まんぷく 第151話のあらすじ
歩行者天国でまんぷくヌードルを販売することを決め、いよいよ当日を迎えた。
まんぷくヌードルは完売、大成功で終わった。
まんぷく 第151話の感想
「まんぷく」もとうとう最終回。
そんな最終回の今日は、いよいよ歩行者天国の日です。
今では当たり前に見える歩行者天国も、この頃はとても画期的な“イベント”として扱われていました。
今日は、タカだけでなく、福子と吉乃もまんぷくヌードルの販売を手伝ってくれるようです。
真一さんと森本さんは会社で心配しながら待機。鈴と幸は仏壇の前で咲を拝み、忠彦さんと克子も自宅で心配をしていました。
パーラー白薔薇には、純也と純ちゃん、ハナちゃんもトシちゃんも集い、マスターとしのぶさんと一緒に今日の成功を祈っていました。
立花家に電話がかかってきました。
電話の主は福子です。
お湯が足りなくなり沸くことさえも待てないほど、まんぷくヌードルは100円で売れまくっていたのです。
歩行者天国で大勢の人がまんぷくヌードルを食べる姿は、実にシュールではありますが、見るからに売れている証拠。
完売という結果を残しました。
帰宅した萬平さんと福子、源は、鈴と幸と一緒に今日の様子をテレビで観ていました。
まんぷくヌードルは、若い世代の間ではファッションのひとつになるほど流行っているそうです。
歩行者天国での成功に、皆浮かれずにはいられませんでしたが、良いことの後には悪いことが起こると、鈴は皆を静めます。
しかし、鈴の予想はハズれ、翌日には全国の問屋から注文が入り、スーパーでも100円で売れ、まんぷくヌードルは大ヒット商品となりました。
まんぷくヌードルの販売数は10万超え。
とても想像できる数字ではありません。
真一さんも茂も萬平さんのことを尊敬し、出会えたことに感謝をします。
真一さんと茂は、萬平さんと一緒に働くまでに色々なことがありました。
戦争から帰った真一さんは、萬平さんの手伝いをする熱望し、共に色々なことを乗り越えながら、萬平さんを支えてくれました。
真一さんがいなければ、たちばな栄養食品もまんぷく食品は成り立たなかったかもしれません。
茂は、もしも香田家に泥棒に入らなければ、萬平さんと出会うことはありませんでした。
泉大津に行った後は、塩作りやダネイホン作りで、萬平さんの右腕として働き、たちばな塩業もたちばな栄養食品も茂の支えなしには成功することはなかったかもしれません。
感謝するのは自分の方だと、萬平さんは2人に改めて感謝を述べると、しばらく真一さんに会社を任せ、茂には役員として真一さんを支えて欲しいとお願いをします。
萬平さんは、1~2ヶ月ほど仕事を休み、福子と一緒に世界の麺を食べ歩く旅行を考えていました。
まんぷくヌードルが話題になり、売れるようになったらという条件が整い、萬平さんと福子は旅に出ます。
日本を出発して2週間。
福子から鈴に便りが届きました。
萬平さんと福子は、台湾・シンガポール・マレーシアのクアラルンプールからタイへと入り、タイで辛くて酸っぱい麺料理…トムヤンクンを食べ、2人仲良く旅行を楽しんでいるようです。