ドクターX外科医・大門未知子~6話あらすじ・ネタバレ
キッズビジネス実業家、六角橋翔太(平岡祐太)が突然、皆月むつみ(宝辺花帆美)を連れて神原名医紹介所を訪ねてきました。
“お金はいくらでも払う”という条件付きで、自ら、未知子とむつみが関係していく様子や医療を受けるむつみの様子をSNSにアップ。
売名行為!子どもを利用して繰りかえす六角橋は本当にむつみのことを気にかけていないことがわかります。
一方、六角橋に内心、恋心を抱いた博美は、六角橋が実は、肝細胞がんステージ3だったことを知り、ショックを受けます。
未知子のお馴染みの鋭い洞察力と医療知識でこの病気を持っていることがわかったのでした。
六角橋の手術の件で、未知子と博美は衝突・・・果たしてどうなる?!
未知子は博美や所長で自分のボスである、神原晶を囲んで、いつものように麻雀に興じました。
昌にかねてから行きたいと思っている高級牛肉料理が食べられる店に行きたいとねだっていました。
ゆるやかな日常化と思いきや、突如、未知子や博美などの神原名医紹介所に、子役タレントのむつみを連れた母と、六角橋が訪ねてきました。
放射線治療などをしてきたむつみですが、なかなか厳しい状況なので、むつみの母は六角橋に娘を助けてほしいと支援を求めた背景も明らかに。
早速、東帝大学病院を訪問する六角橋に、神原は六角橋自体が神原名医紹介所での持ち込みということだったのです。
病気が治ったらピアニストになるためにピアノの練習に励みたいというむつみ。
容姿端麗な六角橋はむつみの顔すら覚えておらず、所詮、売名のために、むつみ親子に関わっていたのでした。
博美は病院の食堂でまた六角橋に出会い、ちょっと“意識”してしまいました。
後腹膜の手術などむつみはハイリスクな体でした。
むつみを早速、手際良く手術する未知子ですが、術式を急に変更したり、一度にむつみの手術を終わらせようと周囲に意見を通します。
さらに、長年信頼している相棒で同じ神原名医紹介所に務める城之内博美にも意見します。
未知子の術式の変更について博美は文句を言いました。
今回の患者は7歳の子ども、患者の負担を考えてほしいと意見する博美。
博美は六角橋と未知子が晶に行きたがっていた高級な牛肉料理が食べられる店でディナー。
未知子はそれを晶と共に六角橋のSNSに映る博美を見てむっとします。
その頃、博美は六角橋との帰り道、六角橋に一人娘のマイがバレリーナになる将来を夢見ていると話します。
すると、六角橋は、自分がその夢を叶える協力がしたいと博美に言いますが、博美はそれを断りました。
彼が突然胸を押さえて苦しみ出したので慌てて東帝大学病院へ。
調べてみると、肝細胞ガンのステージ3。
六角橋の手術を未知子はいつも通り当然担当すると自信満々に言いますが、博美が反論、その場にいた海老名敬が執刀医になることに。
六角橋は、「バーディーバー」という特殊な血液のため、手術では六角橋自身の血液を貯血することに。
未知子は海老名が失敗することを予期し、意見します。
博美も未知子に、「今回は麻酔科医がコントロールすることになる、だから大門にはやらせない」と。
海老名は、未知子に博美や自分の助手につけばいいとフォローを入れますが、未知子はいつも通り「致しません」と突っぱねてしまいました。
海老名は未知子と博美の状況を蛭間とニコラス丹下に話しますが、蛭間は有力な「影武者」未知子にオペをするようにしたほうがいいと逆に海老名に頼んでくるのでした。
六角橋の入院などは極秘で行っていましたが、ネット社会ゆえにたちまち噂に。
そこで、博美になんとしても未知子がオペをするようにした方がいいと相談する海老名。
わざわざ博美を食事に誘ってその話を切り出し、実は博美のことが好きな海老名は、「俺がこれからは支えるから」と告白めいたことをほのめかします。
海老名は博美に気に入られようと必死で、「俺のおごり」と気前良いことを言い出しますが、結局は薄給で既婚、娘がいる彼は生活のためにケチっている部分も。
博美はその不器用な様子に呆れながらも、神原名医相談所に帰宅後、未知子との喧嘩を言いすぎたとこぼします。
昌はお互いに言いすぎたことは確かだし、未知子と博美が信頼し合っているからこそ今回の喧嘩が起きたとたしなめるのでした。
後日・・・・六角橋はむつみから、500円玉の入った折り紙の包みを貰いました。
むつみは六角橋の背景を後々、聞いて未知子に相談。
新人看護師の正子(今田美桜)に付き添われて、自分を助けてくれたお礼を言いに六角橋の元へ来たのです。
むつみが渡した、500円玉には六角橋の幼少期の貧困が影響した背景がありました。
母親がいつも幼少の六角橋に「これが全てのお金」と言って渡していたのです。
その子ども時代のことを思い出し、自分がビジネスのために純粋な子どもを利用していたことを後悔した六角橋。
六角橋はその後、突如、苦しみ出し、緊急手術に。
バーディーバー体質の六角橋は、貯血の量が足りなかったことが体に影響したのです。
未知子はその頃、晶と一緒に卓球でストレス発散中。
未知子が不在の中、ニコラス丹下は手術中に起きたトラブルに怒ります。
インオペにして、一流起業家の六角橋を助けられなかったなどの不評、病院の名誉を守るためでした。
六角橋の体内に傷が!さらに、特殊な血液体質の彼は手術中に血を使いすぎている危険な状況。
しかし、博美は「お前らのキズよりも患者のキズのほうが大切」と啖呵を切りました。
海老名も次の手段を迷っているところ、蛭間が神原に電話連絡。
そこで、ようやく未知子到着。
希釈式という方法で六角橋のピンチを切り抜けて手術を成功させました。
晶は後日、未知子と博美の給料をもらうため、蛭間が六角橋を救ったことにすれば病院の評価が上がるなどと彼が食いつくようなことを言っていつも通り大金の給料、3000万を蛭間に振り込ませることに成功。