姉ちゃんの恋人最終話あらすじネタバレ
安達家でクリスマスパーティーが行われる日、桃子(有村架純)を不良たちから守り抜いた真人(林遣都)は、笑顔で安達家の門をくぐりました。
家では、桃子の3人の弟、和輝(高橋海人)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)に加え、桃子の唯一無二の親友、みゆき(奈緒)も2人を温かく歓迎します。
クリスマスの彩りに囲まれた安達家はほのぼのしたクリスマスを過ごします。
家族の温もりと幸せな空気に胸がいっぱいになる真人。
世帯主として、桃子による乾杯の挨拶から始まったパーティーでは、安達家恒例行事として、全員が一人ずつ、個人で抱えている悩み事やこれからしたい目標をみんなに発表し、聞いた側に受け止めてもらうことに。
和輝は就職活動、朝輝は、桃子と真人、みゆきと和輝がそれぞれ交際している様子は嬉しいけれど、なんだか寂しいと話します。
みゆきは、嬉しいクリスマスではあるけれど、失業しているから不安が駆られること、自身の生い立ちで、親が倒産してやる気を亡くし、母もパートをやめてしまい、どんどん心が腐っていた過去があり、自身が就職難な今に漠然とした不安を抱えていると吐露。
真人は、自分が今、こんな穏やかなクリスマスを過ごせるとは今まで考えていなかった、自分のせいで好きな人たちが嫌な思いをしなければいいと思っている、それまで母、貴子(和久井映見)をずっと守ってきたからこそ、安達家やみゆき(奈緒)には、母と仲良くしてほしいとの意思を伝えました。
桃子は最後に、真人とは違うけれど、みんなの幸せを願っていること、もう一つみんなでやりたいことがあると話しました。
最後にクリスマスプレゼントを交換し合ってお開きに。
その頃、悟志(藤木直人)が今の仕事を年明けには辞めて、新境地へ向かうことを知り、ショックを受ける恋人の日南子(小池栄子)。
いつものバーで飲み、悟志に惚れる日南子。
桃子の勤務先のホームセンターでは、翌日、上司の日南子など従業員の仲間達で簡単なクリスマスパーティーを開くことが知らされました。
家族同然の存在も連れて行って良いとのこと。
また、新社長が決まることも発表されました。
真人はパーティに、母の貴子と藤吉(やついいちろう)を誘いました。
藤吉は「家族同然の人」として自分を誘ってくれた真人の優しさに泣きそうになるのでした。
その日の夜、和輝はみゆきにプレゼントを渡しました。
和輝への気持ちを改めて伝えたみゆき。
プレゼントのオレンジのマフラーを2人で巻いてお互いが両想いであることを確認し合うのでした。
日にちが経過し、迎えたクリスマスイブ・・・。
桃子たちが勤務先で会社のテレビを見ていると、新社長はなんと、悟志でした。
悟志がなんと、桃子たちのホームセンターの社長になったのです。
桃子は慌てて、悟志が社長になったことを勤務時間がまだの真人に無料通信アプリで連絡。
真人は驚き、友人としても職場の先輩としても尊敬している悟志が社長ということに衝撃を受けたのでした。
実は悟志が社長に就任することは以前から決まっていて、桃子や日南子たち従業員の声を「社長からの連絡」と称して、ホームセンターでチーフの立場にいる日南子を通して、桃子たちを見守っていたのも、悟志だったのです。
悟志は勤務開始時間寸前の日南子に声を掛け、花束を持ってプロポーズ。
従業員たちは騒然とし、突然の幸せを祝福し、桃子は悟志のプロポーズの様子を動画に収めました。
日南子はプロポーズを了承し、このまま仕事を続けていいか聞きます。
もちろん、悟志はそのことを快く了承し、2人の幸せな未来が一歩始まろうとしている状況に、桃子たちは大喜び。
桃子は早速、動画を撮影して、真人に送ります。
真人はまだ勤務時間外で家で寝ていたので、桃子の連絡にまたしても驚きを隠せずにいました。
従業員の一人、臼井(スミマサノリ)は、貴子が以前見つけた壊れた椅子のことが気がかりで、その椅子を回収しに仕事現場を途中抜けて出ていきました。
無事、椅子の引き取りをし、彼は仕事に戻ります。
桃子たちのホームセンターでは、客の子どもの一人(稲垣来泉)が、従業員の武内(那須雄登)に声を掛け、「サンタさんはいつもプレゼントをあげてばかりだからプレゼント」と言って、小さな贈り物をします。
サンタクロース姿の武内は幼い彼女の純粋な子供心に涙するのでした。
迎えたホームセンターの倉庫でのクリスマスパーティーで、悟志は警備員だった宇田川(西川瑞)を伴って登場。
なんと、宇田川は警備員のふりをしていましたが、実は悟志の運転手でした。
桃子たちはその正体に驚愕。
遅れて、みゆきが登場し、クリスマスイブの夜に就職先が決まったことを大喜び。
そして、幸せに包まれたパーティ終了後、真人は桃子をホームセンター内のクリスマスツリーの前に連れて行き、伝えたい想いを告白。
まず、「クリスマスツリーの前でキスしてもいいかな?」と初々しく尋ね、桃子にキス。
「イブの夜、大変な人も多いけど、俺たち世界一幸せだね・・・仕事で良かった」と言葉を続けた真人。
彼の純粋さに桃子はますます、真人が好きになりました。
そして、クリスマスツリーを撤去し、新年の装飾をした桃子達。
みんなが一体となって、達成感と新年の始まりを祝うのでした。
真人は帰り道、桃子に、桃子が両親を亡くしたトラウマである車に乗ることについて口を開きます。
「車のことはすぐに克服できないと思う できないことは不幸じゃない、他の幸せがあるからゆっくり進んでいこう」と温かい言葉をかけた真人。
桃子は真人の優しさに胸がいっぱいになります。
また、最後に、真人は桃子と海岸に行き、桃子の真似をして「桃子ちゃんはほわほわした人と結婚したほうがいいと思うんだ、たとえば・・・俺みたいな」とプロポーズ。
そして桃子は新たな幸せを日南子のように掴むのでした。
もちろん、桃子だけでなく、日南子や悟志、弟たち、ホームセンターのみんなに、真人の母、貴子も同じです。
桃子達の幸せはずっと末永く続く事でしょう。
姉ちゃんの恋人最終回感想・みどころ
聖なるクリスマスに相応しい、「つづけ、幸せ」ともいえる感動の最終回でしたね。
桃子と真人、日南子と悟志、和輝とみゆき・・・それぞれが新たな幸せと温かな夜を過ごしていて心が温まるような気持ちです。
このドラマが今日で最終回なんて寂しい!1話からずっと追っていて、こんなに周りの人が愛情深くて、優しい世界だからこそ、続編期待しちゃいますよ。
真人が可愛すぎるんですけど・・・クリスマスツリーの前でキスしていい?なんて聞いたり、イブの夜に大変な人が多いけど、自分達は幸せだなんて、ほっこりです。
みんなが「2021」に向けてホームセンターの装飾を完成させ、達成感を味わうシーンや、家族のように温かいクリスマスを過ごすシーンも素敵でしたね。
まさか、悟志が新社長になり、警備員だった宇田川がそれを知っての上で悟志のことを見守っていたとは予想外でした。
ラストで、桃子が車の接触事故で両親を亡くしたあの日・・・桃子のトラウマを理解し、今の桃子をまるごと受け止め続けた真人の寛大な心は涙が止まりません。
「できないことは不幸じゃない、他の幸せもあるからゆっくり進んでいこう」
桃子が真人に出会えて本当に良かったと感じる印象深い場面です。
メンタルが強く、繊細で真っ直ぐな桃子がいたからこそ、真人も香里(小林涼子)とのトラウマを克服することができた・・・前に進めた、お互いに大人として成長していく2人だからこそ、出会うべくして出会ったのではないかと思います。
本当に今日が最終回なんて私も視聴者の皆さんのように「姉恋ロス」になる!
今まで多くのドラマを実況してきましたが、これほどまで幸せいっぱいになれるドラマに出会えるとは・・・。
桃子達の「つづけ、幸せ」に共感しかないですよ最終回も。
桃子&真人、日南子&悟志、みゆき&和輝、ほんとうにみんなおめでとう!いつかまたテレビのなかで安達家や真人、日南子たちに会えますように。
「姉ちゃんの恋人2」が制作されることを願いたい最終話でした。