、1歳半の反抗期の双子を必死に育てながら、認可保育園を探す、文香。
お互いに助け合う夫婦に、嫉妬心で嫌がらせの手紙を送ってしまった、熊切。
ですが、熊切自身はかつて、文香が一人で育児をしていた際に、声を掛けて手を差し伸べた人物。
心から自分のしたことにちゃんと向き合い、拓真も彼女の人柄を知り、許す寛大さが素敵でした。
私だったら慰謝料とまではいかないけど、拓真みたいに冷静になれないかも。
そして、幽霊物件騒動の根本的な原因は、文香がシックハウス症候群や芳香剤、柔軟剤の匂いで、吐き気や不眠などを引き起こし、日常に支障が出てしまったこと。
一時的に、村井を住まわせていたとはいえ、六車は不動産としてきちんと管理をしてほしかったですね。
文香のように重度の症状をもっているならなおさらのことですよ。
私もアレルギーがあるので、文香のつらさは少しわかります。
心優しい夫婦に起きた災難を見事に、華麗に解決した硝子と羽根岡。
事件解決後は、恋の進展が夏の夜長に美しかったです。
大庭の告白をすごく丁寧に、「お引き受け」した硝子。
彼女の告白の返事が、いかにも石子らしい堅実な面が出ていたと思います。
ちょっと社内の会話のように丁寧すぎるところが、硝子だなぁ。
大庭は確かに、硝子が前回、卵巣嚢腫ができた時も背負って病院へ連れて行ったり、帰り際もホッカイロを2パターン、硝子に用意するなど、細やかな気配りと人への誠実性が伝わりましたね。
大庭の告白をOKし、2人は恋人としてゆっくり時間をかけてお互いに歩み寄っていくのでしょう。
そして、見守る側になった、羽根岡のポジションも良きです。
さて、英語圏以外の言葉を話す飲食業経営の男の店の看板をうっかり倒してしまった、羽根岡。
次回から羽根岡がピンチと思いきやどうやら違うみたいです。
男は羽根岡にどうしてほしいのか?次回の「いしはね」もご期待くださいね。