クジャクのダンス、誰が見た?

クジャクのダンス、誰が見た?9話 真犯人の告白!私が走った旅路の果て

クジャクのダンス、誰が見た?9話あらすじネタバレ

「あなたには山下心麦として幸せになってほしい。林川歌だったことは忘れて生きてほしい」

京子に意味深にそう言われ、1億円もの口止め料を渡されそうになった、心麦。

「ねぇ、お父さん!」

「どこからだ?どこから道を踏み間違えた?俺はさただお前に見せたかったんだ何もしてやれなかったお前に父親らしい背中を見せたかった」

鳴川はかつて、遠藤友哉の父、遠藤力郎を起訴しました。

「わたし決めたんです。あなたを追うって」

「追い越されちゃったな背中」

父の後を追うように上昇志向を持ち、検事に阿南。

「山下春生が東賀山事件を調べてる。でもあの事件は遠藤力郎が…」

ふと、何者かからの電話に、バズに乗る遠藤力郎と目が合う、鳴川。

「それじゃあ遠藤力郎は本当に冤罪?」

鳴川はある人物から、遠藤力郎が冤罪だと真実を伝えられていました。

「俺はどこから道を」

「林川家の財産記録?」

「林川歌」を引き取った、津寺井から、林川家の財産目録をもらった、心麦。

「林川家の財産目録。なんで心麦ちゃんがそんなもの持ってるの?」

「もらいました津寺井さんに」

実は心麦は一人で、津寺井幸太(鳥谷宏之)に会いに行き、財産目録をもらっていたのです。

「今更、林川歌ですって言われたって渡せる財産ない。これだけです」

「また一人で動いたの?」

心配性の松風は、心麦に目を光らせました。

「粋だね、林川家、量が尋常じゃない。不動産、株式、財産、預貯金」

波佐見は財産目録を見て全ての不動産、株式、財産、預貯金が渡るはずでした。

「これ本来なら全部、心麦ちゃんのになってたのか」

「でも私、林川歌じゃなくなったので」

「いた!」

「いた?誰?」

「廣島育美」

「廣島育美、手紙にあった最後の手掛かり」

「ここにある、廣島育美さん」

「最後の手掛かり。ここにいる。廣島育美さん」

その頃、阿南は別の検事と対面。

「次席検事がお見えです」

「遠藤友哉の起訴は?」

「今、決め手となる証拠を…」

「いいか、阿南くん検事正もこの事を気に病んでおられる。君を本部係に抜擢した我々のことも考えてくれ」

心麦(広瀬すず)は、松風(松山ケンイチ)と鳴川(間宮啓行)と共に、廣島育美に会いに行くことにしました。

一方で、刑事、赤沢(藤本隆宏)が神井(磯村勇斗)から、ある資料を見せられ、その内容に驚愕し、その場を走り去ります。

「すみませんね、色々ご多忙中ですよね。すぐ終わりますんで。それね、外商が配ってた富裕層の会員誌なんですよ。毎号5千部しか刷られていなくて、手に入れるのマジで大変でした。ご多忙にしちゃうページ、付箋のとこです」

赤沢は何か危機を感じて、神井とぶつかりながら、走り出していきました。

捜査本部では阿波山夫妻を殺害した疑惑が、赤沢に向けられていました。

「管理官、報告があります。どうも阿波山夫妻の件で、赤沢係長が関わってきているような可能性が浮上しました。」

「赤沢が?裏付けは?」

「これがその証拠です」と、西陣(斉藤優≪パラシュート部隊≫)。

「事件の翌日、赤沢係長の背中に付着した犬の毛が、阿波山夫妻が飼った犬の毛と一致することが判明しました。」

淡々と報告する、赤沢。

検察では阿南(瀧内公美)がついに遠藤友哉(成田凌)の起訴を決意します。

「分かりました。遠藤友哉を起訴します」

心麦、松風、鳴川は、太田育美こと、廣島育美を介護施設にて、尋ねました。

「でもなんでわかったんやここが」

「春生さんの手紙に載っていた名前で行方が不明なものは知り合いの調査会社に頼んでたんですがもしかすると別の名前を使ってたんじゃないかと。それで、廣島さんのお母さんの苗字は太田で調べていくと」

「そしたら辿り着いたと」

育美(池谷のぶえ)は介護を必要としていて車椅子で買い越しに付き添われてきました。

「初めまして。山下心麦と言います。早速で済みません。山下春生って人、ここに来ましたか?えっと、私の父で」

育美に父、春生の写真を見せました。

「はるお?」

「あの、太田さん数年前に脳梗塞で倒れて認知症に。」

「60から70代の男性の見舞客はいらっしゃいましたか?」

「いえ。でもご友人の女性はちょくちょくいらっしゃいますよね」

介護士が育美の状態を説明すると、育美は意味深なことを口にしました。

「おかちゃん歌ちゃん元気?」

「なんで?なんで林川歌の名前」

「え?遠藤友哉が起訴された」

ある人物から、松風は遠藤友哉が起訴されたことを知りました。

「先生、調べたい事あるから先出るわ」

また…俺は罪を重ねたよ。遠藤力郎が冤罪…あの時、一抹の不安が私を襲ったんだ。もし、私が遠藤力郎と冤罪に導いた検事だとしたら、お前のキャリアに傷がつくかもしれないだから私は山下春生を止めようとした。

「山下さんから聞いた話や行動を報告?なんでそんなスパイみてぇな」

「これは山下さんの身を守る為です。山下さんだけでなく、娘さんも危ないかもしれませんん。また来ますのでその時にご協力いただけるかお返事ください」

「おい、待てよ!」

鳴川は、染田(酒井敏也)のラーメン屋を訪れ、彼にお金と覚せい剤を渡しました。

「もしもし今、警察がきて」

「手紙を偽造したと嘘をつきなさい」

鳴川は、染田に、山下春生の手紙を偽造した嘘をつかせ、彼を呼び出しました。

それが、染田の最期の日でした。

「もうこれ以上俺、嘘付けねぇよ」

「わかりました。1回話しましょう」

私は人として一線を越えた。

染田に薬を売っていた売人に連絡して、染田を殺すよう、頼んだのでした。

染田は心麦の元へ行くために、常連に店を閉めると連絡したばかりの、染田を連れ去らせ、殺させました。

山下心麦は、そんな鳴川にとって予想外の人物でした。

だから近づいたんだ。仲間の顔をして彼らを探った…どこまで真実に近づいているか。

辻寺井のことも染田と同じように消されると脅していた、鳴川。

「だから大丈夫だって言ったじゃねぇかよ」

「辿ってみるか染田の道を」

なぁどこから間違えたんだろうな…もう引き返すことなどできなかった。

阿波山の産婦人科に火をつけたのも鳴川でした。

そして今、黒く染まっていく自分を後悔しているのでした。

もう引き返すことはできなかった。だけど信じてくれ、見せたかっただけなんだ、お前に父親らしい背中を、見せたかった…だけなんだ!

松風は面会で遠藤友哉に会いました。

その言葉に動揺する、友哉。

「どうされました?」と智也。

「友哉さんあなたが起訴されました」

「らしいね」

「私の力不足です。保釈の請求は今してます。が」

「難しいんでしょそれ、それよりさ親父の件進展あった?」」

「関係者に聞いて話は聞けたのですが、力郎さんの再審に結びつくような証拠は今のところ見つかっていません。色んな人に会うたびに予感が確信に変わりました。あなた方親子は、被害者なのでは?という確信です。約束させてくださいその確信をもって。真実に辿り着いてみせます」

「あいつも久々に会ったとき同じこと言ってもらった」

それは神井でした。

「お前ら親子は被害者、俺はそう思うんだ。友哉」

「神井」

そんななか、神井が松警察から出てきた、風に声を掛けました。

松風と心麦に事務所に案内された神井は、友哉と神井が幼馴染だと知りました。

「いやなんすかその顔、死んだ人間見るみたいに。実在しますよ。俺、幼馴染なんですよ。友哉…遠藤友哉。まぁあの人さ、顔はおっかないけど根っこは良い人つうか、まぁ盗みはしていたけど。で…あの日だよ」

友哉の父、力郎の人柄を思い返す、神井。

力郎がパトカーに載せられているところを見たのでした。

「なになに?友哉くんと力郎さんを助ける為に記者やってる的なこと?」と、波佐見(森崎ウィン)。

「いやいやその動機チープでしょ。知りたいだけですよ真実を。好奇心一択ってやつ。で、まぁここに来た本題なんですが、皆さん、あの、僕と手を組みませんか?もう少しで真実に手が届きそうなんです。互いに情報共有。心麦さんにしつこくしたのはごめんなさい。一応大人なんで。本当にその節はごめんなさい」

「許しませんよ。許さないですよ。今後あなたを許すことはないです。とはいえ、知りたいのは一緒です。私はあなたを受け入れます。一応、大人なので」

「なんかキャラ変した?」

「世界はそれを成長って呼ぶんですよ」

「サンボ?」

「遠藤友哉を起訴しました」

「そうか」

「ここからは公判に向けて」

「由紀、もし山下春生を遠藤が殺してないと言ったら?」

「本部係というキャリアを失うかもしれないぞ」

「勿論です。一人の検事ですから」

私が道を間違えたのはずっと前だったんだな

阿南は失職覚悟で遠藤友哉を起訴する心意気でした。

その頃、心麦たちは状況を整理。

「廣島育美さんのことを調べたところ、ウッドリバーウォーター株式会社の社長であることが分かりました。で、育美さんは心麦さんのことを見て、おかちゃんと言った」

「廣島さんは林川歌の存在を知っていた」

「ちょっと遠回りしますけどいいですか?俺ね、力郎さんと文通していたんですよ。そしたらその中に気になる事があってね。何故、力郎さんは林川歌さんを手に欠けなかったのか?力郎さん自身がヒントをくれた。」

神井が、松風と波佐見と心麦に封筒を見せます。

力郎は泥棒をしようと考えましたが、林川安成と彼の妻ではない女性。

そして、1階にいる赤ちゃんの泣き声と林川家族が皆殺しにされた事を目撃しました。

「私は取り調べ当初、あることを黙っていました。あの事件の日、生活費の足しにしようと林川家の庭に忍び込みました。留守のはずが家の中から物音がしたんです。しばらくしてみると、家の前で安成さんと赤ちゃんを抱いた奥様ではない女の人が現れました。1階から赤ちゃんの声がしてそれが随分続いて。すぐに警察に通報したのですが」

その部屋では既に、林川家の安成を覗く家族が、首を階段で括られて死んでいました。

当時、取り調べた警察は、遠藤が捜査を攪乱させる為に、安成の不倫をなかったことにしようとしていました。

「赤ちゃんを1階で見た、間違いないですね?」

「はい」

「いいえ、赤ちゃんは2階にいた!この目で見たんです。」

「rえ?」

「あなたが見た安成さんの奥さんじゃないって人を見たって話も捜査を攪乱させるための虚言ですよね?」

「その赤ちゃんって」

「まぁ恐らく林川歌。つまりでしょうね」

「もしかして力郎さんが言ってる事が本当でしたら、赤ちゃんを抱いた女の人って。おかちゃんですよ。普通家族でもない人間に歌ちゃんは元気って言わないですよね」

「じゃあおかちゃんは心麦さんのお母さんの可能性もなくなないですね」

「なんでそんな大事なことを黙っていたんですか!」と松風。

「私やっぱりあなたのこと信用できません」

「なんで軽く信用するんですか?人を。おんぎゃーって生まれてからあなたは死ぬまで一人っすよね?一人!ずっと一人。どんな相手でも結局は互いの全部を理解するなんて不可能。血が繋がってようがなかろうが違います?ただでさえ事件にはわんさか情報が飛び交っているでしょう。それが真実かフェイクか誰が見極められます?こっち側は誰にも触れることができないのにそんな人間の言うこと全部をなんで信じられるんですか?」

「じゃあその力郎さんの手紙も信じてないんですか?」

「信じてますよ」

「は?どういう」

神井と心麦は意見が対立。

「なんであなたは信じてるんですか?」

「命懸けで信じてんだよ。これが嘘なら俺は深い森に迷うでしょうね。戻って来れないかもしれない。進めばその先は崖かも。でも覚悟はできてるんです。命懸けてるから!だから俺は例えその先が地獄だとしても、進む!あなたは違うんですか?」

「私はとっくに覚悟してます!」

「あ、そう…じゃあとっくに仲間だ」

そして、京子と育美が水の宣伝で一緒に過ごしていた事を指摘。

「これね、赤沢さんにも同じ写真を見せたけどあなたと同じ顔してたな。」

「赤沢京子さんと廣島育美さんは繋がっています。赤沢さん夫婦、なんか隠している率高くないですか」

「たしかにうちの親父も別居してた時期があって」

松風は父、久世(篠井英介)から聞いた話を思い出しました。

「ね?そんで、もし京子さんの旧性におかがついてたら?」

「おかちゃんが…京子さん、そんなわけない」

「となると、あなたを生んだのは」

「いや、そんなわけ、だって林川歌の母親は…!」

「心麦さん、赤沢さんの息子さんに連絡できる?赤沢京子さんの旧姓、確認しよう」と松風。

「もしもし、心麦ちゃん?」

「守くん?」

「お忙しいところ恐れ入りますが、あの束のことをお伺いしますが、京子さんの旧姓をご存じですか?」

「えっと、吉岡だよ」

守はすぐに、電話に出て教えてくれました。

心麦の実の母親は、もしかしたら、京子の可能性が浮上しました。

「吉岡」の「岡」で、「おかちゃん」だったのです。

「松風さん、進みましょう。クジャク、見つけに行きましょう」

その頃の鳴川と阿南。

「なぁ一つだけ聞かせてくれないか。どうしてこんな俺の背中を追いかけたいって言ってくれたんだ。お前の母親をいや、お前も振り回した人間なんだぞ。なぁどうしてだ」

「憎いから。あなたが憎いから最後まで見届けようと決めました。その背中を、娘として最後まで。どうして私はあなたの元に生まれてきたのかその意味を。どうしようもないほどに、あなたが私のたった一人の父親だから。」

鳴川親子には彼らにしか分からない溝があります。

「おまえはそこに行っちゃいけない。いや、また連絡する」

娘を案じる、鳴川。

「京子さん家にかけても出ません」

「こいつに聞いてみましょうか?」

「これは?」

「GPS」

「京子さんに?」

「いえ旦那様です。コントロールはいいんですよ。力郎さんにみっちり仕込まれたから」

なんと神井は赤沢が走りだした時に、彼の上着のポケットにGPSを仕掛けていました。

「メロスがどこに走っているのか…」

その頃、鳴川は幼い娘と父親が歩く姿を見て切なく思いながら、後悔していました。

「こんな背中を…追いかけさせちゃだめだ」

その頃、歌こと、心麦の昔の映像を見ている、京子。

そこへ誰かが入ってきました。

赤沢の行方を追う、警視庁。

「赤沢はまだ見つかってないのか!どこでもいいから探し出せ!」

「そんなことより犯人が!犯人が!」

鳴川が自首してきました。

「全てを私が犯した罪の全てをお話しします。染田進と阿波山京一郎さんの奥さんのまのかさんを殺したのは私です」

自白する父を複雑な思いで、検事として見る、阿南なのでした。

林川家の跡地に到着した、松風、心麦、神井。

「ここですね」

「林川家」

そして、心麦、松風、神井が見たのは、殺されて息絶えた赤沢と、京子でした。

血痕のついた刃物を握る、京子。

「今言ったことは本当か?」

「山下春生さんを殺したのはお前か!」と、秋貞。

「お前か?答えろ」西陣も秋貞と一緒に追い詰めます。

「山下春生さんを殺したのは私ではありません」

鳴川は自らの罪と向き合おうとしていました。

クジャクのダンス、誰が見た?9話感想・みどころ

背筋が凍る真相解明編と言えましたね。

パズルピースが繋がっていき、最終的には、山下春生の死の真相まで結びついていきます。

山下心麦の実母は、赤沢京子。

そして、ようやく知った実母は手に、赤沢の血がついた刃物を握りしめているという事実ですよ。

胸が抉られるような思いで、涙腺が緩みました。

心麦は信頼している亡き両親と家族ぐるみで関わってきた赤沢家。

その京子が、自分の父、春生の事件と林川家の事件にどこまで関わっているのかという闇深さが伝わりました。

柔和な態度で接してきた京子ですが、心麦に前回、1億円を渡そうとした辺りからきな臭さが漂いましたね。

鳴川は娘に父の背中を見せたいとはいえ、全て間違っていますよ。

口封じのための人殺しを続けてきた鳴川の自責の念に駆られた心境に胸が痛かったです。

歪な森へ入った彼は引き返すことができないからこそ、自首して本当に良かったです。

心麦たちは、開けてはならないパンドラの箱を開けましたね。

森のクジャクに誘われた、心麦の出した答えが知りたくなる9話でした

 

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