まんぷく 第62話のあらすじ
“たちばな塩業”から“たちばな栄養食品”へと会社名を変更し、ダネイホンに専念することになった立花萬平。
しかし、今までのように病院に卸しているようではいけないと世良勝夫に指摘され、萬平はダネイホンの中味の改良することにした。
生まれ変わったダネイホンで、たちばな栄養食品は東京で成功することができるのか。
まんぷく 第62話の感想
まんぷくのHPの登場人物の確認をしました。
なぜなら、“たちばな塩業”が“たちばな栄養食品”となり、“塩軍団”の愛称がどうなったか確認するためです。
“たちばな塩業のメンバー”から“たちばな栄養食品のメンバー”には変更になっていましたが、愛称は“塩軍団”のまま。
ということで、塩作りを止めてダネイホンに専念することになったたちばな栄養食品の職員“塩軍団”は、海に並べられた鉄板の撤収作業をすることになりました。
あんなに大変だった塩作りですが、いざ離れることとなるとやはり寂しいようです。
しかし、そんな気持ちを乱すかのように、要らぬ言葉が発せられます。
それは、「ダネイホン作りにこんなに人は要らない」「クビになる人もいるはずだ」という言葉でした。
塩軍団の一部の人間も言っていましたが、萬平さんがそんなことをするはずがありません。必ず、何かしらの役割を与えてくれるはずです。
萬平さんが頭が回らなかったとしても、福子がいいアイデアを出してくれるに違いありません。
社長はわかっていると塩軍団が言う一方で、萬平さんはわかっていないと言う世良さん。
世良さんを呼んだ、それは良かったようですが、全国にダネイホンを売るということに対しては、萬平さんには具体的な案がないようでした。
「栄養失調の人は病院だけにいるわけじゃない」、世良さんのその言葉に納得です。
ダネイホンを販売することばかりで頭がいっぱいでしたが、萬平さんがダネイホンを作るきっかけとなったのは、道端で項垂れている栄養失調の人達を見たことから始まったことでした。
全国に売り出すということ、一般の人も手に取れるものということで、今まで以上に美味しくすることが必要となり、萬平さんは中味の改良に頭を悩ませます。
萬平さんが悩む一方で、台所にいた福子の元にいいアイデアが下りてきました。
福子と萬平さんは本当にいいバランスが取れています。
そして、栄養に関しては机上より台所に立つ女性の方が長けているのではないでしょうか。
福子が思いついたのは“昆布”でした。
昆布に沢山の栄養が詰まっていることを知った萬平さんは、昆布を使ってダネイホンを作りました。
出来上がったダネイホンを早速試食です。
今までのダネイホンは深い緑色で、なんとなく口にするのも躊躇したくなるような色でしたが、昆布を入れたダネイホンは白く、今までより美味しそうに観えます。
試食会の結果は、塩軍団3人を除いて、“おいしい”という結果となりました。
昆布を使ったダネイホンを日本中に売り出し、販売・宣伝のために東京に子会社を作る方針となりました。
でも…、東京に子会社って、誰が行くことになるのでしょう。
子会社とは言えど、経営が必要…。
たちばな栄養食品に経営は、現状、萬平さん・真一さん以外に思いつきません。
そして、東京に進出するという方針を持ったものの、今回もまた鈴は反対です。
しかし、意外に早く、鈴の気持ちは変わりました。
鈴の夢枕に咲が立ったのです。
観音様ならもっと大らかでいないと…咲のその言葉に、翌朝、鈴から力強い許可が下りました。
ひとまず、東京進出決定です。