凪のお暇 6話 あらすじ
凪(黒木華)はゴン(中村倫也)とキッパリ別れを告げ、声をかけられたスナック・バブル2号店で働くことになった。
しかし、なかなかうまくお客さんと会話のキャッチボールが出来ずに落ち込んでしまっていた。
慎二(高橋一生)は円(唐田えりか)と楽しいオフィスラブを満喫していたが、ある日スナック・バブル2号店で凪と鉢合わせしてしまう。
ママ(武田真治)達に悟られないように初対面のふりをする2人、そうとは知らずに慎二が彼女にフラれてハートブレイク中だと凪にバラされる。
凪にフラれたゴンは胸の痛みがなんなのかわからず戸惑っていると、緑(三田佳子)にそれが初恋だと言われて凪のことが好きなんだと自覚することになる。
坂本さん(市川実日子)はやっと就職先が決まるも、詐欺をしている会社だと凪に知らされて、それでも後に引けずになんとか結果を出そうと頑張ってしまう。
そこに慎二の協力もあって凪が助けにくると、やっとそのブラック会社から抜け出して言い合って喧嘩していた凪とも仲直りする。
一方、円とうまくいっているように見えた慎二だったが内心はまだ凪のことを忘れられておらず、凪がゴンと別れたと知ってギクシャクしていた。
凪とみすずと龍子の人生ゲーム
スナック・バブルでボーイとして働き始めた凪、元々空気を読みすぎるちょっとおとなしめな性格だった凪が接客業なんて大丈夫なんだろうかと心配でした。
話題を振ってもらえても会話が続かないって、結構誰もが感じる悩みかなとは思います。
共通点がわからないと何を話していいのか、沈黙が怖いとかそれぞれコミュニケーションに関する悩みは誰でもあるでしょう。
慎二はあれから円と恋愛に発展したのでしょうか、オフィスラブが始まっていてガッカリしてしまいました。
凪ともオフィスラブだったのに、円とのようなあんな恋愛していなかったのに・・・と思うと、凪が不憫に思えてしまいました。
ゴンちゃんが「見つめ合うと素直におしゃべりできない」というのはあの有名な曲の歌詞だなと、きっと気づいた方も多いでしょう。
所々の小ネタもこのドラマの見どころで大好きです。
みすずさんと龍子さんと凪で人生ゲームをするシーン、とっても楽しそうでこんな関係は羨ましいなと思いました。
人生ゲームってたかがゲームですが、結構色々考えさせられるというか自分のリアルな人生と重ねて考えてしまうのってよくある話だなと感じました。
バラされて焦る慎二が最高!
スナックのママに「人に興味あった?」と問われる凪を見ていると会話のキャッチボールができないというのはそういうことかと納得させられました。
その人ともっと話したい!知りたい!と思うと、自然と聞きたいことや話したいことが言葉にして出てくるものです。
そう思うと、接客業をしている人は凄いなと感心させられます。
そして6話の最大の見どころは、慎二が号泣していることをバラされた時のあの反応でした。
あの初対面を装う態度も笑えましたが、ママに「毎日ここで号泣して・・・」とバラされた瞬間のBGMもピッタリでした。
そこからのあの慎二の台詞はアドリブでしょうか?
最後の「ドスコイ!ドスコイ!」で、高橋一生さんと武田真治さんが素で笑っていたのが視聴者としては面白い見どころでした。
凪ボーイお手製の一品を出した後では、慎二が食べて凪とのことを思い出す演出も欲しかったなと残念に思いました。
ウザい絡み方をするお客から凪を助けてくれた慎二には、思わずドキッとしてしまいました。
なんだかんだ凪のことを心配してくれている慎二は、やっぱりずっと凪のことが大好きで忘れられないんだと思います。
凪がゴンと別れたと知って、円と凪がかち合ってしまってから円を「彼女」と紹介できないのはそういう意味でしょう。