ONEDAY聖夜のから騒ぎ1話あらすじネタバレ
2018年のクリスマス、真礼(佐藤浩市)はサンタクロースのアルバイトをして、子供に風船を配っていました。
同じ頃、勝路地誠司(二宮和也)は、キャスターの倉石桔梗(中谷美紀)に別れを告げました。
そして…2023年12月23日23時30分。
勝路寺は何者かからの指示を受け、一人の男の遺体の前で立ち尽くします。
横浜のクリングル号記念公園にて、勝呂寺誠司(二宮和也)は頭痛を抑えながら、目を覚ますと、目の前には何者かに頭部を撃たれた男と、拳銃が転がっていました。
その時、誠司のスマートフォンの着信が鳴り、何者かが「今すぐそこから離れろ、そいつおことはいい、逃げろ」と指示してきました。
謎の白髪の男、真礼は、洋食屋の前で切れる男性、若松を警察が止めるのを見かけました。
しかし、彼自身が警察、山田隆史(今井英二)から「こんな時間に何をしているんですか?」と職務質問されます。
さらに、電話の相手は1時間後にある場所へ向かうように伝えると電話を切ります。
同じ頃、横浜の関内界隈で愛され続けている三代続く老舗レストラン「葵亭」のシェフ、立葵時生(大沢たかお)は、クリスマスディナーの準備に追われていました。
厨房から見知らぬ男が乱入し、カウンターを軽々と飛び越えようとします。
代々店で受け継がれてきた特製デミグラスソースの入った鍋を躓いた矢先にひっくり返してしまいました。
地方テレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター倉石桔梗(中谷美紀)は、銃殺事件の一報膺を受け、現場へ急行します。
クリングル記念公園での出来事を実況する、倉石桔梗。
立葵時生(大沢たかお)は、秘伝のデミグラスソースをひっくり返され、ショックを受け、呆然と店内で立ち尽くしてしまうのでした。
帰宅した真礼はフランという白い愛犬と2人暮らし。
勝路寺は逃亡中。
店で父のデミグラスソースが泥棒にひっくり返されたことを心配する、「横浜テレビ」新人記者、立葵査子(福本莉子)。
クリングル記念公園では、組織犯罪対策本部の蜜谷満作(江口洋介)、捜査一課主任警部、狩谷カレン(松本若菜)が駆け付けます。
査子(福本莉子)は父からの弁当を持って、「横浜テレビ」へ。
そこで、デスクの黒種草二(大水洋介)から事件性が高く、今日の仕事が公園の事件の件で急遽、変更となったことを知らされました。
報道制作局長、折口浩二(小手伸也)は現場であたふた。
その頃、立葵は、秘伝のソースが泥棒によってなしになり、ソムリエールの竹内梅雨美(桜井ユキ)と、ベテランギャルソン、蛇の目菊蔵(栗原英二)と相談。
クリスマスディナーの件を断る顧客対応に追われることとなりました。
暴力団連中と絡む満谷の動きに不穏を感じる、桔梗。
理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組「日曜NEWS11」のキャスターを5年間背負ってきた桔梗は、この事件を番組で取り扱うことを考えます。
しかし、番組は打ち切りで、クリスマス特集は急遽、事件で中止。
横浜テレビでは代行番組を何にするか、極秘プロジェクトが裏で進んでいたものの、局長の折口の独断で白紙になったことをデスクの黒谷から聞かされました。
その頃、誠司は、国際犯罪組織「アネモネ」の一人、笛花ミズキ(中川大志)に無事、車で迎えに来てもらい、何とかその場をしのぎます。
そこで、誠司が殺された男と薬物売買の件で絡んでいたことを聞かされました。
それで誠司は横浜に来たのです。
そして、検問に引っかかる2人。
スピード違反をして、車を走らせる笛花と、車内に息を潜める、誠司。
査子は横浜テレビの現場でみんなから誕生日を祝ってもらっていました。
その後、恋人の翔太に連絡後、クリスマス特集が飛ばされ、新しい企画を実況することに。
少しの休憩時間に、先輩スタッフの前島洋平(加藤諒)と自身の報道番組は視聴者ウケしないと愚痴をこぼし合うのでした。
レストラン「葵亭」では、若松を解雇したことを、立葵は、梅雨美とアルバイトの細野一(井之脇海)、ギャルソンの蛇の目から文句を言われていました。
しかし、若松の解雇と共に、新しいものより古いものの方が良いと卵を使った新しい料理を企画し、若松は辛みのない中華、ソースのないフレンチを作るようなスタッフだったので、辞めさせたと答えました。
笛花は、勝路寺誠司を庇いながらバイクで捜査一課の目をのらりくらりかわしてバイクで移動。
カレン(松本若菜)ら捜査一課は大慌てで捜索を続けます。
バーに逃げ込めた誠司と笛花ミズキ。
誠司は男を殺したのが彼自身であること、殺された男、榊原を殺したことを笛花から聞かされました。
「ミズキお前は純粋すぎる、疑わしい奴は殺せ。取引を中止にさせたければ。それがたとえ誠司でもな」
謎めいた上司からの着信を受け、部下に誠司から目を離さないよう、見張り役を任せるのでした。
立葵のレストランでは、新メニューを開発。
マッシュルームを加え、デミグラスソースの代わりのソースを制作。
細野、梅雨美は、元三ツ星レストランシェフだった蛇の目の知識を借りて新しいソースを背作りました。
ところが立葵は、先代のソースと違うと拒否。
「先代から店を守り続ける事が俺の使命だ。ソースができない以上、クリスマスは営業ができない」
査子のクリングル記念公園の実況が流れます。
査子の彼氏、翔太は、査子との約束をすっぽかし、別の女性と一夜を過ごしていました。
翌朝。
秘伝ソースに納得がいかない立葵のせいで、クリスマスメニューは中止。
この日は立葵の妻の命日。
「命日に店を開ける」ことをしている、立葵の事情をよく知る、梅雨美。
なんと、デミグラスソースをひっくり返した犯人の拳銃を踏んづけた、立葵は思わず絶叫。
その頃、誠司はミズキの元を去って逃亡を続けました。
横浜テレビでは、査子が食べている、父、立葵の特製弁当を見て、倉内、国枝茂雄(梶原善)、折口(小手伸也)、前島(加藤諒)、黒種(大水洋介)は微笑ましく見守ります。
しかし、クリスマスは、査子の母で立葵の妻の命日でした。
折口は新しい番組のキャスターを査子が任されたことをこっそり、折口から知るのでした。
銃を見つけた立葵たちは、トングで掴もうとしますが、大事な調理道具だと口を挟む、立葵。
犯人が置いて行った銃をどう拾うか葛藤。
クリスマスイブだけに、営業に支障があるので、銃を捨てるか、知らなかったことにしないか話し合う、立葵、梅雨美、一、蛇の目。
ふと、店の前で銃を捨てる際に、自分達の行動を怪しまれない為に人気を確認する、立葵。
彼の前を八幡柚杏(中村アン)が通りすがり、誠司を尾行。
誠司が行方をくらましたことによって、ミズキから暴行を受ける部下。
その頃、情報をよこせとカレンにせがむ、密谷。
「どうして組織対策本部が横浜のヤマを追っているんですか?」
どういうわけか、勝路寺の事件を横取りし、自分達の手柄にしようとする、密谷に反発と疑問を抱く、カレンなのでした。
逃亡を続ける、誠司。
「横浜テレビ」では、査子は、誠司の逃亡の件で現場が多忙を極めるなか、対応に追われます。
立葵たちは警察を呼んで、銃の件を捜査してもらうことに。
誠司に船で逃げられた蜜谷とカレン。
「横浜テレビ」では、誠司逃亡の件を別番組の後に差し替えて放送することになりました。
そのことを知った、横浜テレビ新社長、筒井(丸山智己)は、倉内桔梗の企画を拒否し、予定通りクリスマス特集を放送することを強要。
朝、愛犬のフランが行方をくらまして慌てる、真礼。
逃亡犯の勝路寺は、柚杏(中村アン)と食事をしながら自分のルーツをたどる事に。
「このままだとあなたは記憶を失った殺人犯よ。そうさせられるってこと。誰かの力によって。」
つまり、勝路寺は、犯人を殺しておらず、殺人犯にさせられそうな状況なのです。
立葵では、査子や立葵が犯人から逆襲されないか心配する、一、梅雨美、蛇の目。
大事なチャカを落とした犯人が店を再び訪れる可能性がありそうだと予測。
カレンらに捜査を手助けしてもらい、警察の山田隆史(今井英二)に見張りをしてもらうことに。
桔梗は誠司の顔を見るなりパソコンのデータから見覚えがあると思い出しました。
夏のキャンプで一緒だったのです。
「倉内、今日の日曜11は、予定通りクリスマス特集でいくことになった」
倉内は自分の解雇がかかってもクリスマス特集の変更に、勝路寺の事件を追うことを折口や、査子、筒井に伝えました。
勝路寺は柚杏に自分の隠された記憶を知りたいと、告げます。
レストラン「葵亭」では、立葵が秘伝のデミグラスソースがなくても、今日はクリスマスだから店を必ず開けると宣言。
アルバイトの細野一(井之脇海)、梅雨美(桜井ユキ)、蛇の目(栗原英雄)を呆れさせるのでした。
ONEDAY~聖夜のから騒ぎ1話~感想・みどころ
二宮和也さんがまさかの逃亡犯ってとても斬新でしたね。
聖夜の日にかけて、レストランオーナーの立葵と娘の査子の周りを取り巻く事件の香ばしい香りが最高でした。
また、キャスターの倉石桔梗は、二宮さん演じる勝路寺を同じキャンプで知人だったという衝撃。
勝路寺が人を殺したとはとても思えないし、誰かに嵌められたとしか…。
警察内部では、勝路寺の事件を何故か捜査権を横取りしようとするのは、江口洋介さん演じる、蜜谷満作。
彼はなぜそこまで勝路寺の事件にこだわるのかがとても謎ですし、なんか蜜谷の背後に犯罪者が絡んでいる匂いがするのは気のせいでしょうかね。
なぜ、勝路寺は記憶を失ったのか?そのカギを握るのは、柚杏。
中村アンさんの醸し出すミステリアスな空気感も良かったです。
そして、クリスマスイブの日に、立葵の店に入り、秘伝のデミグラスソースを台無しにした犯人の正体から益々目が離せない初回放送でした。