ミステリと言う勿れ

ミステリと言う勿れ6話 謎の救世主 香音人(早乙女太一)と陸太(岡山天音)に注目!

ミステリと言う勿れ6話あらすじネタバレ

謎の男(岡山天音)とその連れの男(早乙女太一)は、虐待を受けて外に出された少年、浩輝(柳下晃河)を助けるため、彼の家を放火していきました。

「大丈夫だよ、熱湯を浴びせられたり、水責めにされたり、殴打されることもないよ。炎の天使が君を守ってくれる」

大隣病院に検査入院している久能整(菅田将暉)は退院を翌日に控えた夜、病院の掲示板に秘められた暗号に導かれて院内にある温室へ。

そこで整は「自省録」のページや行を組み合わせた数字や言葉を伝える謎の女性、ライカ(門脇麦)と出会いました。

ライカは数字で、翌日午後2に二再び温室に来るように整に指示して姿を消します。

翌日、退院手続きを済ませた整は、ライカが指定した時間まで昼食を食べようと病院のレストランへ。

すると、患者の一人、下戸陸太(岡山天音)とぶつかってしまいます。

彼は難癖をつけて許さない模様。

「「土下座をしろ」って言われるのがあなたはイヤなんですね でも土下座を人にさせること自体、強要罪になるよ」

そこで、整はいつも通り、冷静に追い詰めて返す整に陸太(岡山天音)は「うぜぇ殺すぞ」と脅してきました。

「殺さないでください、済みませんでした」

その後、男は去って行きます。

同じ病院にいる中高年の女性たちは整に、陸太が常に人に突っかかる危ない人だと言い、気にしないでほしいとフォロー。

3時になり、整が温室へいくと、床に数字が書かれていました。

「自省録」で確認すると、ある場所の土の中となっていました。

整がそこを掘ると、何かが入ったビニール袋が出てきました。

その時、温室を管理する梅津真波(阿南敦子)が入ってきて整を制止。

ビニール袋は何らかの事情で彼女が埋めたものであることが判明。

宗像という高齢女性が親切にしてくれていて、彼女が娘からもらったと喜んでいたハンドバッグを預かっていたのです。

宗像の死後、彼女は無縁仏で片付けられてしまい、娘すら最期の日になっても見舞いに来なかったとの事。

さらに、バッグの中にはお金が入っており、それ故にバッグを温室に隠していたことは判明。

「子供がそういうふうな態度をとる場合、親に原因がある。他人には凄く優しいんですよ。」

真波からその事情を聞き、バッグに真波への手紙を宗像が淹れていたことも分かりました。

バッグを届ける前に宗像は誤嚥性肺炎を起こしてあっという間に旅立ってしまったと泣く真波。

宗像は娘にお金を遺しても使ってもらえそうにないから、自分のことを世話してくれた真波にお金をあげることにしたと綴られていました。

最初からバッグを持っていたことにしようと考えていると話す真波に対し、真実をちゃんと話したほうが自分が苦しまなくていいと諭しました。

ここで整は自分の話をします。

クレームを近所から言われて、自分は普段からあらゆる生活音を立てているし、古い扇風機のせいかと思ったが、原因は別の部屋の住人の扇風機だったと判明。

真波と別れた整は桜の幹にピンで止められた封筒を発見。

中を見ろと言うライカの数字に整が開封すると、落書きが描かれた堀の写真が・・・。

落書きは炎に包まれた何かを表現していて、写真の裏には住所が記されていました。

整が写真に書かれた住所に行くと、小学生の息子、浩輝以外の家族が亡くなり、一軒家が全焼したとのこと。

整は消防官や景観、野次馬の中に陸太を見つけました、

整に見られていると知った陸太は話をしていた井原香音人(早乙女太一)と姿を消しました。

すると、いつの間にか整の隣にライカ(門脇麦)も火災現場に。

先月別の家が燃え、両親が焼死して、子供だけ助かったと話します。

念の為に写真に収めたと言って、ポラロイド写真を整に見せたライカ。

その後、明日また午後3時に桜の下で会うことを約束し、タクシーに乗って病院へ帰ていきました。

整は翌日、大学で天達(鈴木浩介)に文字を数字で表す女性についてどう思うかと聞きます。

彼女が何を考えているか分からなくて構うか無視か迷っていると相談。

「え?整くんにも春が来た?」

「先生それセクハラですよ、イマドキ」」

「あなたに興味があるか、あなたに助けを求めているか。彼女は誰かに知られたくない怯えがあるのかもしれない」

学校帰りにライカと再会した整は何の目的で自分に近づいているのか、事件を解決したいなら、警察に相談することを提案。

しかし、警察に行くことを拒否するライカ。

「桜にピン止めをするのはやめたほうがいいですよ、桜が可哀そう」

「桜は傷ついても梅は傷つけていいのか?人が桜を見たいのはエゴ」

ライカの独特の言葉に、整は納得。

「この桜が咲くころには私はこの世にいないけどな・・・千夜子は見れるかも」

「千夜子さんって誰ですか?」

「妹だ、今度一緒に温室にできた足湯に浸かろう、次はそこで会おう、桜の木に悪いことをしたな、確かに。またな」

その後、整が温室に戻ると、赤い物を見ると精神的な発作が起きて倒れてしまいました。

原因は温室にあった花。

そこで、真波に花を隠すように指示。

眼鏡をしていれば、赤い物をみなくていいが、眼鏡をうっかり外していたことを整に話す陸太。

その後、池本や風呂光は、整の元へ行き、その少年、浩輝が虐待を受けていること、放火をした犯人は、香音人(早乙女太一)について伝えました。

香音人はお香が趣味の母を火事で失い、母一人子一人の生活をしていたことや、母を亡くしたトラウマで放火事件を引き起こしたのだと言われて拘留されていました。

しかし、香音人が出所してだいぶ時が経過した今、連続放火事件で両親が亡くなり、子供だけが助かる事件が多発していることを伝えました。

その後、ライカからクリスマスプレゼントを交換する約束をいきなり切り出された整。

クリスマスプレゼントをもらったことが一度もない整は葛藤。

整が本題として、火事現場のことを何か知っているのだろうと突っ込むものの、ライカは無視。

間もなく、整は苗字が下戸だから「カエル」と呼ばれることが多いという下戸陸太がライカと入れ替わりで足湯に入ってきました。

お互いに自己紹介をしている2人の青年を、真波は見守ります。

カエルは親は同じだけど、子供のオタマジャクシは形が違い、自由に泳いでいると微笑ましい会話をし、次に、親は虐待した子供には良い名前をつけるのに、酷いことをすると独特のテンポで会話を重ねます。

ここで、整と陸太が、ヤギに人の足を舐めさせて皮膚や骨まで傷つける拷問が昔あったと話をしていて、真波はぞっとしながらも2人の話に聞き入っていました。

その後、夜にライカからクリスマスプレゼントを要求されたことや、また午後3時に会うことを約束。

「クリスマスなんて意識したことないから・・・面白いな」と笑うライカ。

そこで、整は来夏に「印象派展」に行った時の風景画が入ったポストカードをプレゼント、ライカは整に売店で売っていたクリスマスオーナメントを渡します。

無事、プレゼント交換をした2人。

「美術館に一緒に行きませんか?」

「でも、無断でこっそり抜け出しているから。1時間以上はベッドを空けられないんだ」

「え?無断で抜け出しているんですか?」

「そのプレゼント、携帯電話にでもつけて」

ライカと別れた後、虐待を受けていて、病院にいる時しか一人に慣れない少女のことを気にかける陸太と遭遇。

アメリカは司法ががっつり前に出ているけど、日本はまだまだ家庭に加入できず、直に医療に従事する者も加入できないとの子と。

その子、里沙を見かけた2人。

里沙は腕を骨折していて、彼女の虐待については医療従事者も知っている筈なのに何もできずにいます。

里沙という子供は、陸太が以前、「困ったときは炎の天使を呼んでね。君もパパやママにひどいことをされて、つらいなら逃げて良い。どうしたいか君が決めて良いんだよ」と声を掛けられていたのです。

案の定、ろくでもない母親と交際相手に連れ戻されてしまいます。

その様子を見ることしかできない整と陸太。

整は陸太のことを少し自分で調べます。

すると、陸太も案の定、両親だけ縛られていて、彼だけが助かったことが判明。

そして、整は陸太から、大隣総合病院でクリスマスイベントが行われるから手伝ってほしいと連絡を受け、倉庫へ。

到着するな否や、陸太は里沙の両親を誘拐し、この倉庫に連れて来て縛り上げて気絶させることに成功していました。

里沙の両親はこの近くのアパートに住んでいて、里沙はアパートから病院に連れて来られました。

片腕を母親と交際相手によって骨折させられている彼女を救う為に監禁を実行した陸太と相棒の香音人。

そして、陸太は整に襲い掛かります。

整は力で倒され、陸太に捕まってしまいました。

次週、謎多き2人組は、救われずに過酷な日常を生きる子供たちにとって救世主か?それとも・・・。

香音人と陸太の壮絶な過去と、虐待を受け、命が助かった「サバイバー」にフォーカスを当てたストーリーに期待。

ミステリと言う勿れ6話感想・みどころ

子供を酷い虐待で追い詰め、死なせる大人たちに命を持って制裁を加える香音人と陸太の存在は正義でもあり、悪でもある・・・。

アメリカのように法で厳しく取り締まれない以上、日本では司法が弱くて、子供達を救うことがなかなか容易にできない悲しい現実。

香音人と陸太のような人がいれば、綺麗な名前で生まれ、過酷な環境に生きる子供たちが自分らしく生きれるきっかけ、改革になるのかなと思ってしまいました。

両親を放火で殺された浩輝が陸太と香音人にかけられた言葉が、浩輝が両親から受けてきた環境を物語っているように感じました。

「もう大丈夫だよ、熱湯を浴びせられたり、水責めにされることもない、殴打されることもないよ。」

浩輝は香音人と陸太のおかげで児童養護施設や病院に保護され、辛い日常から解放された結果は救われましたね。

再び登場したライカも今のところは、「千夜子」という妹がいると言っていますが、千夜子は存在するのかな?

今回フォーカスが当てられたテーマは今もなおどこかの家庭で起きている児童・幼児虐待の痛ましい現実。

防げたはずなのに人員不足や司法の違いで、今この時間にもどこかのお子さんが傷ついていることを突きつけられました。

目に入れても痛くない子どもたちを救う存在となった2人の若い青年も恐らく・・・って感じがします。

ライカも、整の大学教授が言っていたように、「整に助けを求めていて、見えない何かに怯えている」人だと思います。

ライカが整は共にクリスマスの楽しさを知らなかったりする切ない面もありましたが、整とは我路とまた違った見解で親しい人になる展開に期待です。

一方で、ラスト近くで出てきた里沙はもう見ていられない程辛かった。

あんな小さな子を引きずって歩く母親とその内縁の夫に作品ながら、なんとか香音人と陸太に助けてほしいとさえ思ってしまいました。

案の定、里沙の両親を監禁し、「制裁」を加えようとする陸太と香音人の動向と2人に監禁されてしまった整に注目したい6話でした。

 

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