鍵のかかった部屋(特別編)

鍵のかかった部屋特別編SUITSコラボ後編

鍵のかかった部屋特別編SUITSコラボ後編あらすじ

前回放送されたSUITSコラボ「特別編」の後半になります。

「上杉・幸村法律事務所」に所属する、蟹江(小手伸也)は、芹沢法律事務所の秘書、桐生(松井珠理奈)から、今回の「美術館」と藤林事件の報告を受けています。

美術館館長の平松(佐野史郎)がドアノブで首を吊った状態で発見されました。

その平松に関して、この事件の最初の被害者、藤林を殺したことをパソコン上で自白した文書データが見つかりました。

榎本は平松を殺した犯人を芸術家の稲葉(藤木直人)だとにらみます。

稲葉は元々、平松とは仕事上で対立関係にあることや、彼が作った「鏡の国のアリス」をモチーフにした迷路式遊園地の仕掛けの構造から考えたのです。

芹沢はもう平松(佐野史郎)が藤林を殺したなら、自分が藤林が死んだときに見たのは、平松だと思うと、青砥(戸田恵梨香)に言います。

だからこそ、自分はもう変装しなくて良いし事件は解決したと言って、芹沢は無防備で出かけていくのでした。

その頃、青砥は、榎本(大野智)の元を訪ねます。

彼が作った藤林事件と稲葉が作った「鏡の国のアリス」のジオラマを見ながら、芸術家の稲葉(藤木直人)が疑わしいという説明を受けます。

その後、青砥は関係者から、平松が稲葉を育てた張本人で、稲葉の才能にほれ込んでいたことを知ります。

さらに、稲葉がスランプ状態で1か月前まで企画展の開催が危機だったとのこと。

稲葉と平松は強い絆で結ばれていて、専属契約してから20年も経過しているというのです。

後日、青砥は、美術館スタッフの繁子(宍戸美和公)から稲葉に関する重要書類を渡されました。

その後、稲葉のことをよく知る、若い芸術家、山本から、稲葉はスランプと言われていたけれど、全然、創作意欲が熱心で何もトラブルがなかったと聞かされました。

それに、スランプ状態ではなかったどころか、表に出せない作品の製作に熱心であったことがわかりました。

早速、芹沢に報告する青砥。

青砥は、書類の中から、稲葉の作品に暴力団が絡んでいる可能性があると電話で報告を受けた芹沢。

芹沢は他の仕事で多忙で、平松事件に関わっている余裕がないと答えました。

しかし、芹沢は電話の途中で、黒ずくめの男性に背後から刺されてしまいます。

芹沢は逆恨みされているようで、今回の事件とはまったく無関係だったとのこと。

散々忠告したのに無視するからといった男は、かつての芹沢が関与した事件で、彼を逆恨みをした男、住成商事専務、佐々木(伊藤正之)でした。

幸い彼は軽傷ですみ、榎本は「藤林事件」、「平松殺害事件」、「芹沢襲撃」の3つの謎を解くことになりました。

芹沢は刺される直前、液晶テレビを見ていましたが、音がなぜか出なかったと言います。

そこで、榎本はサングラスをして、芹沢が刺された現場へ青砥と向かい、サングラスをかけ、偏光レンズが今回の犯行に活かされていたことに気付きました。

その後、病院に芹沢を残して、青砥と榎本は、稲葉を訪ね、平松殺しの犯人はやはり、稲葉だとはっきり伝えました。

藤林は暴力団のマネーロンダリングを利用していて、稲葉の作品を隠れ蓑にしていたのです。

それが、犯行動機だと説明する榎本と青砥。

大展示室の迷路を通り、稲葉が平松を殺したのだという榎本。

稲葉が美術館に作った展示内にある、ハンプティダンプティの仕掛けで、ホロウマスク錯視を利用したという榎本。

ハンプティダンプティの扉が出っ張っている風に見えるように工夫したとのこと。

稲葉はハンプティダンプティの顔を裏返すと、監視カメラを逃れるため、床をはいつくばって進み、入り口を突破。

午後7時34分に美術館のブレーカーが落ちていた、それも、稲葉が敢えてショートさせ、監視カメラの機能を停止させたと言葉を続けます。

監視カメラに偏光レンズを取り付けたとも。

偏光レンズだけでなく、壁に大きなフィルターを貼って、自分の姿がカメラに映らないように工夫。

出口を抜けて館長室に到着した後、平松を訪ね、ジエチルエーテルをハンカチに含ませて気絶させ、殺害。

その後、美術品を元通りにし、偏光レンズを90度にしてから何事もなかったかのようにふるまったとのこと。

平松は、殺される前に、訪ねてきた藤林(黒部進)に脱税やマネーロンダリングの事実を指摘されていて、藤林と平松の会話を盗聴器を仕掛けて、平松の裏切りを知ってしまっていたとは。

さらに、平松が藤林を殺したこともすぐに察知が付き、藤林邸に平松が行って、犯行に応じようとしている現場を目撃していたのです。

稲葉は平松に対し、契約解除と平松の悪行を指摘。

平松は悪びれもせず、示談金について話しだそうとしますが、稲葉は、平松に自分の作品はもう二度と使わせないし、絶縁すると言って立ち去ろうとします。

ところが、平松は稲葉のこれまでの作品をオークションで売り、利益を得ていたのです。

稲葉と平松には最初から信頼関係などありませんでした。

その様子を黙って静観する榎本と青砥は、真相に隠されたひどい背景に複雑な心境を抱えるのでした。

事件解決後、芹沢は、郁子(黒木瞳)が叔母の美術品で美術館をやり直すことを決意した話を聞き、彼もまたなんともいえない気持ちを感じます。

次回も、「鍵のかかった部屋特別編」をご期待ください!

鍵のかかった部屋特別編SUITSコラボ後編感想・みどころ

榎本は「鏡の国のアリス」の世界をモチーフにして平松を稲葉が殺したことを指摘。

やはり、稲葉は天才的な策士でしたね。

稲葉と平松は信頼し合っているはずだったのに、なんと、平松が稲葉を裏切り、暴力団と手を組んでいたとは・・・。

平松は絶対に何か不審な動きがあると思っていましたが、ひどい。

偏光レンズなどと利用した巧妙かつ、誰も気づかないトリックを大好きな美術に悪用。

本来ならこうなるはずじゃなかったのに・・・稲葉の立場を想うとつらい。

平松、最低です・・・人の気持ちを弄び、一生懸命、作品作りに精を出してきた稲葉の純粋な心を裏切ったのですから。

哀しい事実が隠された、平松事件、藤林事件・・・事件が解決しても、稲葉のことを想うと不憫でなりません。

次回は哀川翔さんや、鈴木亮平さんも出演!来週はもっと面白い「密室」が破れそうです。

 

 

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