婚姻届けに判を捺しただけですが４話あらすじネタバレ
友情のハグをしたことで初めて女性の友人ができたと喜ぶ百瀬（坂口健太郎）。
食事は各自、お互いの食器は使わないという百瀬自身が決めたルールをまるっきり無視して、明葉（清野菜名）をゲームに誘いました。
以前よりは愛想の良い態度で、明葉に接する百瀬に困惑気味の明葉。
「友情のハグ」のつもりが、自分が百瀬に抱いている感情が恋愛的だと気づき、ますます頭の中が複雑になるのでした。
一方、明葉は百瀬の協力も経て切り抜けたコンペは、他の会社に負けてしまいました。
そのことをに伝えられるものの、仕事にまた精を出すことを決意。
会社にその後、急に訪ねてきた牧原は、明葉から百瀬に抱く感情が「恋」であることをこっそり相談。
「不毛な恋」が百瀬に対して抱いていることを感じる明葉の悩みは解消されません。
気や宅後も、お互いの生活ルールを守り、百瀬と距離を置こうとするものの、急に親し気に穏やかに接する百瀬の態度や口調にイライラ。
百瀬は元々、友人が少ないほうで女性の友人が初めてであると告げ、接し方に戸惑っていることを伝えます。
また、馴れ馴れしい態度を急にとり、迷惑を掛けてすまないと明葉に詫びました。
そんななか、温泉旅館の招待券をもらったばかりの百瀬は明葉を日帰りの温泉旅行へ誘いました。
百瀬との不毛な恋の気持ちを断ち切るため、百瀬とは「友達」として、温泉旅行へ行くことを決意。
当日、麻宮祥子（深川麻衣）に嫌味を言われますが、気を取り直して箱根へ。
義理の姉の美晴とその夫、旭（前野朋哉）も同行することを急に知った明葉は、百瀬の不毛の恋の相手である、美晴（倉科カナ）の存在にモヤモヤを抱えますが、気を悪くしないように、明るく振舞います。
車の中で酔ってしまった明葉は車の中で休みますが、明葉は百瀬に心配されますが、百瀬は明葉を心配して、手を握っていました。
シェイクハンドに続き、百瀬は明葉に、膝枕をしようかと提案しますが、その行動は、百瀬への明葉の恋心を刺激するため、明葉は体調がもう回復したから大丈夫だと誤魔化すのでした。
百瀬がとった豪華な料理に、明葉たちは大喜び。
旭は旅館に入って早々、支配人の男性が、百瀬と美晴を夫婦と間違えたことに関して、明葉に嫌な思いをさせているのではないかと気遣います。
昔から、旭はタキシードを着ていても、美晴と夫婦に思われないことが多く、親せきと間違えられたと自虐話をします。
一方、美晴と百瀬は、美晴がなかなか旭との子供ができず悩んでいることを打ち明けられました。
美晴の言葉の言い方がどこか引っ掛かる百瀬。
結婚し、子供がほしいと思う女性ならば直面する悩みですが、美晴は百瀬に対し、自分は旭のような心温かい夫なら幸せな家庭が築けると確信したことを話します。
それと同時に、「旭さんは凄く良い旦那さんだから私がほしい理想の家庭をほころび一つなく築けると思ったし、その為にあなたの兄の妻になったの、こんな女と思わなかったでしょ？」と意味深に告げられ、その言葉が少し引っ掛かりました。
日帰り温泉ということで帰宅しても、元気のない百瀬。
心配する明葉は、何があったか聞いてみることに。
明葉は明るく振舞いながら、百瀬とお酒を飲むことにしますが、酔って絡み上戸に。
百瀬にとって友達は何かとまで聞いてしまったり、百瀬が美晴と何かがあって元気がないのだろうと地雷を踏みました。
「手を繋ぐとか膝枕をするのが友達なんておかしいよ、友達であっても男と女じゃないですか」
つい再び、相手の心の領域に踏み込んでしまう明葉はまたしても、百瀬を不機嫌にさせた挙句、百瀬からキスを迫られました。
「男女の関係でなくてもできますよ・・・なんならそのうるさい口黙らせましょうか？」
ここで、明葉は百瀬も酔っ払っているだろうとその場の空気を誤魔化して眠ります。
翌日。
上司の舛田（岡田圭佑）と後輩の井上（森永悠希）が、クライアントのアイドルを訪ねて帰社したばかりで、アイドルの不満をぶちまけました。
「裏切られた！手土産を持って撮影現場に行ったら我儘すぎる」
その頃、明葉も職場で、百瀬にキスされたことが頭から離れず、後輩の田村彩乃（長見玲亜）が坂原（笠原秀幸）に怒られている間、「ミス」を「キス」と勘違い。
偶然、デザイナーの仕事でクライアントと会うことに関し、百瀬と偶然ばったり会った明葉と上司の森田聡（田辺誠一）。
森田は、百瀬がクライアントとの打ち合わせで、有名デザイナーと会うことになっていることになっていて、明葉も妻だから同行すると良いとアドバイス。
百瀬からも先入観を持ってデザイナーと接しないほうが良いと明葉に指摘するものの、明葉は案の定、積極的かつ熱烈なファンであることをデザイナーに伝えてしまいました。
ところが、そのデザイナーはとてもツンケンしていて嫌な態度をとる女性でしたが、寧ろ明葉はそれをポジティブに受け止めて、デザイナーとして前へ進むきっかけになったと思うのでした。
百瀬は帰宅途中に偶然、会った牧原（高杉真宙）に呼び止められ、明葉に動物病院のポスターのデザインのアイディアを提案してもらったことを自慢されます。
しかも、牧原は百瀬と明葉の事実を明葉から以前、知った上で、百瀬に宣戦布告。
「あっきーにこれからも、デザイン以外のことで相談に乗ってほしいんだよね」
しかし、百瀬は彼に今後も妻を宜しくと大人の対応。
何も反応がない百瀬にモヤモヤした気持ちを抱く牧原。
帰宅後、明葉は百瀬からお酒での失態を詫びられ、明葉も百瀬にデリカシーのないことを言い過ぎたとお互いに謝りました。
明葉のおかげで、自分も美晴に対して先入観を持っていたことや、美晴が旭を「理想の家庭を築けそうだから結婚した」という言葉に幻滅していた自分を反省。
また、百瀬は明葉が酔って車の中で休んでいた際、明葉の手を握っていた行動は、偽装夫婦としての指輪を買う為に、サイズを調べていたと話されました。
明葉は百瀬の美晴を片思いする気持ちや、自分との接し方が結婚当初よりも前向きに変わっていくことに信頼を覚えます。
それと同時に彼女もまた、百瀬に「不毛な恋の隠れ蓑」の感情を抱いていることを打ち明けようかと頭の中で葛藤。
百瀬に対して、変わりゆく自分の変化を伝えようとしたものの、そこへ旭が。
なんと、美晴が離婚届を置いて逃げ出してしまったのでした。
婚姻届けに判を捺しただけですが４話感想・みどころ
百瀬が出会った当初の、ツンケンして冷たそうなイメージが一気に脱却。
出会った当初よりも、百瀬柊という男の人間性の中にある純粋さや不器用さが徐々に垣間見れてきてとても楽しめました。
百瀬さんはピュアすぎて応援したくなるし、なんだか可愛いとさえ思ってしまいますね。
明葉を気遣って、「友達」として距離を縮めるけれど、百瀬に恋をしてしまった明葉も自分の不毛な恋を隠す為に必死に取り繕ったり、酔っ払って百瀬に対して、美晴の件についてや、友達でも男女なら、「男女」としてお互いに意識してしまって当然だと匂わせるところなんか切ない。
百瀬と明葉はお互いに反省して後日、偽装夫婦として前に進むけれど、今度は美晴と旭夫婦に災難が！
美晴は一見、人事苦無害で、明るく親しみやすい女性像を一気に崩してきましたね。
百瀬の同級生で、過去の放送では百瀬の家に夕飯をよく食べに行っていたり、温かい心の百瀬家に良くしてもらっていた美晴。
しかし、百瀬の家庭を知っているがゆえに、柊の兄、旭とは自分が欲していた理想の家庭が漸く手に入るかもしれないという発言や、百瀬に対し、「私がそんな女だと思わなかったでしょう？」と誰にも見せたことのない心の闇を抱えていそうな声で笑う彼女にざわつきます。
百瀬、大丈夫か？！美晴さんは優しげに見えて結構、面倒くさい女かもしれません。
これはあくまでも憶測ですが、家族で楽しく夕飯を囲んだことがない経験を美晴はしたのかな？
次週、あんなに心の広い旭がいるにも関わらず・・・人柄が温厚な彼に離婚届けを突きつけて逃げた美晴の行方が気になる４話でした。
