まんぷく

まんぷく 第129話のあらすじと感想!容器に入った即席ラーメンを作りたい!そのヒントは海外にあった

まんぷく 第129話のあらすじ

アメリカにまんぷくラーメンを売りに行ったことがあった萬平さんは、アメリカには丼ぶりと箸がなかったため、紙コップにまんぷくラーメンを入れてお湯を注ぐ欧米人の姿を思い出し、若手を集めた新商品開発チームを作って、新商品を作ることにした。

新商品開発チームには、息子の源も加わり、親子で開発が進められていく。

まんぷく 第129話の感想

福子と世良さんに背中を押され、萬平さんは画期的な新しい商品を作ることを考え始めました。

福子は、萬平さんがここで終わる人ではないという思いのほかに、源に萬平さんが発明をする仕事を見せたいという思いもありました。

というのも、源はまんぷくラーメン作りを手伝っていたにも関わらず、幼かったこともあり、つまみ食いをした記憶しかなかったのです。

福子は、仕事の大変さと面白さを源に教えて欲しいと萬平さんにお願いしました。

しかし、今の萬平さんに現状を打破するようなアイデアはありません。

まんぷくラーメンはアメリカにも進出していたそうですが、輸出量も減ってしまったそうです。

福子は、アメリカという言葉を聞いたからなのか、まんぷくラーメンがまだ生まれて間もない頃、萬平さんと世良さんと一緒にアメリカにまんぷくラーメンを売りに行ったことを思い出しました。

まんぷくラーメンはとても便利な商品でしたが、それは日本だからであって、アメリカには丼ぶりも箸もないことに誰も気づかなかったのです。

まんぷくラーメンを割って紙コップに入れ、そこにお湯を注ぎ、フォークで食べるアメリカ人のことを思い出した萬平さんは、はっとしました。

萬平さんは、「お前はすごいな」と福子を褒めます。

福子は、これまでも計算するわけでなく萬平さんが閃く手助けをしてきました。

今回もまた、福子は萬平さんにヒントを与えたのです。

 

翌日、まんぷく食品の会議室に集まった管理職の前で、萬平さんは紙コップにまんぷくラーメンを入れ、容器に入ったラーメンを開発したいと言います。

最初から容器に入っていれば、丼ぶりを用意する必要はありません。

萬平さんは茂に、商品開発部の若手を集め、新商品開発チームを作るよう命じました。

まんぷくラーメンの応用にもなるので、ベテランがいいのではという意見もありましたが、麺も味も変え、今までにない画期的な商品を作るためには既成概念を捨て、柔軟な考えが必要だったのです。

 

場所は変わり、香田家では、万博に3回足を運んだ吉乃が話をしていました。

吉乃は、万博に行った時の写真を見せてくれます。

そこには岡さんと森本さんの姿も。

ここで吉乃は、「幸助さん」と言いました。

岡さんの下の名前です。

森本さんは“森本さん”のまま。

それどころか、“森本さんの息子”という単語まで出てきました。

ここから推測できることは、吉乃は岡さんと結婚し、森本さんは吉乃の友人の麻美ちゃん?という女性と結婚したということになります。

岡さんはどうやって吉乃を独り占めすることができたのでしょう。

そして、どういう経緯で、森本さんは吉乃の友達と結婚することになったのか。

ここは是非掘り下げて欲しいところです。

香田家の変化は、忠彦さんのアトリエにもありました。

忠彦さんは、名木純也という“新しい”お弟子さんをとっていました。

“新しい”ということは、これまでにも何人かいたということなのでしょう。

忠彦さんが美大で臨時講師をしていた時があったようで、その時に純也と出会ったそうです。

純也は70年代の今時のルックスではあありましたが、美大を卒業した画家の卵でした。

出来上がり間近の忠彦さんの絵を見た純也は、「カラスでカオスとエロス」という芸術家らしい表現をします。

この言葉自体が既にカオス!

そんな忠彦さんは、売れっ子画伯となり、パーラーに飾られている忠彦さんの絵は、お客さんから30万で譲って欲しいと言われるほどの価値になっていました。

売れない画家だった忠彦さんは、戦後、赤と緑の色がわからなくなり、それを生かし、さらにモデルの木ノ内秀子に触発され自分の殻を破り、ここまで大きな成長を遂げました。

色を失ってしまったことは忠彦さんにとって大きな痛手でしたが、どれも忠彦さんには必要なことだったんですね。

 

一方、立花家では電話が鳴り響いていました。

電話の主は、茂です。

茂は、萬平さんから新商品開発チームを作るように言われたことを福子に報告すると、そこに源を入れたいと言いました。

茂は、源が生まれた時から成長を見てきて、萬平さんの子供なのだから抜きに出るものがあると信じていました。

しかし、具体的にはわかりませんが、今の源はそうではないのです

それでも茂は諦めず、源を育てたい、育って欲しい、将来まんぷく食品を担う人間になって欲しいと思っていいました。

福子は茂の話を聞き、萬平さんがまんぷくラーメンを作った時のことを源が覚えていないことを思い出します。

福子は茂にも、萬平さんの姿を見せて欲しいとお願いしました。

 

その翌日、萬平さんの前に、新商品開発チームに選ばれた若手4人が並べられます。

萬平さんは、チームに源が入っていることに何か思うところがあるようですが、新入社員の源にもいづれは戦力になってもらわないといけないと説明をされ納得します

源の他には、大学で食用油の研究をしていた西野紀之、まんぷく食品が医薬品の開発をするという噂に流され、大学で生物化学を学んだ久坂隼人、女性もチームにいた方がいいと、農学部出身の戸塚洋子が選ばれました。

萬平さんは4人に新商品のイメージを説明しし、既成概念を捨て、今まで世の中になかったものを4人なら作れると、萬平さんは強くエールを送ります。

 

萬平さんが張り切り始めた一方で、還暦になろうとしている萬平さんがまんぷくラーメンのような新しい商品を作ると聞き、鈴は心配します。

しかも、萬平さんと源は家でも仕事でも一緒の時間を過ごすことになり、鈴の心配は余計に募ります。

しかし源は、仕事は仕事、家は家と割り切っていました。

すぐ仕事に夢中になってしまう萬平さんですが、仕事を家に持ち込まないようにと鈴に念を押されるも、その約束を守ることができるのかどうかは疑わしいところです。

福子は、萬平さんと源が一緒に新しい商品を作ることに、楽しみを抱いていました。

源は、幼少期から萬平さんに似たところがありました。

福子は、2人が一緒に物作りをすることを夢見ていたのかもしれません。

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