まんぷく 第17話のあらすじ
「生きて会いたい」。
今井福子と立花萬平はそう願っていた。
萬平は変わらず無罪を主張するも憲兵からひどい仕打ちを受けるばかり。
横領疑惑の裏には2人の男が関連していた。
一方、福子から協力依頼を受けた大阪商工会の会長・三田村亮蔵と自称萬平の親友・世良勝夫は元陸軍大将・神宮幸之助の元を訪れていた。
まんぷく 第17話の感想
理創工作社で働く竹ノ原さんが意外と重要な役で驚きました。
世良さんが彼の断言した言葉に気がつかなければ、立花さんを救えなかったかもしれません。
ただ、竹ノ原さんは立花さんの純粋さや、お金に執着がないというそれだけの推測で断言しただけでしたが、それは次の展開へと大きな意味を成すものでした。
第13話で立花さんが捕まった姿を見て、加地谷さんは慌てていましたが、あれは演技で、やはり疑ってよかった人物なのだと、疑いきれなかったことが個人的に残念です。
そして、立花さんにひどい当たり方をしていた憲兵はやはり共犯者でした。
第15話で“共犯者”という言葉に反応したのは自分が共犯者だったからなんですね。
それにしても加地谷さんの「立花を殺すしかない」って言った時にはあまりにもひどいと感じました。
さらに、日本が負ければもう憲兵は必要ないと、憲兵の村城さえも裏切ろうとしていました。
一方で、随分とすごい偉い人のところに行った三田村会長と世良さん。
三田村会長はまだ立花さんとも会ったことがないのに、福子の言葉から立花さんが優秀であることを信じてくれました。
福子は冒頭にほんの少し登場しただけで、ここまでで登場することがなく、仕事から帰宅した福子を観た時には、とても久しぶりという感じがしました。
福子が仕事から帰宅すると家は真っ暗。鈴の姿がありませんでした。
克子や忠彦も福子の味方だと知り、みんなが福子を応援していることに随分と肩を落としていました。
しかも、立花さんが釈放されることとなり、反対する理由が減ってしまいました。
そんな立花さんは立っていられないほど痛々しい姿になっており、本当に生きていて良かったと思います。
「生きて会えると思わなかった」
立花さんは本当に命の危機を感じていたのでしょう。
1週間が経過し、立花さんの元を訪れていた世良さん。
ただラーメンを食べただけで友達でもなんでもないということを言っていたのに、ラーメンを一緒に食べた親友だとまた調子のいいことを言っていましたね。
福子も毎日立花さんの元に通い、2人の距離が縮まっているのは本当に嬉しいことです。
あとは鈴が認めてくれるだけ。これが一番の大難関です。