まんぷく 第148話のあらすじ
営業部と商品開発部の営業のおかげで、本当に必要とする人達に100円でまんぷくヌードルを届けることができるようになった。
しかし、いつまでも夜通しの営業と小売は続けられない。
立花萬平は、福子が思いついたアイデアを応用し、自動販売機でまんぷくヌードルを販売することを思いついた。
まんぷくヌードル用の自動販売機は、早速、試作品が作られることになった。
一方で、福子は、作った人にはわからないまんぷくヌードルの魅力があるのではないかと、福子は周囲の皆に話を聞いて回った。
まんぷく 第148話の感想
源と茂は、なにわタクシーに50ケースのまんぷくヌードルを買ってもらえることになりました。
将来に繋がる50ケース。
ここからどのように売り上げを伸ばしているのかはわかりませんが、営業部と商品開発部で力を合わせて営業を続け、本当に欲しい人達に100円という価格で買ってもらっているようです。
しかし、いつまでも夜通し営業をし、小売をしても、売り上げは伸びません。
福子は、一晩中やっているお店にまんぷくヌードルを置くことができれば、買ってくれる人がいるかもというアイデアを言葉にしました。
現在、コンビニの24時間営業について問題視されていますが、この時代には24時間営業のお店どころか、コンビニさえもありません。
初めて24時間営業を始めたお店はが1975年に生まれたことから、24時間営業なんていう発想はなかなか思いつくことではありませんでした。
萬平さんは、福子のアイデアは現実的ではないけれど、あることを閃きます。
萬平さんは、自動販売機でまんぷくヌードルを売ることを思いつきました。
自動販売機なら100円で売ることも可能です。
さらに、自動販売機からお湯が出て、箸があれば文句のつけどころはありません。
ただ、箸では食べづらいという評判もあったことから、自動販売機にはフォークを付けることになりました。
まずは大阪に1000台、東京に2000台の自動販売機を置くことを目安に、試作品の製作が始まりました。
2週間後。
もうすぐで試作品が完成という頃、福子は安くて美味しくて便利意外のまんぷくヌードルの魅力を考えていました。
ハナちゃん、トシちゃん、忠彦さん、克子、タカ、吉乃、牧さん、恵さん、野呂さん、好美さん…、皆に聞いて回ります。
好美さんはすっかりまんぷくファミリーの一員になっていました。
牧さんは、お年寄りの患者さんで、まんぷくヌードルをわざわざ鍋に入れて調理をした人の話をしてくれました。
3分で麺は元に戻らず、患者さんは憤慨していたようですが、古い世代には理解できないほどの新しさがまんぷくヌードルにはあるのです。
福子は、牧さんの言葉を参考に何を思いつくでしょう。
皆に話を聞いて回り、帰宅した福子。
家の中は静まり返っていました。
鈴は?
まさか亡くなっているなんてことも…
そんなことを思わずにいられませんでしたが、鈴は仏壇の前に座っていました。
福子の留守中、鈴がうとうとしていると、夢枕に咲が立ったそうです。
咲は、台所で鈴の好物の煮染めを作っていました。
さすがに台所で料理をし出すとなると、もはや夢枕とは言い難いものです。
そんな咲を見た鈴は、若くして亡くなり、後悔があるのではないかと咲に聞きました。
咲は、皆に「ありがとう」と言えたので悔いはないと答えます。
鈴は、福子に咲との出来事を話すと、ふとあることを思いつきました。
生前葬をして、鈴も生きている間に、皆に「ありがとう」を伝えたいと言うのです。
予告では、お葬式の様子に、福子が涙を流す様子、てっきり鈴が亡くなったのだとばかり思っていたのですが、あれは生前葬だったんですね。
最終週なのに、どうして悲しい思いをしなければいけないのだろうと胸が痛くなっていたのですが、最終回まで笑顔で観て居られるのかと思うとほっとしたました。
そして、生前葬がどんな風に行われるのかと思うと、最後の最後にまた楽しみができあがりました。