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日本一の最低男~私の家族はニセモノだった~7話 見えない親子の絆

日本一の最低男~私の家族はニセモノだった~7話あらすじネタバレ

「パパ、粉チーズとって」

「パパ」と呼ばれ、喜ぶ、正助。

一平(香取慎吾)は正助(志尊淳)が陽菜(向里祐香)と結婚した後も一度も義理父には一度も会ったことがないと知ります。

「一平おじさんのお父さんは?」

「会っても楽しくない。いつもぶすーっとしてて会っても楽しくない」

理由を尋ねても、ひまり(増田梨沙)や朝陽(千葉惣二朗)に前では何故かはぐらかしてしまう正助。

そんなやりとりを見ていた都(冨永愛)は一平が高校生の頃、出場した「ふれあい冬祭り」ののど自慢大会を一平の父が見に来ていた事を思い出ののど自慢大会を一平の父が見に来ていたことを思い出します。

「え?でもお祭り来てたよね?毎年、のど自慢大会あって」

「輝いちゃうんだよどうしても」

「でも優勝じゃないんだ」

「ぐさ(笑)ていうか来てないよ親父。親父が来てたら絶対怒鳴られているし、親父がいるところでちゃらちゃら歌うと嫌な顔するから」

小原家では都が撮った 一平と小原家の写真をSNSに載せていいか、一平が正助に確認していました。

「宜しいですね?」

「はい」

「ちょ待って書類書かせて」

「いいからそういうの家族じゃん」

そうつぶやき、投稿ボタンを押す、ひまり。

一同はほっこりします。

一方、一平が正助と和解できたことを知った真壁(安田顕)は今後の選挙活動に支障が出ないように、正助から同居継続の言質をとることを命じました。

「ちょろいわ」

「正助とは和解成立ということででいいんだな?」

「和解成立っていうか有耶無耶?」

「ダメだろそれじゃ。同居継続の確約と今後一切、利用された云々吹聴しない確約、その言質をとらないと」

「それよりさ、ふれあい喉自慢覚えてる?」

「俺が優勝したやつな」

「都が俺の親父が来てたって言うんだけど見た?」

「俺は見てないな。うちの両親は来てないけどさ」

「おばさんビデオ撮ってたもんなこうやって。」

「そんなことより!」

「言質、わかってるとるとる」

それに対して、一平はのど自慢瀧愛の話を切り出すのですが、真壁も祭り一平の父は見かけていないようでした。

その夜、正助は一平に義理父の件を伝えます。

「済みません、お父さんのこと聞かれたのにはぐらかしちゃって」

「あああれはぐらかしちゃったのか」

「僕も全然お会いできてなくて」

正助が陽菜と出会った頃に、群馬県の老人ホームに入っており、会いに行っても面会は拒否されました。

「陽菜さんと出会った時、群馬のホームに入ってて何回か伺ったんですけど会って下さらなくて。多分嫌われていると思います。陽菜のお葬式の時も体調不良でいなかったので。多分あれ僕に会いたくなかったのかなって」

「いやいやいや、会ってもないのに嫌われるって、嫌ってる方に問題あるでしょ。つか本当に嫌ってたとしても、娘の葬式も来ないなんてさすがにクソでしょ。俺、俺、親父に会いたくないのは俺。ずっと反抗してたのは俺。喉自慢に出たのも親父への当てつけだし。20年くらい会ってない。一緒に暮らしていた時も仕事ばっかで殆ど家にいなかったし。親父が嫌がる事をしたかった。ほとんど家にいなかった」

「社長さんなんですよね?」

「社長つったって小さな町工場、まぁ大手の。朝から晩まで土曜も日曜も祝日も関係なく働いて、家族のことなんかほっといてさ。俺に仕事を継がせるって勝手に決めて。嫌だっていうたびにぶちぎれられて。思い出すだけで腹立ってきた。」

「すごいですね、一平さん。嫌だって言えて。僕なら継いでます」

「優しいもんね正助君」

「楽なだけです、自分よりも人を喜ばせるほうが。楽じゃないですか。自分に向き合わなくてもできるじゃないですか。うちの両親、良くも悪くも無干渉でなかったです、ぶつかり合いとか。ちゃんと育ててはくれましたけど僕が成人したら2人きりでオーストラリアに行ってそれっきり連絡ないです。前に一平さん聞いてくれたじゃないですか、なんで保育士になったのかって自分がしてほしいことを子供達にしてあげることで埋めようとしているのかなって不思議ですよね。家族を遠ざけていた僕達が今こうして家族やってるのって」

正助は義理父が陽菜の葬儀にも出席しなかったのは自分に会いたくなかったからではないかと考えていました。

その時、玄関の戸が開く音が聞こえました。

突然の事に不審者だと焦る一平と正助。

しかし、やってきたのは一平の父、平蔵(柄本明)です、

「え?親父」

「なんでいるんだ」

「俺の家だ!」

「ここだって俺の家だよ!」

「あのお邪魔します」

「勝手にいじりやがって」

「大金かけてリフォームなんてこっちはしたくなかった。あ、まさか俺の部屋」

「ホーム」

「首になってのこのこ帰ってきたのか!」

「クビじゃねぇよ。転職」

「うるさいんだけど、誰?」

「俺の親父」

「おじいちゃん?」

人懐こい朝陽はすぐ、平蔵に抱きつきました。

「朝陽、ああ済みません」

朝陽を平蔵から引き離す、正助。

「孫だよ、ひまりと朝陽」

「寝る」

「ちょっと」

翌朝、朝食の食卓に現れない平蔵を心配する、一平、朝陽、ひまり、正助。

「体調悪いとかじゃないといいけど」

「死んでたりして」ひまりの嫌な予感に様子を見に行く、正助と一平。

正助はぐっすり眠る彼の傍らに、「限られた時間のなかで」「生と死の狭間」など意味深なことをノートに書いていることに気付きました。

「入られているの健康型老人ホームですよね。元気になったら出て行かなきゃいけない」

「陽菜が世話かけるな」

「共働きだったので元々、家事は2人で」

「あんたの稼ぎじゃやってけなかったのか?仕事は?」

「あのさ、それなに時代の話してんの?全然普通だから。夫婦で働いて、家事分担するって金の為だけじゃねぇの仕事って。おやじの時が異常だったんだよ!おふくろのこと家に閉じ込めてこき使って、おふくろが出て行ったら今度、陽菜のことこき使って。」

「外で働いて帰って来てんだよ俺は!」

「おふくろや陽菜はどこに帰ってどこでゆっくりすればいいんだよ!とかいって俺も何もしなかったけど、俺も家のこととか親父のこととか陽菜に任せっきりで。けど分かったんだよ間違ってたって!正助君と朝陽とひまりと一緒に暮らして。みんなで頑張らなくてもいい場所はみんなでちょっとずつ頑張って作るものなんだって」

「長居はしねぇよ。お前が俺を嫌っているのは分かってる、あんたにも世話をかけねぇ。ふれあい冬祭りが終わったら出て行くよ」

「ふれあい冬祭り…」

一平は都からふれあい冬祭りがない事を電話で聞きました。

「ご苦労さんです」

「ああ林さんお風呂ですか」

「寒いな」

近所の林と声をかけ、郵便物を出した、真壁。

その頃の、小原家。

「ふれあい冬祭りっておじさんが負けたやつ?」

「負けてないから。準優勝じゃだめですか?」

「ふれあい冬祭りが終わってからって」

「意味わからない」

家族みんなで平蔵の体調を気に掛ける小原家。

そこで、都にふれあい冬祭りがいつまで開催か電話で聞くことにした、一平。

「毎年12月の第二日曜日だったけど」

「じゃあ2週間後ですね」

「でももうないよ、去年廃止になったし。」

次に二階堂に、ふれあい冬祭りが何故、廃止になったかを訪ねる一平。

「そうなんだよ。町内会会議で決まってね。費用対効果が見合わないって。補助金も打ち切られちゃって。」

「費用対効果?」

「ああ」

「ここ数年は神輿の稼ぎ手も足りなくて。担ぎ屋さん外から雇ったりしていたけどね。今はさ町のお祭りより楽しいこと色々あるでしょ。それと…そういうこと。ああ会ったよ、剣聖とパートナーの智也くん、君には感謝しているよ。いや分からないものだな、話してみないと親子って。親子だからこそ、なのかもな」

剣聖の父から息子のLGBTQの理解と結婚に力を注いでくれた礼を言われた一平。

一平はノートの件について、平蔵と正助で話し合う機会を夜作りました。

「どういうことだよそれ」

「そういうことだよ」

「なんで言ってくれなかったんだよ」

「恥ずかしかったからだよ決まってるだろ」

「恥ずかしい?は?なにを言ってるんだよ」

「だからかえってらっしゃってたんですね」

「無理だからなホームじゃ」

「ふれあい冬祭りは?」

「陽菜と約束したんだよ。」

「何を?」

「わかってるよ俺が間違ってたってことぐらい!結婚しても同居したいって陽菜を突っぱねて、1人になって初めて分かった。俺は赤ん坊と同じだ一人じゃ何もできねぇ。飯も作れねぇし風呂にも入らねぇ。結局、しょっちゅう陽菜がここに通って来て、掃除だ、洗濯だ、飯の支度だってでかい腹抱えている時も。」

「その頃だよな、親父がホームに入ったの」

「そうすれば陽菜が俺の世話なんかしないで済むし、陽菜もここで住めると思ってよ。」

ここで正助が口を挟みます。

「あの、陽菜さんお父さんが家に帰りたくなった時の為に空けておくって」

正助の言葉に陽菜の遺影を見る、平蔵。

「伝わんないって思ってるだけじゃ」と一平。

「思ってるだけで伝わるのが家族だって女房だって、思ってたかったんだよ!不機嫌まき散らして機嫌とってもらうことに安心してた。俺は価値のある人間だってな、分かってるよ!俺の人生は間違っていた!けそな、もうでもやりなおせねぇ歳にもなって答え知っても!」

「間違ってないです、答えなんて、お父さんはただその時代の価値観を生きてきただけで、きっといつかは今の価値観も変わって、でもその時にお前の人生間違ってたなんて言われたら悲しすぎます。変化が正しい方向に向かっているかなんて本当は誰にも分らないし、だから答えじゃないです」

「あの歌みたいだな。い、お前が祭りで歌ったあの歌…」

「まだ話終わってないだろ」

「全部聞き出そうとしないほうが」

「恥ずかしいって何だよ。病気が恥ずかしいわけないじゃん。陽菜との約束が遺書ってなんだよ」

「一平さんの前では強いお父さんでいたかったかもしれません。意味わからない遺書の陽菜との約束ってなんだよ」

「最後まで気持ち伝えてって言いそうです、陽菜さんなら」

父とのすれ違いの後、一平は真壁から学生時代に、ふれあい冬祭りで歌う自分の姿が動画で送られてきて、考えが思いつくのでした。

翌日。

真壁に相談する一平。

「ふれあい冬祭りを復活させる?」

「どうしたらいい?」

「うーん、まぁ費用対効果に見合わないが廃止の理由なら。それを覆すプランを立てて来年度の補助金を」

「来年じゃなくて2週間後。例年通り、12月の第2日曜日に開催したい。」

「それは無理だろ、補助金の申請だってさ」

「親父、長くないらしい。理由は謎なんだけど。今年のふれあい冬祭りに陽菜と行く約束したらしくて、親父には来年がないかもしれないから。

「なくなないかもな。亡き妹と余命幾ばくもない父親の為に、祭りを復活。いかにも大衆が好きそうな物語だ」

「物語?」

「覚えとけよ、一平。最後に人を動かすのは金でも理屈でも思想でも信念でもない、物語だ。この物語を選挙に使う気あるか?」

「もう使ってるか、家族、一石二鳥だ。選挙と最初で最後の親孝行」

「えー2週間後に祭りを開催する方法は一つあるな。お前が主催者になる。基本祭りは誰でも主催できる。問題は金だな、自腹を切れ。私財を投じたとなれば物語もさらに強化される。そのうえで幅広く寄付を募る。 金額より活動を認知させて、当事者意識、参加意識を持たせることが目的だ。全ての告知でお前の名前を売りまくれ。」

「お願いします、町会長ではなく、二階堂さん個人にご寄付をお願いしています」

その後、一平は同級生の酒屋を継いだ武流と再会することになります。

「継ぐの?」

「載っちゃったわけ、親の決めたレールに」

学生時代、武流は一平の言葉が彼の神経を逆なでして殴りつけました。

「ぺーやん?」

「久しぶり、てかその呼び方やめろ。」

「町捨てた奴がなにしてんだよ。親のレールに敷かれた奴」

「協力してくれたらこの店の酒、全部」

「利権か?」

「あのときはごめん、武流は親のレールに敷かれる奴じゃないから本気で継ぎたいんだろうなって」

「俺もそう思えたら親父のこと喜ばせられたのに」

ラムネを開けて飲む2人。

「俺が継ごうと思ったのはお前の歌、聞いたから。聞いてみたらさ奥の方に、そしたら酒屋も悪くねぇなって。俺だって冬祭りは続けたい。青年部の奴らもだ。でももう無理なんだよ、ふれあい冬祭りは」

「え?」

「神輿は祭りの顔だ、借り物の顔は担げない」

その言葉で、神輿をレンタルしようとするのですが、正助と見たところ、レンタル費用が相当なものでした。

自腹でやりくりしないとならず、迷う一平と正助。

「レンタル料金26万?」

「一平さん退職金は?」

「無理無理無理、選挙資金0になる」

「信じられない、お父さんのことまで利用するなんて。最低すぎます」

一階に降りると、ギターを弾きながら作詞する、平蔵の姿がありました。

「親父?これどうゆう状況?」

「歌詞ができたから作曲だよ。俺は先に詞を書くタイプなんだ。」

「対応…」

「ばれちまった時は赤っ恥だったけど堂々とやれて良かったよ。こそこそ夜中にやんのはよくねぇな。起きれねぇし。食欲はでねぇし朝飯もくえねぇ。あんたのおかげで良い詞が書けた。」

「それ、遺書だよね?」

「遺書?」

「本気でプロ目指した時もあったけどな。工場も継ぎたかった。趣味で続けりゃよかったけどやめるならやめちまおうって意地になってなでもこいつだけは捨てられなくて」

「あのホームじゃ無理って言ってたのは?」

「これがねぇと作曲できないからな」

「歌ってただろお前、陽菜から聞いたよ。ふれあい冬祭りののど自慢でさ、初めて仕事ほっぽらかしてさ、工場放って見に行ったよ。嬉しかったな。1回だけ見舞いに行ったよ。そんときの話見たって」

「言えばよかったのに」

「調子に乗るだろあいつ」

平蔵は陽菜から一平がのど自慢大会で歌った日、平蔵がこっそり見に行ったことを知りました。

「お母さんから聞いたよ。作詞しているって。お母さん好きだったってよお父さんの歌。外出できそうだったらさ、正助とひまり、ふれあい祭りに連れて行くからさ、あ、お兄ちゃんも呼んじゃおう。ああ見たいなー、お兄ちゃんと正助くんが神輿担いでいとこるみたいな、約束ね?」

陽菜と平蔵の約束の真相とノートが遺書でないことを知った、一平と正助。

「俺歌うからさ、お前ら担げよ、神輿」

一平はその夜、400万の神輿をネットで購入するのでした。

翌日、

神輿が担がれ、陽菜の遺影を手に持って泣いている、平蔵。

一平はのど自慢大会で、武流がトップバッターであることを紹介します。

「良かったらこのまま一緒に暮らしませんか?健康型老人ホームは、もし、もしもですけど介護が必要になったり、大きい病気になったら出て行かなきゃいけないじゃないですか」

「ありがとな心強いよ。いい奴だな、あんた。いれるところまでいてやるよ」

「違うんです、自分の為です。僕、凄い後悔しているんです。陽菜さんに帰っておいでって言えなかったこと。陽菜さんに病院じゃなくて家で」

「おいそれ違うぞ。聞いたんだよ俺もそう思ってな」

陽菜の終末期の選択を聞いていた、平蔵。

「本当は一緒にいたいんじゃないのか?旦那と子供らとうちつかってもいいんだぞ」

「考えたの。どっちがいいのかなって子供達と正助君にとって。」

「お前こんな時まで」

「私もそう思ったよ。私なんでこんな時まで…だから考えたの。私にとってはどっちって。家だとどうしてもお母さんになっちゃう、きつくても我慢しちゃうし頑張っちゃう、だから我慢も頑張らなくてもいい場所で私でいる時間がほしいなって。勿論お母さんでもいたいよ。でも今の私にはずっとはきついから会いに来てくれた時に全力で、我儘だけど、我儘言える人なの、正助くん」

正助はその真相を知って涙ぐみます。

「悪かったな、あんた一人で陽菜を見送らせて。言い訳にはなんねぇけどな、どうしても見るのが怖かった。娘の死に際も、死に顔も。最低な親父だよ。ありがとな。あんたで良かった」

「あの、いつかまだまだ先ですけどまだまだ先のいつかお父さんのこと僕がちゃんと見送りますから」

「安心だ、一平は当てにならねぇからな。もし、もしだぞ、もし陽菜みたいに順番狂ったら俺がお前の親父としてお前のこと見送ってやるからな、安心しろ。安心だ、安心しろ」

のど自慢大会でトリを務めて、歌うことになった平蔵。

「追悼の歌…そのうち消えてなくなってしまう、今いるあなたそして私。限られた時間のなかであなたと出会い、あなたと笑う。生と死の狭間の川を小さな船が流れてく。ぶつかりながら寄り添いながら無数の船が流れてく、空ゆく取りに言葉はいらぬ 道行く私に応えはいらぬ無数の船を見送りながらいつか私の船が出る」

平蔵は、ホームに帰る日、ひまりと朝陽を存分に可愛がりました。

「おじいちゃんまた来てね」

「待ってるからね」

「へへ。はいはい」

「あのさ、かっこいいと思ってたよ、工場で仕事してる親父」

「手淹れさせてもらったぞ、選挙のアレ」

その言葉に思わず、一平は選挙の紙を見ました。

選挙計画の紙には、「余命僅かの父親と」と一平の入力がありましたが、そこには平蔵の字で、「まだまだ死なねぇ」とありました。

「クソおやじ」と父を思ってあえて悪態を呟く一平なのでした。

「多額のご寄付も有難う御座いました。」

「地域の行事って、年々変わっていくね。特にこれからは。近々君の耳にも入るだろうけど、変わっていくからこの町は」

「再開発?」

真壁はその頃、再開発の予定図を見ていました。

日本一の最低男~私の家族はニセモノだった~7話感想・みどころ

父と息子の不器用なすれ違いや価値観の違いが描かれていましたね。

「みんなで頑張らなくてもいい場所はみんなでちょっとずつ頑張って作るもの」

一平の家族に対する在り方の価値観に共感しました。

妻子に不機嫌をまき散らかして、察してもらうことや、娘に全て家事を押し付けていたこと。一人で家事も何も出来ない事を痛感した、平蔵。

父の気持ちを理解し、ふれあい冬祭りで父の成し遂げられなかったことを叶えた一平。

2人は目に見えない絆で繋がっているといえます。

実は一平に言っていなかった陽菜の家族への思いが伝わり、よりハートウォーミングな展開でしたね。

ガンで死にゆく自分が最後、後悔しない選択。

ひまりと朝陽の前では、激痛に見舞われても、「母」として無理しなくてはならない、だからこそ、自分でいられる場所で最期を迎える選択をした、陽菜は本当に心が強いですよね。

我儘だって言っていたけど、我儘じゃないですよ。

平蔵が陽菜を見送ったのが正助で良かったと言った事、両親の愛にあまり恵まれていなかった正助が、平蔵に出会って、自分に目を向けてくれる存在に出会えたことが素晴らしい巡り会わせでしたね。

一平って本当に最低男になり切れないところが憎めません。

そして迫る町の再開発。

一平の闘いはまだまだ終わらない7話でした。

 

 

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