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まんぷく 第61話のあらすじと感想! “たちばな栄養食品”誕生

まんぷく 第61話のあらすじ

反乱を疑われていた立花萬平や小野塚真一、世良勝夫、塩軍団は、無実を認められ釈放された。

しかし、萬平達が不在の間に鉄板や大釜は錆だらけとなり、塩作りの再開はすぐには困難な状態。

塩作りを止めてダネイホン作りに専念しないかと、福子は萬平に提案をした。

たちばな塩業の塩には苦悩や喜びが詰まっているので思い入れもひとしお。

悩んだ結果、たちばな塩業は「たちばな栄養食品」として新たな出発をすることとなった。

まんぷく 第61話の感想

反乱を企てていると、進駐軍に疑われ捕まっていた萬平さん達が釈放されました。

福子と鈴が用意した食事を萬平さん達が囲みます。

拘束されている間大したものを食べることができていなかっただろうと鈴が言うと、コーンビーフが美味しかったと言うので、鈴はいつものように拗ねモードに入りました。

鈴のご飯が1番だと言う萬平さん。

福子も言うように、萬平さんは鈴の扱いがとても上手になりました。

 

たちばな塩業、ここから挽回!…かと思いきや、専売局から電話が入り、取引を控えると言うのです。

萬平さん達は無実でした。

しかし、新聞沙汰になり世間を賑わたことから信用が失われてしまったようです。

新聞は勝手に新聞社の人が載せただけなのに…と憤りを感じますが、有る事無い事書かれるのが新聞というものなのだから仕方ありません。

 

ただどちらにしろ、萬平さん達が不在の間に、塩を作るための鉄板や大釜は錆びだらけとなり、それを見た萬平さんは「どうとでもなる」と言いましたが、明日から塩作りとそう簡単に再開は難しそうです。

塩を売るどころか作ることもできない。その状況に、塩作りを止めて、ダネイホンに専念しないかと、福子は萬平さんに提案しました。

塩を作っている人は沢山いるけれど、ダネイホンはたちばな塩業だけのもの。

そう。たちばな塩業の専売特許なのです。

 

決定ではありませんが、塩作りを止めてダネイホン作りに専念することを鈴と真一さんに相談します。

あんなに塩作りに反対だった鈴は、「塩業なのに塩を作らないなんて!」と反対。

真一さんは賛成と、意見が割れてしまいました。

 

そんなところに、克子と忠彦さん、タカがやって来ます。

鈴が家出をした時に、忠彦さんが書いてくれた肖像画が出来上がったのです。

その画はまるで観音様のようだと言われ、鈴はご機嫌になります。

 

タカは茂に会いに行き、忠彦さんから結婚の許可が出たと報告します。

2人はお互いはっきりと気持ちを確認し合っていないのに、茂も結婚の報告に喜んでおり、何か違和感を感じます。

茂との結婚を許してしまった忠彦さんは大後悔。

茂のことを心配して泣いているタカを元気づけようとしたことが自分の首を絞めることとなってしまいました。

 

塩作りを止める。ダネイホンに専念する。福子達の話し合いは終わり、仏壇の前で鈴は咲に話しかけていました。

そんな鈴を見た真一さんは、「観音様なら見守ってあげて。塩作りは止めましょう」と咲なら言っているはずだと言うのです。

真一さんは本当に咲がそう思っていると思ったのか。咲を出しに使ったのか。

どちらか真意はわかりませんが、咲に弱い鈴を手玉に取りました。

 

でも、反対しているのは鈴だけでなく、萬平さんもダネイホンに専念にすることについて躊躇っていました。

源の寝顔を見ながら、これまで塩作りのことを思い出します。

たちばな塩業の塩には苦悩や喜びが詰まっています。

たちばな塩業の塩作りの歴史を思い返すと、思い入れもひとしお。

 

塩は昔からあるけれど、ダネイホンは今まで世の中に無かった発明品であり、日本中で栄養失調に苦しんでいる人は沢山いると、福子は改めて萬平さんに言いました。

 

そして、萬平さんは決心。

ダネイホンに専念することを塩軍団に報告します。

会社名は「たちばな栄養食品」となり、立花萬平という発明家の船は新たな出発を迎えることとなりました。

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