姉ちゃんの恋人1話あらすじネタバレ
安達桃子(有村架純)は、高校3年生の時に両親を亡くして以来、大学進学を断念。
弟たちを懸命に養う為、親戚の紹介で就職したホームセンターで働いて9年目を迎えました。
桃子は常に、「あいつらを幸せにするって絶対決めた」ときっぱり言い切る意志の強さなど弟たちにとって姉であり、母のような存在。
クリスマスはもっと店内の内装を盛り上げようと話す桃子と仲間の従業員たち。
夜には職場のみんなと飲みに出かけることになった桃子は、弟に連絡し、居酒屋へ。
久しぶりにみんなで飲みに向かう桃子。
やがて、20歳、17歳、14歳となった弟たちは逞しく成長し、姉の幸せを願う優しい男に育っていました。
同じ頃、桃子の働くホームセンターの配送部の高田(藤木直人)と吉岡(林遣都)は、今年はコロナの影響でハロウィンをするとは思わなかったと話しながら配送の現場へ向かっていました。
コロナ禍のなかで、仕事を頑張った桃子たちは、笑顔で飲み会を楽しんでいました。
みんなは桃子の家の事情を知っていて理解を示してくれています。
桃子は酔った勢いで自宅に連絡し、自分の職場のみんなに挨拶をさせました。
和輝(高橋海人)、優輝(日向亘)、朝輝(南出凌嘉)は自分なりに挨拶をするのでした。
桃子は3人の弟を母代わりに育ててきていて、沙織(紺野まひる)、日南子(小池栄子)など、桃子を通して小さい頃からの彼らを知っているので、成長ぶりを喜ぶのでした。
翌日、仕事を終えて帰宅した吉岡は、母、貴子(和久井映見)の待つ自宅へ帰ります。
貴子は息子が家に近づく様子をじっと見ていましたが、すぐ何事もなかったように料理をします。
母子は穏やかでごく普通に会話しながら食卓を囲みます。
父親の他界後、女手一つで育てられてきた吉岡。
貴子が仕事に出かけてから、吉岡は母が同窓会を欠席している葉書を見て胸を痛めます。
自分のせいで同窓会にも行けない母のことを思うと申し訳ないと思うのでした。
その頃、食卓を賑やかに囲む桃子と弟たち。
桃子は姉であり、親代わりとなって弟たちを自分なりに進学させたりなど育ててきました。
少し時代錯誤な弟たちへの接し方が目立ちますが、家族関係は良好。
ふと、テレビで交通事故のニュースが流れ、思わずテレビを消す桃子達。
彼らは両親を交通事故で亡くしているのです。
クリスマスの店内装飾について、日南子がホームセンター公式サイトの問い合わせページで、社長に直通でメッセージをしたことで企画が通りました。
さらに、桃子がその責任者に抜擢。
重要な仕事を任されることになった桃子は気合が入ります。
さらに、同じ職場に配送部の吉岡が来ることに。
なんと、同じ職場で出会った、「吉岡さん」に一目惚れしてしまったのでした。
吉岡(林遣都)は、少し年上で周りに細やかな気遣いができる好青年。
しかし、彼は心に傷を持ち、ある秘密を抱えているミステリアスな人物でした。
太陽のような桃子とどこか影を感じさせる「吉岡」さん。
桃子を含めたホームセンターの従業員たちは会議で様々なアイディアを出していきます。
吉岡は「つらい思いをしている人が触れたい、観に行きたいと思うクリスマスにしたい。木が好きで、もみの木を使うのはどうだろうか?木を使うこと自体、コロナの影響でだめかもしれないけれど」と自分なりの発想を提案。
桃子はアイディアが吉岡と被っていましたが、会議の結果、2人の提案が通りました。
その夜、仕事を終えた桃子は幼馴染で親友のみゆき(奈緒)と共に、コンビニでスイーツを食べることに。
そこへ声を掛けてきた2人組の男に、何かすれば自分達にただじゃおかないと脅します。
幸いにも気の弱い彼らは去っていき、世間話をしながらデザートを食べます。
旅行関係で働くみゆきとホームセンターで働く桃子。
職場の環境の話やお互いに彼氏ができないこと、世の中の動きを語ります。
みゆきは桃子にとって信頼できる唯一無二の友達で、それはみゆきも同じです。
翌日、真人は少年野球チームを見に行き、その間に、保護司の川上(三石研)が真人の家を訪ねていました。
真人は過去に犯罪歴があり、誰かが傷つくことを恐れる内面性を抱えていました。
一見、問題のない好青年の真人には、のちに物語が進むにつれて明らかになるつらい記憶があるのです。
貴子も、川上の優しさを十分すぎるほど受け止めています。
桃子は偶々、少年野球を見ていた吉岡と遭遇。
その少年野球には、弟の朝輝がいるので応援にきていました。
先に到着した優輝や、和輝も応援に来ていますが、朝輝がトラブルになったときに、コーチに口出しする桃子を止めます。
桃子は高校3年の時、大学受験の日に親を交通事故で亡くし、それ以来、叔父の紹介で今のホームセンターに勤めていること、また、面接の時は、弟を食べさせなきゃいけないと自らの生い立ちや働く熱意を伝えて内定したことを吉岡に話します。
さらに言葉を続けた桃子は、自分自身は家族が困ると父親のような気持ちになってしまうことや、弟たちを幸せにすると決めて生きてきたし、もしも、弟が結婚したら自分は式場で泣いてしまうだろうと話します。
吉岡の家族のことを聞いた桃子ですが、彼は曖昧にします。
それは吉岡の複雑な過去が関係しているのでした。
試合に勝ったことを報告する弟たちからの着信に喜ぶ桃子と吉岡。
距離が縮まり、会話に花が咲く桃子と吉岡ですが、吉岡は自身の家族関係など言えない秘密を胸に秘め、桃子のことを意識し始めた自分に気付くのでした。
来週は2話!桃子のクリスマス企画は無事、成功するのか?クリスマスを迎えるころ、桃子の新たな日常に注目していただきたい!
姉ちゃんの恋人1話感想・みどころ
桃子はとても可愛くて、職場でも信頼されている愛された人間だと思います。
有村架純さんの愛らしさと天性の人懐こさで、家族もみんなも自然と笑顔にしていく素質があるのでしょう。
林遣都さん演じた吉岡真人は母子家庭で、自分の為に何もかもを犠牲にしてきた母の苦労を労わる優しい息子ですが、過去のトラウマを持っている様子は明らかですね。
なぜ彼が恋に不器用になったのか知りたいし、母の貴子との関係は普通だけど、貴子はちょっと過保護。
息子のことが些細なことでも気になりすぎなところあるけれど、職場でも問題ない様子。
桃子の弟たちは厳しさのなかに愛情を持つ母のような桃子に「育てられ」立派で思いやりのある好青年に成長している様子がうかがえますね。
桃子は、環境的にも弟たちのために人生を捧げてきた彼女は貴子に似ています。
吉岡はそんな母とどこか似たところのある桃子と出逢って、放送回が進むにつれてどんな反応なのか楽しみです。
さらに、とても人の良い控えめで優しい風貌や、桃子が店でお気に入りの地球のアクセサリーが壊れたことに気付き、それを直す気遣いのある吉岡ですが一体なんの前科があるのでしょうか。
吉岡を見ていると犯罪歴があるとは思えず、彼の過去や母との関係が気になります。
桃子と吉岡の距離が徐々に縮まっていく2話も楽しみですね。