100万回言えばよかった

100万回言えばよかった1話 20年越しに待っていた彼の見えない愛情に涙する

100万回言えばよかった1話あらすじネタバレ

幼馴染でお互いを運命の相手だと確信していた相馬悠依(井上真央)と、鳥野直木(佐藤健)。

仕事の愚痴を吐きながら、掃除機をかけて、直樹を待つ、悠依。

今日はなんと、悠依の誕生日で、プリンとハンバーグを用意していました。

悠依にプロポーズをしようと決めた鳥野は、不可解な事件に巻き込まれていたのです。

33歳の悠依の誕生日を祝ったあの日。

シェフである直木は、最高の料理を悠依に振舞いました。

砂糖と塩を間違えた直木。

そして、時が経ち、2023年1月15日。

一人の女性が自宅で遺体となって発見され、直木の洋食屋「ハチドリ」に関わっていた可能性がありました。

悠依は生活安全課へ行き、行方不明届けを出しに行きました。

直木と恋人であることをわずかに直木と撮った写真を事務員の村中望海(穂志もえか)に見せました。

刑事課の先輩、田島宏(少路勇介)は、魚住に、愁依がしつこく警察署を訪れていることに対して嫌味を言います。

殺人事件を取り扱うことになった事を話し、忙しさに頭を悩ませるのでした。

その頃、悠依は、直木のレストランのオーナー、池澤(荒川良々)にフォローしてもらいながら、なんとか気持ちを持ち直して、美容師の仕事へ。

美容師の悠依は、失恋して落ち込む女子高校生の客を慰めながら、髪をカット。

「フラれちゃったんですよ」

「じゃあ、思いっきり今日は可愛くならなくちゃ」

さらに、魚住譲(松山ケンイチ)は、鳥野に会います。

なんと、鳥野直木は既に亡くなっていて、幽霊になった彼が悠依に伝えたいことがあると切り出すのでした。

幽霊が見える魚住を通行人は怪しんでみます。

その痛い視線を回避するために、魚住は他をあたってほしいと直木に告げて、その場を慌てて立ち去りました。

悠依は、今は家でハンバーグを食べるものの、2年前に直木の店を初めて訪れた際に食べた彼の作ったハンバーグを思い出しました。

当時、20年ぶりの再会を果たした2人。

中学生だった、悠依(新井美羽)と直木は、諸事情により、里親の家で兄妹のように育ち、お互いに自立。

直木のハンバーグの味から、昔からの口癖を思い出す、悠依は懐かしさを感じます。

悠依は、美容師の腕を活かして、直木の洋食屋を利用する子供達の髪を切ったり、「100万回生きた猫」の絵本を読み聞かせるなど、手伝っていました。

ふと、目が赤い、これから熱が出てもおかしくないと察知した直木。

慌てて、悠依を家に連れて行きました。

おかゆを作ってくれて看病もしてくれた、直木とのことを思い出す、現在の悠依。

警視庁では、事件の記録をデータ化しながら、譲は、幽霊となった直木が助けを求めていることに違和感を覚えます。

その頃、姉の魚住叶恵(平岩紙)から、霊感体質家系であることを指摘され、直木が既に亡くなっている自分の現実に気付かず、修行だと思って彼を助けることを伝えるのでした。

夜に、悠依の家を訪ね、気を遣いながら、彼女に話を切り出しました。

「直木さんは僕の横にいます、見えますか?」

ところが、にわかには信じがたい話に怒る、悠依。

「警察の方でも、冗談じゃないですよ。こっちは気が狂いそうなくらい毎日を過ごして、直木の事を心配しているんです。お帰り下さい」

直木の力になることの難しさを痛感する、譲。

しかし、彼のことが気がかりで追いかけてきた、悠依が。

オブラートに言葉を包んで、「鳥野直木さんの手掛かりを探すため、協力してもらえませんか?」と切り出しました。

ファミリーレストランへ行き、直木は幽霊として、2人の様子を見守ることに。

20年前、悠依は、農業を営む、広田家で、相馬愁依として到着。

我が子のように大切にしてくれた、広田美貴子(桜一花)と、勝(春風亭昇太)夫妻。

既に、広田家の生活に馴染んでいた、直木はぎこちないながらも、悠依と会話を重ねます。

初めての家で寒さを感じる、悠依に自分のセーターを貸した、直木。

この時も、ハンバーグを作った直木はその後も、悠依を少しずつ気に掛けてくれるようになりました。

悠依が初めて中学時代に恋人ができて、その彼氏が他に好きな人ができて失恋した時も、ハンバーグ弁当を作った、直木。

高校進学をきっかけに、それぞれの親元へ帰り、直木はどこかの進学校の寮生活をしていました。

互いの連絡先は知っていたものの、疎遠に。

2年前に再会した2人。

そして現在、ファミレスで、直木は、幽霊になって今、そこにいる事、自分は幽霊が代々、見える家系なのだと説明する、譲。

しかし、直木の死を簡単に受け入れられない、悠依。

ここで直木が生前、言っていた「あなたは白い猫」という言葉を告げますが、愁依は動揺を隠せません。

出勤する悠依の後ろをついて見守る、直木。

ふいに交通事故に遭いそうになった彼女を助けようとするものの、直木の身体はすり抜けます。

宋夏英(シム・ウギョン)が偶然、通りがかり、悠依を助けました。

彼女はこの近くの病院で、脳神経外科医をしています。

直木は自分の存在を確認できる能力を持つ、譲に生前言えなかった沢山のメッセージを一つずつ伝える為、譲の体を借りて、あの時と同じハンバーグを作りました。

思わず、「悠依」と呼んでしまう、譲。

直木が譲の身体を借りていますが、そんなことは悠依にはわかりません。

「何が目的ですか?何なんですか?直木は私のことが嫌いになった、だからいなくなった。なんで20年も離れて平気だったんだろうとずっとそばにいて、出会えて良かったと思えた。でもそう思っているのは私だけだった。…あなた、誰?」

調理後、直木は譲の身体から離脱しました。

悠依も混乱するなか、ハンバーグを食べます。

なんと、直木のハンバーグのレシピ通りでした。

「直木さんが僕に乗り移って作ったと言っています。何言ってんだって思いますよね?どう・・・?ですか?味は?」

「美味しいです。」

なんと、プリンまで譲の身体を使って作った、直木。

思わず疑りながらもプリンを口にした、悠依は、思わず、涙が出るのを隠しきれます。

塩と砂糖が間違った、プリンでした。

あの時と同じ…「馬鹿の一つ覚えは最強」のプリン。

「直木…見えないよ、声も聞こえない。でもわかる。傍にいてくれる。でもそれってつまり、あなたは…死んだの?」

直木はそんな悠依に、「離れていても、見守っている」と告げるのでした。

警視庁では、譲がある映像を確認。

それは、直木が何らかの事件に巻き込まれていて、ある人物のマンションのオートロックを解除しようとしている様子が防犯カメラに映っていました。

100万回言えばよかった1話感想・みどころ

辛い…つらすぎますよ、こんなの。

直木と悠依が高校まで過ごした大切な時間と、2年後に再会した時のハンバーグとプリンの味。

塩と砂糖を入れ間違えたままの「馬鹿の一つ覚え」がたまらなく切なくて苦しかった。

結婚さえ未来があった直木と悠依のはずなのに、一体何の事件に巻き込まれてしまったんでしょうか。

直木が関わった事件の全貌は不明ですが、匂わせとして、直木の洋食屋を訪れた女性客が自宅で遺体となって発見された冒頭描写はざわつきますね。

シェフなのに塩と砂糖を入れ間違える可愛い失敗、大切な人が急死。

霊感体質であるがゆえに、譲も戸惑っているんだろうけど、「直木さんが視えます、僕の隣にいます」なんて、恋人の無事を願い続けた、悠依の神経と気持ちを逆撫でしていると思いました。

悠依が怒るのも納得。

霊体となり、唯一霊感家系の譲による告白が何よりもずしんと心にきて、悠依が直木をまだ生きていると思いたい気持ちに感情移入してしまいました。

次回予告では、インパルスの板倉さん演じる謎の男、樋口昌通が「生き返らせる方法」という言葉を口にしています。

この言葉は直木が蘇る方法なのでしょうか?どうかそうであってほしい。

直木の遺体が見つかっていなくて、彼が大きな事件に関わっている事がとても気になります。

あの優しい直木に一体なにがあったのでしょうか。

直木と悠依が最終回を迎える時は幸せが訪れますように。

 

 

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