凪のお暇 9話 あらすじ
急に上京してきた凪の母・夕(片平なぎさ)に、凪の婚約者だと言ってしまった慎二(高橋一生)。
その流れで両家の顔合わせをしようと話が進んでしまい、後に引けない状況になってしまう。
慎二のお暇が終わり、ゴン(中村智也)の部屋を去っていく慎二。
ゴンに「もう一回やり直そうって言わないの?」と聞かれるも、慎二は強がって「誰が」と言う。
本気を出してみることにしたゴンは、凪(黒木華)をワンコインBBQに誘う。
そして「前の俺と今の俺、全然違う奴みたい。だから、人って変われると思うよ」と声をかける。
慎二とゴンはそれぞれ母親に事情を説明しようとするも、結局話を切り出せずにいた。
両家顔合わせの日、お祝いの品を渡そうとする夕に受け取らない慎二の母。
凪の父親のことや凪がもう仕事を辞めてスナックで働いていることを内緒にしていたことを怒っている。
そこへ慎二の兄・慎一が現れると親戚には黙っていた慎二の家族の秘密を次々と暴露していくのだった。
必死に作り笑顔で誤魔化そうとする慎二を見て、自分とソックリだと感じる凪。
夕はそんな慎二の家族に「みっともない」と言うと、凪は夕に対しての不満をぶつけて「嫌い」と言い切った。
うまいこと結婚話は破談になったが、2人とも複雑な思いだった。
帰り道にゴンがやってきて「凪ちゃんのことが好き、付き合って下さい」と頭を下げる。
その告白に呆然とする慎二と、とまどう凪だった。
両家顔合わせ!?
助けたつもりだったのが、結婚するなら・・・と話が進んでしまってまさかの急展開でした。
最初から嘘なんてつかずに正直に話していれば良かったのに、とも思いました。
でも、そこが2人の似ているところでもあり2人で凪のお母さんの空気を読んでいる姿が似た者同士という感じでした。
スナックのママに電話して携帯を真ん中にして喋るシーンが面白くて、MAXご本人が踊って歌ってるのも嬉しい演出でした。
2人それぞれの妄想シーンも面白くて、慎二のは幸せそうなのに対して凪はやっぱり以前のモラハラな慎二の印象がまだ強いんだと感じました。
ゴンがエリィに「俺、本気出してみる」と言っていたので、どう本気を示してくるのかが気になるところでした。
ゴンの気持ちをいつも聞いてくれるエリィも、きっとゴンを好きなはずなのに今は友達以上恋人未満のような親友の状態なのでしょうか?
もしゴンが凪とハッピーエンドにならないなら、エリィとゴンが恋人同士になれればいいなと思いました。
円が空気クラッシャー
慎二の母と凪の母が意気投合してしまって後戻りできない状況になってしまいました。
凪が胃が痛くなるのもわかる気がします。
ここでようやく緑さんはどうして自らこんな暮らしをしているのか?という話になってきました。
トンズラしてしまったと言っていましたが、いろんなプレッシャーに耐えられなかったのでしょう。
それでもわざわざ貧乏暮しをする必要はあるのかな?と疑問にも思いました。
円がどんどん可哀想な状態になってきて、あだ名が「空気クラッシャー」と言われていたのには驚きました。
本人はまったく自覚がないだろうし、ただ仕事を頑張っているだけなのに見た目が可愛いってだけで、他の女性からひがまれて嫌味を言われるだけだと思うんです。
ずっとそんな感じだったのかと思うと、慎二につまみ食いされて裏切られたショックは相当大きいかもしれません。
だけど、慎二にはやっぱり凪と幸せになってもらいたいので、円には他の形で報われてほしいなと思います。