警視庁アウトサイダー2話あらすじネタバレ
蓮見光輔の名を語る、蓮見(濱田岳)に疑惑を向ける、架川(西島秀俊)。
ダブルスーツにサングラスという堅気の見かけではない、架川は、水木直央(上白石萌歌)からも、「裏社会の人」と呼ばれてしまいます。
警視庁副総監、有働弘樹(片岡愛之助)の長女ということもあり、彼女に若干、気を遣いながら接します。
平凡重視で出世欲のない彼女に手を焼く、架川と光輔(濱田岳)。
刑事課に異動になった、架川英児(西島秀俊)は、河川敷で発見された女性の遺体現場へ。
いかにも、「パリピ」なメイクと見かけの女性は、松原みちる(立石晴香)。
その夜、蓮見光輔の正体はやはり「クロ」だと直感した、架川。
架川は暴力団対策課の藤原要(柳葉敏郎)に相談。
引き続き、架川は蓮見が「蓮見光輔」の名前をヤクザの組を利用して仕入れたのではないかと独自で藤原に協力を頼みました。
翌日。
大手玩具メーカーの企業家の祖父を持つ、新見隆(森田甘路)のパーティーに、みちるが参加していた事、週2日で、みちるはキャバクラで勤務していたことを知りました。
よく行くフィットネスジムのインストラクターからの紹介で、みちると知り合ったことを伝えた、新見。
水木は彼が、平気で人を踏みにじるいい加減なパリピだと決めつけました。
いつ、どこで、誰かなどまだ情報が不明なうちに、新見を疑うのは良くないと、直央をたしなめる、蓮見。
みちるの事を調べると、クラブカルチャーの同僚と、新見のパーティーに参加していたことが判明しました。
また、人間性は、人を高層階、低層階と日頃から見下し、セレブ思考を拗らせていることも発覚。
その同僚、麻衣(黒崎レイナ)と、亜希(福室莉音)、理恵(木下愛華)に詳細を訪ねに行く架川、奈央、蓮見。
一緒に働いていたキャストが死んだのに職場は冷淡だと口にする、3人。
事件の捜査で協力的な様子の、麻衣たちに感情移入してしまう、直央。
しかし、ペンを落としたふりをして、3人が嘘泣きをしていることを見抜いた、蓮見。
警視庁に戻ると、警視庁事務の米光(野波麻帆)らから、キャラクターのチェリポくんグッズをこっそり、架川が持ち去った事を指摘。
その場をごまかす、架川。
夜、母(石田ひかり)が推し活の為にアイドルのライブに行くことを羨ましがりながら、仕事に身を引き締める、直央。
そんな娘を見守る、真由。
その頃、野党国会議員で元警察官僚の小山内雄一(斎藤工)と副総監の有働(片岡愛之助)と友好的なビジネス関係を築いていました。
直央は、キャストの理恵、麻衣、亜希が運転手の山田と恋仲になっていることを目撃。
それをネタに、3人がみちるの件をのちに証言できるよう、手順として、運転手の山田を脅すように指示する、架川。
「元演劇部」だった直央を「これぐらいの演技力が元演劇部の君にはないのか?」と持ち上げ、やる気にさせることに成功。
直央はヤンキーぶって、山田がキャストと交際していることを告げ、逃げられない状況をつくりました。
そんななか、架川は蓮見に、彼自身が正体を隠していることをさらに指摘。
蓮見はこっそりと「兄ちゃん」と呼ぶ男と繋がっていました。
その男は、架川と蓮見が捜査中の様子をシャッターで捉えていました。
ヒエラルキー的にみちるが上で、新見を取り合っている関係だったことが判明。
みちる達との関係を「世の中にどれだけ僕を取り合う女性がいると思います?」と言い、否定する新見。
次の朝、麻衣に聞き込み。
「みちると作戦会議を立てていた時間かな?今晩、良い男をゲットするために張り切っていたんです。私は下戸なので、みちるを亜紀がおんぶして、私も、理恵も彼女を家に送り届けました」
そして、凶器を鑑識の仁科(優香)に調べてもらうものの、証拠なし。
ところが、蓮見が発見したマンションの防犯カメラには、同じマンションの住民、佐伯がみちるに見下されたことから近隣トラブルになったことが発覚。
しかし、佐伯はみちるの車に「馬鹿女が乗っている」といたずら書きをした紙を張っただけ。
みちるを家まで送迎した3人の事を佐伯にもう一度確認すると、理恵、亜希、麻衣は泥酔しておらず、わざとハイテンションの演技をしていたことが発覚。
しかも、みちるが住むマンションのエレベーターに乗っていた際、亜希に背負われた彼女はは無呼吸状態で、3人は、みちるが既に死んでいたと思い込んでいたのではないか?という疑念も浮かびました。
さらに、事件当日のみちるの車んは、仁科を伴って、捜査。
なんと、みちるは二度、凶器のダンベルで時間差を持って殴られたことが判明。
1回目は新見の自宅、二回目は亜紀たちに連れ出されていた時でした。
ウェートを載せた形跡が、麻衣の車にありました。
ダンベルは元々、4つセットで、3つだけ残るのを疑われることを避けるため、亜希、麻衣、理恵たちは、2つダンベルを持って新見の家を去りました。
さらなる事件の詳細は、みちると新見のトラブルを、麻衣、理恵、亜希は隠ぺいしたこと。
パーティー会場で、みちるは新見との子供がいると脅してきます。
当然、「堕ろせ」という新見(森田甘路)。
妊娠は嘘でしたが、みちるは激怒し、暴露系動画投稿者に新見の発言をばらすと脅しをかけました。
ダンベルでみちるを殴打した新見。
さらに、亜希たちは泥酔したみちるを介抱して家に送迎するふりをして、彼女が新見に殴られたのと同じところを殴打してとどめを刺したのです。
平然と同僚を殺して、シャンパンを飲む亜希たちに心底、怒りを感じる直央。
亜希たちにとっては、新見は金目当てで、本気で結婚したい相手ではないとのこと。
彼を自分の「もの」にするために、みちるは邪魔だったのです。
あまりにも薄情で身勝手な彼女達の行動に頭を悩ませながら、逮捕に至る、架川らでした。
架川に対し、何か所も人を刺す犯罪者の心理とはどうなのか?と口にする、蓮見。
蓮見の脳裏に彼の関係者の女性がひどい亡くなり方をした過去がフラッシュバックしました。
事件解決後、蓮見光輔の実態を探ろうとする警視庁上層部の動きがありました。
特に警務部人事第一課観察係の羽村琢己(福士誠治)は蓮見への疑惑を隠せません。
架川もますます、蓮見光輔が一体、何者なのか胸のつかえがとれずに一緒に捜査する事に複雑な気持ちを持っています。
そして、次の事件へ向かいます。
警視庁アウトサイダー2話感想・みどころ
キャバクラ勤務で見た目が派手でも、人の心を持った女性3人だと思いきや、まだ生きている同僚を凶器で…。
とんでもない性根の人達でしたね。
さらに、新見も自分勝手で祖父の存在で生き抜いてきたような道楽な男。
大盛り上がりのパーティー会場で、みちるをダンベルで殴り、さらに、亜希、麻衣、理恵の3人はまだ息が合ったみちるの人生を奪っても罪悪感なし。
自分こそが新見を獲得してセレブ妻にのし上がる為だけに、殺人を犯す亜希たちの頭の悪さと残忍さが伝わるケースでした。
被害者である、みちるも、セレブ思考が元々、強くて、同じマンションに住む近隣住民さえも見下す態度をとっていた人間性はまずかったですよね。
あの年齢層の若者にありがちな強い承認欲求を持ち、ブランドバッグを常に持ち歩いて周囲に自分こそは特別な人間だとアピール…痛い人でした。
後半では、蓮見光輔は一体何者なのか?蓮見が「お兄ちゃん」と連絡をこっそりとっていた謎の男の正体も気になるところですね。
1話でもありましたが、蓮見はおそらく過去に恋人を殺されている可能性が高いですよね。
フラッシュバックするほど記憶に残る生々しくて痛い過去は、今でも蓮見として生きる彼を苦しみ続けているでしょう。
蓮見の正体と彼の抱えているものが何なのか、架川と藤原の独自の捜査が実を結ぶと良いですね。