まんぷく 第10話のあらすじ
3月半ば。
橘萬平の元に今井福子から手紙が届いた。
手紙の内容は、橘が紹介してくれた病院に姉・咲が入院したこと。
そして、咲が回復まで、橘に会えることを待っていると綴られていた。
福子は咲のことが心配で不安だったからこそ、今すぐにでも萬平に会いたかったが、母・鈴との約束通り我慢を強いた。
まんぷく 第10話の感想
咲が立花さんの紹介した病院に入院したことが福子の手紙でわかりました。
福子と立花さんの仲を鈴は良く思っていなかったので、結核専門の病院でも鈴は頑なに拒否するのではと頭を過ぎりましたが、そこは咲の病気を治すために鈴も言葉を飲んだようです。
咲は顔色も良く、回復に向かっている様子。
橘さんも安心したことでしょう。
そして、福子も自分と会えることを待っていると知り嬉しかったに違いありません。
さて、福子と立花さんが交際をするきっかけになった世良さんから電話がありました。
“押しの一手”そのアドバイスを聞いたのは第7話のことなのに、遥か昔のように感じ、すっかり忘れていました。
世良さんは声色を変えて電話をしてきましたが、どういうわけか世良さんだとすぐにわかってしまいました。不思議ですね。
一方、チャームポイントでもある笑顔を失ってしまった福子。
仕事はきちんとこなしているようですが、声に覇気がありません。
そんな福子の様子を見た野呂さんは、やはり缶詰を福子に差し出しました。
缶詰という方法で、福子に元気になってもらいたいと思う気持ちはとても健気です。
保科さんにも缶詰を渡した野呂さんですが、「どうして私に?」と聞く保科さんに対し、「聞くなよ」と返した野呂さん。
それは仕方なく保科さんに渡したということなのでしょうか。
変わらず福子と立花さんの交際を反対し、2人が会っていないかと疑う鈴。
鈴が2人のことを反対する理由は、事業をしていた福子の父を夢を諦め支えたけれど、事業が失敗したうえ、そのまま亡くなり苦労したということでした。
福子には苦労をして欲しくないという母の思いがあることは仕方ありません。
咲の病室に桜の絵が飾られました。
克子の夫・忠彦さんが描いたものです。
咲のベッドから見たその絵は本当に綺麗なものでした。
鈴は和歌山で桜が咲いたと言っていました。
忠彦も桜の時期であること、咲が桜を見れないことがわかったので、前話で何かを思って描き始めたのが桜だったのですね。
さて、病状が回復しているように見えた咲ですが、急変します。
予断を許さず、覚悟が必要であることを咲も真一さんも知っていました。
次話では、咲の容態はどうなってしまうのでしょうか。