石子と羽男

石子と羽男~そんなコトで訴えます?!~4話 ひき逃げ事故とキックボードの過ち

石子と羽男~そんなコトで訴えます?~4話あらすじネタバレ

硝子と羽根岡の元に、堂前絵実(趣里)から真夜中に、弁護の依頼が入りました。

妹の一奈(生見愛瑠)が運転する電動キックボードにぶつかって転んだ新庄隆信(シソンヌじろう)が帰宅後に容体が急変。

一奈が警察に相談に行くと、警察から新庄が意識不明になったことをきっかけに、逮捕。

よって、警察がひき逃げ事件と捜査して、一奈を逮捕してしまいました。

一奈はすぐ新庄に駆け寄ったとのことで、示談の可能性を探る硝子と羽根岡。

実は一奈と絵実のケースを以前、石田硝子の父、潮(さだまさし)は担当していました。

一奈たち姉妹は、両親を交通事故で亡くし、絵実はその事故で失明。

翌日。

新庄の意識が回復したものの、まだ油断ができない状態です。

新庄の妻には幼い娘がおり、一奈が新庄に謝らず、ひき逃げを強く訴えてきました。

そこで、羽根岡はなんと、妻側をフォローする検事の姉、優乃(MEGUMI)と対立することに。

優乃は羽根岡にもっと弁護士としての覚悟が足りないと指摘。

裁判では、一奈は真面目に話し、キックボードを使っても事故を起こさないように気を付けていたと主張。

しかし、優乃は、当時交際していた男性と事故を起こし、逃げたことがあった非行歴を指摘。

逮捕された際、一奈は当初は否定し、防犯カメラの映像を見て、罪を認めた過去がありました。

新庄は示談に応じるけれど、一奈側が嘘をついている場合、一千万円を支払うことに。

姉の絵実は実家を売却して、示談に応じようとしていました。

このことを知った一奈は、新庄側が嘘をついているし、自分は確実に倒れた彼に声を掛けたと訴えます。

さらに、羽根岡に、新庄を心配して声を掛けた時、甘酸っぱい匂いがしたと証言。

翌日。

新庄を訪ねる硝子と羽根岡。

新庄は歩行でき、普通に会話できるほど回復。

さらに、裁判で戦おうとする新庄。

新庄の妻、和可菜の父は検事で、優乃に自分たちのことを頼んだのも、和可菜の父の圧力が関係しているのではと疑う2人。

硝子と羽根岡が絵実を訪ねると彼女は腕に怪我をしていました。

新庄を訪ね、妹が嘘をついてないことを伝えたものの、うまくいかなかったとのこと。

こちらの立場が悪くなるから、そういう時は自分たちに連絡してほしいとアシストする羽根岡と硝子。

後日。

大庭(赤楚衛二)が就職活動の面接へ。

出かける寸前、大庭はかつてリクルートスーツを着た女性と遭遇し、困った彼女になにもできなかったと後悔しているとのこと。

だからこそ、硝子と羽根岡のピンチに気づきたいという大庭。

また、夜には羽根岡と硝子は、新庄が酔っぱらっていて、娘の誕生日を控えた彼とぶつかった男から証言を聞きました。

男が言うにはなんと、新庄から甘酸っぱい匂いがしていたというのです。

しかも、新庄は夜のお店に事故当日、通っていたとのこと。

新庄からの紹介でと口実を作った羽根岡と硝子は、新庄が水煙草を使う、怪しいカジノバーへ。

水煙草の匂いがリンゴのような甘酸っぱい匂いだと特定した2人。

途中で、カジノバーの店員にすごまれて絡まれますが、大庭が警察を名乗って、救出。

間もなく、本物の警察が到着し、違法カジノバーに新庄が通っていたことが発覚。

なんとかカジノバーの店員や店長らは逮捕され、羽根岡と硝子は事なきを得ました。

羽根岡は今回の件で、姉の優乃が言うように覚悟が足りなかった、フォトグラフィックメモリーの能力を活かして弁護士試験に受かった自分は、もっとしっかり依頼人と向き合うべきだと反省。

そんな彼を叱咤激励する硝子。

そして、裁判。

羽根岡は、新庄が違法カジノバーを利用していたことを指摘するものの、否認。

ビラを2週間、配る、絵実と新庄。

ビラ配りをしていた絵実の勇姿は、SNSで拡散。

そのSNSを見た者が。

事故現場から、少し離れた距離にいる配送業者の運転手がなんと、新庄と一奈の事故現場を記録したデータを持っていました。

このデータを持って、硝子は法廷へ。

そんな不確かな証拠だと口出しする姉の優乃に対し、なんと、被害者の新庄が嘘をついていたことが判明。

一奈は確かに新庄に声を掛け、救急車さえ呼ぼうとしていたのです。

「人を殺しかねないことに、無自覚だった」と反省。

電動キックボードは無免許で、ヘルメットなしで乗ることができる昨今。

事故による過失で、大切な人の命を奪いかねないことを痛感した、一奈。

彼女は、懲役2年、執行猶予3年で、保釈。

そして、新庄は被害申告に偽りがある罪で、逮捕となりました。

絵実は、新庄の子供が自分たちと同じ目に遭わなくて良かったと安堵します。

事件解決後、潮法律事務所を訪ねてきた、優乃(MEGUMI)。

手土産のバームクーヘンを持って訪れた彼女が、本当は違法カジノバーの事実を知っており、摘発をしたかったがゆえに、弟の羽根岡をあえて敵対視したことを指摘する、硝子。

事実を認め、優乃は弟をこれからも頼むと笑顔で去っていきました。

その頃、潮と共にフィットネスクラブでトレーニングをしていた羽根岡。

そこへ次の案件が舞い込みました。

依頼人は羽根岡と潮の知人で、蕎麦屋の塩崎(おいでやす小田)でした。

石子と羽男~そんなコトで訴えます?!~4話感想・みどころ

交通事故で両親を亡くし、ずっと親のように支えてきた姉の絵実と2人で生きてきた、一奈。

事故の後遺症で失明したものの、日常のことはでき、一奈と充実した日々を過ごしてきたことが、2人の会話や、写真立ての様子で、うかがえますね。

過去に非行歴があるものの、根は善良な一奈。

電動キックボードに乗った際に、新庄とぶつかり、救助しようとしていた彼女とは裏腹に、一奈が自分を無視したと虚言を吐く新庄。

妻子ある家庭人でありながら、自分の子供でもおかしくない一奈を一方的に質の悪い犯罪者に仕立て上げる行動や、違法カジノバーを利用して、水煙草を吸っている行動は許せませんね。

人間性に少し問題がある側が被害者で、過去の非行により、不良娘のレッテルを貼られた加害者との法廷での戦いにハラハラしっぱなしでした。

さらに、羽根岡と優乃が姉弟であり、弁護士と検事の立場で法廷にて、バトルすることになるシーンも見応えがありましたね。

優乃の、家族だからこそ、弁護士の弟にはプロとして妥協しない厳しさのなかに秘められた愛も感じました。

フォトグラフィックメモリーの能力を活かして、記憶力だけを頼りに、弁護士になった羽根岡ですが、依頼人に寄り添い、案件によっては伴う危険も覚悟だった今回の案件。

新庄が利用していた違法カジノバーには、もう怪しい匂いがプンプンで、硝子と羽根岡がピンチでしたが、大庭の機転を利かせた神対応が素晴らしかったです。

電動キックボードで遊ぶことで、子供ですらも犯罪者なってもおかしくないご時世。

電動キックボードにヘルメットなしで、自由に移動を許されたことが、誰かの人生に影響を及ぼすことを今一度、考えたい4話でした。

 

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