ファイトソング6話あらすじネタバレ
芦田(間宮祥太朗)の突然の乱入で慎吾(菊池風磨)の告白が中断。
しかし、慎吾は冗談で茶々を入れただけだとその場の空気が悪くならないように気を遣いました。
芦田は花枝に照れ笑いしながら、自分の気持ちが恋であることを伝え、ほのぼのした空気が。
嫉妬する慎吾の態度に対し、凛(藤原さくら)が自己紹介して、和ませました。
花枝は仕事に戻る芦田にムササビポーズをとってもらい、その様子を写メに連写。
芦田は間もなく、弓子(栗山千明)からの着信を受け、仕事場へ戻ります。
弓子は夜に仕事場に着いた芦田に呆れるものの、デビューしたての頃の彼が頭を下げる時に思わず笑ってしまう態度が昔から変わらないと気づき、内心は芦田を許していました。
キャンプ告白事件から、数日後、秘めてきた思いに気付いてしまった花枝(清原果耶)、芦田、そして慎吾はそれぞれの本当の気持ちに向かい動き出していました。
花枝は芦田と再び遊園地デートの約束をすることに。
一方で、キャンプ場でその日の夜、花枝は耳の不調を感じ、また医師(橋本じゅん)に相談することを決めました。
翌日。
花枝のことを気にかけてくれる優しい存在を連れて診察に来るように言う医師。
一方で花枝は素直に言うことを聞くものの、大切な人だからこそ、直美(稲森いずみ)や凛(藤原さくら)、慎吾(菊池風磨)などを傷つけたくない、そして何よりも好きな人である、芦田(間宮祥太朗)に知られて嫌われるのが怖いという葛藤がありました。
n花枝への気持ちが「恋」だと気づいた芦田は、音楽制作に今までよりもさらに磨きがかかります。
今までもこれからも花枝を見守り続けると改めて心に誓う慎吾。
一方、花枝は手術という現実に向き合おうと決意。
3人の思いが交差するなか、花枝と芦田は遊園地に来ていました。
まず、「取り組み」の一環として、花枝は芦田に一人でジェットコースターに乗ってくるように伝えました。
耳の不調を隠すためや、元々ジェットコースターが苦手な花枝は、芦田に挑戦することへの体験と不安と闘うという理由を伝えました。
自分のことも、「花枝」「花枝ちゃん」「木皿さん」「木皿」のうちしっくりと耳に心地よく聞こえる呼び方を試す為に、自分のことをこの4パターンで芦田に呼ばせたりもします。
結果、呼び方は「花枝」がしっくりくることがわかり、呼び捨てはハードルが高いと照れながらも、花枝との距離を縮める為に花枝を呼び捨てにすることにした芦田。
芦田が一人でジェットコースターに乗るなか、花枝は本来の自分の目的である耳が聞こえるうちにジェットコースターに乗る感覚や音などを体感。
芦田はジェットコースターに乗った後、熱い感想を花枝にぶつけました。
「どんなところにいても花枝を見つけられる気がする、花枝が隣にいなくて寂しくて他のカップルに嫉妬すらしなかった、花枝を見つけることができて嬉しいし、1人でジェットコースターに乗り、隣に大切な人である花枝がいないのは、世界に理解されない感情に似ている、花枝は世界一ステキな女の子だよ。心が今凄く動いているんだ」
花枝は芦田の純粋さと素直さ、そしてアーティストゆえの感性の豊かさに良い刺激を受け、彼のピュアなところに惹かれます。
芦田は花枝とのデートを満喫するのですが、花枝が「思いで作り」の理由を決して明かしてくれないことが気になり始めていました。
「俺は片思いしているのかなぁ」
「すごく心が動くんだと思いますよ、片思い」
その日、花枝は耳の手術まであと3週間切っていることを診察で医師に伝えられて以来、大切な人である芦田にも、慎吾たち養護施設の仲間達にも言えないことでますます悩んでいました。
慎吾は夜遅く帰宅し、花枝から香水の匂いを指摘されました。
翌日。
バーバサッコの前に、慎吾が昨日行ったキャバクラのキャストがビラ配りにやってきたことをきっかけに、慎吾が「ファイト♡」へ行き始めたことが、花枝や直美、凛、迫にすぐ発覚して話題に。
迫は慎吾に嫉妬し、凛と直美は花枝との恋がうまくいかない気持ちをキャバクラで発散していることを見抜きます。
花枝だけがただ一人、慎吾の自分への気持ちに気付かず、キャバクラ遊びを始めた慎吾に疑問を感じるのでした。
キャバクラに行かなきゃと言って夕方、倒れた慎吾。
しかし、その真相は、育児をしていることなど環境が様々なキャバクラのホールの手伝いを慎吾がしていたことが判明。
店長は、代わりに手伝いに行った花枝と凛に、慎吾の給料を渡しました。
さらに、ヒデ(若林時英)と俊哉(窪塚愛流)が慎吾の大切な物を壊してしまい、その修理費を稼ぐためのバイトだったことも発覚しました。
慎吾の影の優しさに気付く花枝や凛。
一方で慎吾は、花枝がどんなに拒絶しても花枝をずっと愛し続けることを伝え、花枝を後ろから抱きしめるのでした。
このときばかり花枝は慎吾が自分に何か特別な気持ちがあるのではないかと少し気付きます。
その頃、直美はついに思いを溜め込んで通院する花枝を偶然、学校の友達の見舞いついでに見かけた莉子。
莉子はついに直美に一人、花枝が何らかの病気で通院していることを告げようとしていました。
バーバサッコでは、直美との再会と今になつかしさに浸る迫。
迫は父親の後を継いで美容師になることを拒絶していましたが、偶然、横断歩道を渡った時に、海外帰りの直美と再会。
直美は父が倒れたことで、日本に帰国していて、児童支援施設を作ることに。
その一歩に突き動かされた迫は美容師になる努力を続けて今に至りました。
そして今、迫に、花枝の病気のことを莉子から聞き、ひとしきり泣いて打ち明けるのでした。
花枝もまた、葉子(石田ひかり)に今、漠然と悩んでいることを再び見抜かれ、彼女に背中を押してもらいました。
「今はSNSで耳が聞こえなくても話しやすい世の中よね。でも電話の声が聞けたときのことを思い出すの。」
そして葉子は彼女自身の恋人に短い電話を花枝の前でします。
「もしもし、葉子だよ。元気元気 愛してるよ」とスピーカーにして素直に恋をしている気持ちを伝えました。
自分に素直になることを伝えるための行動でした。
その後、芦田からの着信をスピーカーにした花枝は、花枝が元気がないことを心配して電話をかけてくれた彼に対し、「スタートライン」を歌う声に耳を傾けました。
花枝は葉子のいつも通りのおおらかさと優しい一面に励まされ、自身の耳の病気のことを直美や凛、慎吾たちに伝えようと決心がつきました。
次週、いよいよ花枝は隠してきた病気のことを「家族」である慎吾や凛、直美たちに告げます。
ファイトソング6話感想・みどころ
花枝との恋が実らないことをきっかけに慎吾は可愛い大人のグレ方をしてキャバクラへ行ったのかと思いきや、キャバクラ「ファイト♡」で育児など多忙な環境で一生懸命働くキャスト達の手伝いをしていたとは・・・!
慎吾の優しさと行動力、お調子者だけど面倒見の良さが滲み出ていてステキでした。
慎吾ってチャラチャラしてピエロみたいにおどけているように見えて、前を見据えていてしっかり者なところもあって頼りたくなる存在に見えます。
だからこそ、慎吾は無理をしすぎて倒れてしまったのも納得です。
行動力が誰かの一歩になってるところは花枝と似ていると思います。
花枝への恋も少し今日は直球になってきていて、バッグハグをする行動は昔のドラマ「あすなろ白書」を連想させましたね。
一方で、アーティストゆえの感性と恋をしたことのないお坊ちゃまが入り混じったような芦田も可愛すぎでした。
またSNSでは本日のトレンドキーワードに、芦田が花枝に改めて告白した後で見せた「ムササビポーズ」!
ムササビ!とジャンプをして両手を広げる様子がイケメンなのに可愛い魅力が詰まっていましたね。
優しくて、花枝に遊園地でジェットコースターに敢えて一人で乗った時の熱い思いを伝える芦田がなんだか目の前に王子様が見えてしまった。
とにかくピュアで、花枝が隣にいないジェットコースターへの寂しさや、他のカップルに嫉妬しないほど花枝のことが大好きなである気持ちや、ジェットコースターに一人で乗車することで、世界に一人残されているような感覚などインスピレーションを受ける彼の言葉の数々に胸キュンです。
こんな温かい人が彼氏だったら・・・あ、いえ、なんでもありません。
楽しい場面ばかりでなく、花枝が医師(橋本じゅん)から告げられた耳の手術まであと3週間を切った現実。
花枝は大好きな仲間たちである慎吾や凛、そして、母親代わりの直美など家族同然の彼らと同時に、大切な人である芦田に真実を告げる勇気が出ないシーンは切ないものがこみ上げてきました。
だからこそ、ハウスクリーニングのクライアントで年上の友人でもある葉子を頼りたくなる花枝の気持ちにとても共感しました。
そして今日も葉子は陽だまりのように花枝を温かく包み込んでいて、花枝が相談に乗ってもらっているのですが、葉子に悩みを聞いてもらっているような気がして涙が止まりませんでした。
葉子が彼氏に「もしもし、私、葉子!元気元気!愛してる!大好きだよ!」と無邪気にスピーカーでメッセージを送るシーンは、チャーミング。
落ち着いた大人でありながら、人がイヤにならない可愛さや天真爛漫なところはほっこり。
葉子みたいな友達が思わずほしくなりましたね。
直美は自分の娘同然に花枝を厳しくも温かくエールを送ってきた存在。
気丈に振舞ってきて、どっしりと何事も構えていた彼女が見せた初めての弱さは、穂香(莉子)から聞いた花枝の病気のこと。
みんなに心配をかけないように一人で抱え込み続ける花枝の辛さに気付けなかった彼女の悔しさが画面越しにとても伝わりました。
穂香も、偶然、学校の友達の見舞いに、花枝を脳神経外科で見かけて、通院する彼女の行動にずっとモヤモヤした気持ちを抱えてつらかったんだなと思いました。
母のように慕う施設長の直美や、凛、慎吾などに花枝の真実を少し知っていながら、みんなを傷つけたくなくて打ち明けにくい莉子の心のざわつきも分かります。
最後に、そんな葉子の可愛さと勇気を持って病気と向き合う覚悟ができた花枝が一歩また踏み出す次週に期待したい6話でした。