彼女は綺麗だった

彼女はキレイだった最終回 愛と宗介のそれぞれの決意!感動のグランドフィナーレ

彼女はキレイだった最終回あらすじネタバレ

経歴非公表の謎多き“バズる”小説家、桃瀬凛の正体は、なんと、モスト編集部の一員、樋口(赤楚衛二)でした。

宗介(中島健人)は、起死回生のチャンスの為、「桃瀬凛」としてもう一つの顔を持つ、樋口に戸惑い、裏切り者なのではと疑います。

樋口は、「どうせ自分の正体はそのうちバレる、モストを救う為に協力する」と言い、自らの生い立ちや小説への想いをモストに掲載すれば間違いなく、話題を呼ぶと伝え、原稿を渡しました。

その頃、文太(本多力)が副社長に就任し、腰掛編集長の蘭子(Lilico)の甥っ子だと判明して、愛(小芝風花)らモスト編集部は温かく彼を歓迎。

しかし、その挑戦は桃瀬凛のこれまで築き上げてきたものを崩すことに繋がるので、宗介は当初は掲載を見送ることに決めます。

表紙と差し替えデータを樋口が持っていき、ザ・モストの最新号に樋口のことが書かれた記事が掲載されました。

養護施設育ちの樋口は、作家としてデビューするものの、「養護施設育ち」を追求する人がいて、本当の自分を曝け出し、次のステージに今は向かいたいと想いを綴っていました。

「人生を楽しむ」そのメッセージを今後も多くの人に伝えたいとの事。

記事は圧倒的に話題性を呼び、ザ・モストは廃刊を逃れ、存続が決定。

樋口はみんなに自分の正体を明かした後、メールにメッセージを遺して去っていきました。

彼のことをあらかじめ知っていて受け入れ、「モスト編集部」の樋口として表向きは接してきた編集長、蘭子や、モストの一同は、危機を救ってくれた樋口を温かく送り出す気持ちでいました。

愛は、期間が終了して、総務部に戻ることになり、「モストのみんなに一緒に仕事ができて良かった」「佐藤さんがいないと寂しい」などと言われ、気持ちを新たに、モストを卒業。

モストでキャリアの長い岡島唯子(片瀬那奈)も、「娘を送り出す気持ち・・・昔は右も左もわからなかった佐藤さんが日々、努力をして成長して今日を迎えられるなんて」と、愛と一緒に働いたことを嬉しく思うのでした。

その夜、宗介が家に来て、愛の恋人として認め、宴に。

愛の父(菅原大吉)と、母、(松田陽子)は、愛がじきに宗介と結婚することを見込んで、結婚資金の預貯金をあげました。

愛は両親に貯めたお給料を渡し、実家の印刷会社の危機を救います。

お互いに気を遣いながらも、愛と家族の絆は深まっていくのでした。

東京に戻った愛。

ルームメイトの梨沙(佐久間由衣)が、大学院を受け、いつか自分の店を持つ為に一歩を踏み出しました。

愛は親友の新たな挑戦を応援します。

梨沙は夜に宗介に会い、今までのお礼と愛と宗介の幸せを願っていること、今まで「佐藤愛」のふりをして振り回してしまったことを改めて詫びました。

宗介も梨沙に理解を示し、彼女を愛と自分の良き理解者として認めます。

一方、愛(小芝風花)の元には絵本作家の夏川ちかげ(日高のり子)から「絵本の仕事を再開する」と嬉しい報告が届きました。

さらに、夏川のアトリエに訪問に行くと、「ここで一緒に働かない?」とオファーを受けます。

宗介もニューヨークに呼び出され、愛のようにオファーを受け、葛藤。

愛と結婚を考えていて、ニューヨークに行くことを迷っている宗介は、そのことを蘭子に相談。

今回は、楠瀬凛の功績であり、自分の手柄ではないとこぼしました。

蘭子は宗介の性格や人間性が成長したことを喜びます。

「あなたも、見違えるようになったわね。女性は男が思うよりずっとしなやかな生き物よ。ベストな答えが出せるようにあなたの幸せを祈っているわ」

愛は後日、その日の総務部での仕事がとても早く終わり、家に帰る途中、樋口を見かけました。

「樋口さん、あんな簡単なメールでみんなの前からいきなり消えちゃうなんて」

激しい怒りをぶつける愛をハグし、自分も愛やモストのみんなと仕事ができて嬉しかったと返答。

友達としても一人の人間としても「佐藤愛」が好き、「人生を楽しめ」、納豆をかき混ぜる時は自分を思い出してほしいと、3つの気持ちを伝えた樋口は、愛と気持ちの良い別れをして去っていきました。

新福編集長の文太から、宗介がニューヨークで仕事のオファーを受けて旅立つことを聞かされた愛。

知らなかったので、ショックを受け、宗介の気持ちを聞くことに。

夜、宗介にこのことを追求し、黙っていたことを怒っている気持ちを冷静に伝えた愛。

宗介は愛にニューヨークに同行してほしいと思ったけれど、自分の都合で愛を連れまわすのも気が引けると伝えました。

モストの廃刊の時も、1人で勝手に抱え込んだままだったと、宗介を挑発する愛。

愛も夏川ちかげからオファーを受けているタイミングだし、愛こそ決心がついたのか?と追求する宗介。

自分が一人で決意を出せないのが悪いのかと反論してしまった愛。

そこで、宗介と愛は気持ちがすれ違い、衝突。

愛は怒って宗介の家を後にします。

翌日。

決意が出て、宗介と共にニューヨークに行く意思を夏川に伝えた愛。

愛は夏川の作品である動物が自分のそれぞれのゴールにたどり着いた絵本を見て、それまでは自分の居場所はどこだろうと迷っていた時、その作品に励まされたと伝えました。

「このうさぎさんも最後、自分のやりたいことを見つけてゴールするの。他の動物も好きなことをやっている。自分の好きなことを楽しい、やりたいと思いながら続けることがその人のゴールでその人の居場所」と励まし、思わず、涙する愛。

今度は、梨沙の夢を応援しながら、宗介の元へ。

結婚指輪をいきなり渡して、お互いの指にはめ合うと、夏川ちかげの元で働くことに決心がついた、でも、ニューヨークには一緒に行けないと正直な思いを打ち明けました。

結婚相手は宗介しかいない、自分はどこまで綺麗になりたいか分からないけど、もっと綺麗になりたいと思っていること、ニューヨークは一緒に行けない、初めて自分のやりたいことに出会えたと伝えました。

宗介も、愛のステップを応援し、結婚まで待っていることを、愛がどんどん綺麗になっていると返答。

宗介は愛がモスト時代に持っていた玉ねぎに自分で用意した結婚指輪をはめ、帰ろうとする愛を引き止め、キスをかわすのでした。

2年後・・・

海外でルームメイトと暮らしながら小説を書く樋口。

楠瀬凛としての新作ができました。

愛は夏川ちかげの仕事を頑張りながら、大学院で学生生活を送る梨沙を応援。

また、絵里花(宇垣美里)が里中(高橋優斗)と結婚し、可愛い双子を出産したことを伝えました。

宗介はロンドン出張中。

梨沙には、柊治(浜中文一)という恋人できました。

梨沙の新しい幸せを祝福し、大学院を去ると、愛は宗介と再会。

「晴れの日でも雨の日でも愛と一緒にいれば楽しい」と笑顔をこぼす宗介。

幼き日の母を雨の日に事故で失ったトラウマを、愛がいることで乗り越えることができたのです。

異動願いを出し、宗介は「モストの編集長」になりました。

そしてまた5年後・・・月日は流れます。

宗介と愛には、澪という一人娘が生まれました。

澪は5歳前後になっていて、愛に似て可愛い顔に、天然パーマが強いクセっ毛です。

愛は絵本作家として成功し、夏川の元で仕事にバリバリ励んでいるので、宗介と我が子の元には帰れません。

母が書いた本を大切に抱え、横断歩道を渡る時も、幼き日の愛と同じように「よし、出発」と言って信号を渡る愛娘を見守る宗介なのでした。

2人が横断歩道を渡る時、空には虹が架かっていました。

彼女はキレイだった最終回感想・みどころ

愛と宗介は、どちらも高い能力が認められ、それぞれの場所でオファーを受ける、人生が切り開いた展開でした。

あんなに放っておけない努力家の新人、愛が、幼馴染で初恋の相手の宗介と衝突を繰り返しながらも、自分の正体を打ち明けることに葛藤し、悩み、傷つきながらも、優しい愛で、周りにいる人たちの笑顔を取り戻していく様子が最後まで素敵でした。

樋口がこの最終回という時に今まで、モストや愛の味方だったのに違う顔を見せるのかと思いきや、彼の優しさと広い心は視聴者を裏切りませんでしたね。

児童養護施設出身で、作家としてスタートを踏み切るものの、生い立ちを詮索しようとする人たちの妨害を振り切り、経歴を隠して有名な人気小説家、桃瀬凛としての樋口も誇らしい。

愛たちに最後まで協力し、愛に好意を抱きながら、友人としても一人の人間としても「佐藤愛」が好きという樋口の別れの言葉選びは、彼自身の素直な気持ちを表していて、私も樋口のような心の温かい異性の友人が欲しいなとさえ思ってしまいました。

「自分のことを納豆を見て思い出してね」は、愛が樋口に納豆の混ぜ方を教わってから食べるあの微笑ましいシーンが蘇り、胸が熱くなりました。

「人生を楽しめ」この言葉、シンプルだけど言葉の重みが深かったですね。・

今の時代に限らず、自分の人生は自分のもの、だからこそ、楽しむことや、夏川ちかげ(日高のり子)が絵本のメッセージで愛に伝えていたように、「自分の好きなことややりたいと思うことを続けることがその人のゴールで居場所」なのかもしれませんね。

ちかげの言葉と樋口の言葉は、このコロナ禍で心が塞ぎがちな人、コロナ以前に人生を楽しむことが様々な生い立ちで難しいと感じてきた人の背中をそっと押すメッセージのように感じました。

私も2人の言葉に励まされたような感覚になり、ホッと心が温かい気持ちになれましたよ。

梨沙も恋人ができ、大学院で勉強を続けながら、レストラン経営に向けて新たな一歩を踏み出しており、今までの梨沙とは見違えるように「綺麗」になっていて応援したくなりました。

ラストで、2年後からさらに5年後と月日が流れ、愛が絵本作家として活躍し、宗介が可愛い我が子、雫の手を引いて横断歩道を歩く優しい光景にキュン!

空には虹・・・絵本作家になった母、愛の本を大事に抱える雫、どこか寂し気に微笑み、虹が架かる空を見上げた宗介にネット上では、愛がまさか何かしらあって、亡くなったのでは?!というプチパニックが起こりました。

「絵本」「虹」、「父と子」で、母親が登場しないシーンだったので、一瞬、某別ドラマと似たような展開になってしまうのでは?とヒヤヒヤしましたね。

肝心なハッピーエンドのはずなのに、愛が登場していなくて、宗介が「ママの絵本落としちゃうよ?」と言って我が子に微笑みかけたり、虹を見上げたり、横断歩道を雫と渡る時、雫が「よし、出発!」と愛のように言って歩くシーンに、このラストは予想外の悲しく切ない結末なのではないかと誤解。

しかも、ドラマのタイトルが「彼女はキレイ”だった”」だけに、一瞬、不穏な匂わせを感じさせた描写でしたね。

けど、視聴者の皆さん安心してください!愛は夏川ちかげの元で絵本作家としてますます飛躍し、子供と夫と離れて暮らしながら、離れていても繋がっています。

愛と宗介の壮大なる大きな海よりも広く、時にモスト廃刊危機やお互いのすれ違いなど荒波を乗り越えてきたからこそ、空に虹が架かる温かい最終回でした。

もっと愛と宗介の「家族」としての続編、見たかったなぁ。

 

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