まんぷく 第69話のあらすじ
たちばな栄養食品は、弁護士・東太一に罰金7万円の工面方法を依頼し、罰金を納めるために、東京の子会社とダネイホンの販売権利を売却した。
刑務所にいる立花萬平を東京に残し、福子と義兄・小野塚真一をはじめとする東京の社員達は泉大津へと帰ってきた。
ひと時、たちばな栄養食品で笑顔が零れるも、財務局からの電話が鳴り、10万円の追徴課税を求められてしまう。
まんぷく 第69話の感想
太一の提案により、ダネイホンを販売している東京の子会社とダネイホンの販売権利を高く売却することができ、たちばな栄養食品は罰金7万円を納めることができました。
福子は太一と一緒に萬平さんの元を訪れ報告をします。
販売先は豊村商会。
豊村商会の社長は、ダネイホンのことを素晴らしいと言っており、信頼できる人のようです。
東京の子会社を手放すことは萬平さんにとってとても悔しいことでしたが、「萬平印のダネイホン」は豊村商会の希望もあり、これからも使われていくこととなりました。
看板に落書きをされたり、“ダメイホン”と言われてはいますが、それは子供であって、奨学金が脱税のためではないと大人達はわかっているのです。
刑務所から萬平さんを出してあげることができないのかと福子は太一に尋ねます。
有罪となって刑務所にいるという現状では非常に難しいことですが、太一は福子と萬平さんの力になろうとその方法について頭を悩ませていました。
東京の子会社が売却となり、真一さんはじめとする社員達は大阪に戻ることになりました。
東先生の紹介の感謝などを伝えるために、茂は美代子の元を訪れます。
美代子は、「私は…」「私は…」と言葉にするものの、その先に続く言葉を飲み込むと、「私、応援してますから」という言葉を最後に告げました。
美代子は自分の恋心を伝えたかったのでしょう。
しかし、伝えることはできず、美代子の恋は終わってしまいました。
茂と別れると美代子は涙を流します。
そんな2人の姿を小松原・増田・倉永・堺・堀は見ていました。
どうして美代子が涙を流したのか、逢引していたのだろうと茂は責められます。
美代子が茂に好意を寄せていることに皆気づいていました。
美代子は美人だと皆言いますが、茂1人だけは、タカが最高の美人だと言います。
それを聞いて黙る5人。
あんなに「タカちゃん、タカちゃん」言っていたのに失礼です!
タカは美代子には美しさは劣るかもしれませんが、とても可愛らしい女性ではありませんか!
萬平さんの元を訪れていた福子は、真一さんと共に刑務所から帰ってきました。
誰よりも萬平さんや会社のことを心配しているはずの福子は、いつも笑顔で気丈に振舞っていました。
そのことを気がかりに思っていた真一さんは、もっと頼ってくれていいととても心強い言葉をかけてくれます。
「人に恵まれている」と言う福子。
それに対し、運がいいのだと真一さんは返しました。
しかし、道頓堀の母と言われる占い師の元を訪れた鈴は、福子は運が悪いのではないかと尋ねます。
運がいいと言う人間もいれば、運が悪いと言う人間も…。
占い師から返ってきた言葉は、その問いに対する答えとは異なり、萬平さんが大器晩成だということでした。
これからまだ山あり谷ありだと言われます。
今でもお腹いっぱいなぐらい山あり谷ありだというのに、まだ続くだなんて、一体何があるのでしょう。
夜行列車に乗り、福子と東京の社員達は泉大津に帰ってきました。
雷おこしをお土産に買ってきましたが、世良さんが雷おこしを持ってきたがために、鈴には喜んでもらえませんでした。
東京の子会社は無くなってしまいましたが、和気あいあいと笑顔が零れる中、電話が鳴ります。
電話の主は東京財務局。
なんと!
罰金7万円を納めたというのに、追徴課税10万円を求められてしまったのです。
何故ゆえに追徴課税を求められたのでしょう。
7万円だってやっとだったのに、10万円だなんてあまりにも理不尽過ぎます。
これが占いで言われた山あり谷ありということなのでしょうか。