まんぷく 第38話のあらすじ
休日に難波に憂さ晴らしに出たたちばな塩業に勤める男達。
そこで岡幸助が乱闘騒ぎを起こし、警察に保護されたことから、立花福子と萬平は岡を引き取りに向かった。
岡の一件に、リーダーのように振舞う神部茂への苛立ちが募り、男達はぎくしゃくし始める。
男達の心をほぐすためにと、福子は慰労会をすることを萬平や母・今井鈴に提案した。
まんぷく 第38話の感想
嫌がっている女性を助けたのは岡さんなのに、警察に保護されてしまいましたね。
どんなにいいことをしても、手を出した方が負けとういうのはこういうことなのでしょう。
しかし、相手に怪我もなく、お店側も岡さんを許してやって欲しいと言ってくれたおかげもあり、福子や萬平さん達には迷惑と心配はかけたけれど、釈放されたことは何よりです。
福子や萬平さんも満足なお給料を支払うことができず叱れなかったことから、複雑な思いだったようですね。
こんな騒ぎがあれば、これからも何か起こるかもしれないと鈴が不安に思うのも仕方のないことです。
もしもそれにタカが巻き込まれたら、鈴だけでなく、忠彦さんもただで済ますことはないでしょう。
恐らく、鈴よりも忠彦さんの方が恐いかもしれません。
だからと言ってタカの手伝いを要らないとは言えない鈴。
背に腹は代えられないようです。
今回、特に大きな迷惑を会社にかけたわけではありませんが、たちばな塩業の社員であることは自覚しなければいけないと男達はみな思ったことでしょう。
しかし、それをわざわざ上から注意してしまった茂。
確かに、ここまで萬平さんの右腕として動き、信用を買ってきたわけですが、茂がリーダーであるとは萬平さんさえも言っていません。
茂は萬平さんに付いてやってきたのだからある程度指示をできる立場だというプライドがあったかもしれませんが、現状、立場としては何ら変わりないのですから、男達が不満に思うのも仕方ありません。
岡さんの乱闘事件。茂の存在。男達がギクシャクし始めたことにはこれまでの色々な要因が重なっています。
それを見兼ねて、福子は慰労会の提案をしました。
タカのハーモニカ。癒しはありますが、これは一体何だろうと思う気持ちもなんだか納得です。
福子の「リンゴの唄」も、日本語だったら確かにみんなで歌えたというのも納得です。
ただ、福子が英語が得意だということは少しですが男達の印象に残ったのではないでしょうか。
意外と受けが良かったのが鈴の国定忠治!
武士の娘だと感じた一幕でした。
だけど、一番はやはり萬平さんでしたね。
夫婦漫才が面白かったというより、萬平さんの棒読みする姿などに男達の心もほぐれたようです。
これで明日からも塩作りを頑張ることができそうですね。
でも、まだ誰も起きていそうもない早朝に鳴り響く電話は一体どんな困難が待ち受けているのでしょう。