ONEDAY~聖夜のから騒ぎ~

ONEDAY~聖夜のから騒ぎ~5話 桔梗と査子の賭けに誠司は?

ONEDAY聖夜のから騒ぎ5話あらすじネタバレ

記憶喪失のまま逃亡を続けていた勝呂寺(二宮和也)は、警視庁組織犯罪対策部の管理官、密谷満作(江口洋介)と会う約束をしていました。

しかし、密谷は誠司の目の前で交通事故に遭ってしまいました。

誠司の事件を報じることなく、「日曜日NEWS11」の最後の放送を終えた「横浜テレビ」のキャスター、倉内桔梗(中谷美紀)は、テレビ局の前で誠司と遭遇します。

誠司を人が来ない倉庫に連れて行き、天樹の状況を聞きました。

「天樹くんあなた今記憶を失っている?」

「ああ」

「事件のことも?」

「俺は殺していない。俺は夕べ、誰かに殴られたんだ。で、気付いていたときにはもう死んでいた。だから俺はやっていない、信じてくれ。」

報道部では、桔梗が上からの圧力によって、予定通りの「クリスマス特集」に書き換えられて、査子らは複雑な気持ちに。

その頃、立葵亭では、松木(高嶋政宏)からもらったウチワ海老でソースづくり開始。

そのソースを使ったクリスマスディナーのメインディッシュを決める為、賄いがてら、ソムリエの竹本梅雨美(桜井ユキ)、蛇の目菊蔵(栗原英雄)、細野一(井之脇海)らと試食をすることに。

警視庁では、密谷がひき逃げされた事件を追っていた神奈川県警警部補の、狩宮カレン(松本若菜)は、密谷を引いた車が盗難車で、事件現場の様子を撮影していた記者が、柚杏(中村アン)だという証拠を掴みました。

「どちらへ行かれるおつもりですか?」

「そこの処置室に…」

「関係者以外立ち入り禁止ですよ」

八幡柚杏(中村アン)は名刺をすぐ、カレンに見せました。

桔梗は、誠司が関わっている事件の取材をしていたことを打ち明けると誠司には「天樹勇太」という別名があること、亡き父が警察官だったことが判明。

さらに、父は犯人に威嚇発砲して、死なせてしまったことを苦に自死。

2005年5月14日、天樹悟が発砲し、犯人の胸元に当たり、死亡。

悟は野木山の墓地で眠っている…。

「きっとその当時あなたは苦しんでいたお父さんの姿をみていたはずよ。私ねずっと違和感があったの。そんな過去があるあなたが人殺し南下するのかな」

同じ頃、横浜テレビでは番組が「クリスマスミュージック特集」になり、査子、折口(小手伸也)、国枝(梶原善)、前島(加藤諒9、黒種(大水洋介)は動揺を隠せません。

立葵亭では、細野が、査子にクリスマスプレゼントを渡そうとしていることに気付いた、立葵(大沢たかお)は、父として心配に。

周りの梅雨美(桜井ユキ)蛇の目菊蔵(栗原英雄)らが暴走する彼を必死で抑えるのでした。

その後、なぜか突然、コロッケの歴史について自慢げに語る、立葵。

クリームコロッケにする要諦。

桔梗は、誠司に、カメラの前で独占インタビューで語ってほしいと頼んでいました。

葵亭の前を杖をついて歩く怪しい男が通りすがります。

そんななか、横浜テレビを狩宮が訪問。

刑事だと知り、中へ通す筒井(丸山智己)。

折口にふと呼ばれた、査子は筒井から、「日曜11」ではなく、バラエティー番組に特化していくことを知らされ、そのメインキャスターを任されました。

一方で、杖をついて歩く男は、なんと、密谷(江口洋介)でした。

「榊原やったのは勝呂寺誠司だろ?どこに匿ってんだよ!」

「うちの者が随分かわいがってもらったみたいで。でもうちはまともな仕事をしています。蜜谷さん、榊原をやったのはあなたなのでは?警察に榊原とのつながりが分かり、邪魔になって消した。違いますか?」

「ふふ、勝呂寺誠司に伝えておけ、俺が必ず捕まえると…」

「伝えておきますよ」

ミヅキ(中原大志)に問い詰め、彼の部下を杖で乱暴につつく、密谷。

「横浜テレビ」倉庫では、桔梗が誠司を庇いながら、倉庫に入った前島(加藤諒)に見つからないように誘導していました。

「警視庁に蜜谷がいる。現場にいたんだよ、彼奴。あの男がこの事件の犯人かもしれない。」

「山下ふ頭で、密谷は車にはねられた」

「私も同じ現場にいたわ。蜜谷は何かを握っている」

「じゃあそれを調べてくれ、それがインタビューを受ける条件だ。」

ふと、折口が電話していたので、桔梗は「横浜テレビ」のキャラクターの着ぐるみを慌てて誠司に着せて誤魔化しました。

立葵亭では、蛇の目菊蔵の離婚話に。

はっきりと原因がわからず、離婚し、一つだけ思い当たる事が。

「大変言いづらいのですが…夜の方がちょっと」

「ああ、この仕事帰り遅いからね」

「なんといいますか?活動的な夜の方です。」

「はぁ??!そっちの夜?!」

「電話したら戻ってきてくれるかも」

「なるほどね。そっちの夜が原因ならね」

一(井之脇海)、立葵、梅雨美は「営み」が妻と蛇の目菊蔵の離婚原因だと言い、オブラートにフォロー。

「横浜テレビ」では、桔梗が、横テンちゃんのアテンドのフォローを頼まれたと、折口に嘘をついて、誠司を匿っていました。

折口は「山下ふ頭で起きた事件で警察が訪ねてきたんだ。山内、また面倒なこと起こしていないだろうな?」

「まさか、ないですよ。ないない」

狩宮は横浜テレビで放送が始まる前に、映像を確認。

天樹勇太の存在を確認しました。

狩宮は桔梗に警察手帳を見せます。

緊迫した空気が横浜テレビを包みました。

「あなたが撮影した映像を確認させていただきました。倉内さんなぜあの場所に?犯人が映っています。あなた方はなにか掴んでいるのでは?」

「私からもお願いがあります。許可なく局内に入り、映像を見るのはどうでしょうか?違法捜査であなたを報道できますよ。被害者のかた、無事だったんですか?」

「軽い脳震盪を引き起こしましたが命に別状はありません。」

「それはよかったですね、あなたの上司のかたが助かって」

「立葵亭」では、ウチワ海老のガーリックを作る、立葵、梅雨美、細野ですが、菊蔵は妻に電話しても許してもらえませんでした。

その後、梅雨美の友人の話をし、菊蔵はただ待つのではなく、妻が戻るまで諦めないほうがいいとこぼします。

「その友達はもう連絡先だって知らないんだよ。」

梅雨美の友人に関する事情を知っている立葵は複雑な模様。

「大丈夫か、やっぱりまだ待っているんだな、彼の事この店で」

「へんだよね、もう5年も前の話なのに」

「いや、変ってことはない。何年時が過ぎても忘れない人はいる。無理に忘れる必要もないだろう?」

狩宮は帰りますが、査子が「天樹勇太」の名前を口にしたのを違和感を覚えていました。

間もなく、カレンは、密谷が病院から抜け出したことを同僚の着信で知りました。

誠司はすぐ逃げ出そうとしますが、テレビ局スタッフが絡んできたので、逃げ場を失いました。

引き続き、「横テレちゃん」のふりをして、クリスマス特集で、アイドルたちとダンスをするリハーサル。

誠司と桔梗は横浜テレビ局をうろついて、愛犬を探す真礼(佐藤浩市)に国枝(梶原善)が嫌気がさしていました。

仕方なく、国枝は真礼をカメラに映して、愛犬の行方を追っていることを取り上げ、彼を落ち着かせるのでした。

適当にあしらっている間、桔梗は誠司に「後で連絡を取るように」と約束して逃がしました。

倉内桔梗は、筒井から言及されました。

「倉内さんなぜあなたは私の意向に背くのですか?このままだとあなたを報道局に置いておけなくなりますよ」

「それでもかまいません。私はいち報道マンとしてこの事件を追跡し続けます。」

「倉内さんだけではありません、私も報道マンとしてこの事件を追っています。」

「いいの?社長の前であんな…」

「良いんです。」

一方で前島と黒種は桔梗とは逆の道を行きます。

「このまま桔梗さんがいれば報道局潰されるな」

「俺もそう思う。」

桔梗は査子を裏に呼び、誠司がここに来たことをこっそり告げました。

「彼に独占インタビューをする。彼に言ったの、カメラの前で答えてほしいって」

「すごい!大スクープだ!そんなことできるんですか」

「天樹君がいつ捕まるか分からない、そしたらこれまでやってきたことが無駄になる、すぐ準備しよう。…ごめん、今の聞かなかったことにしてくれる?」

「いや、聞かなかったわけにはできません。僕だって報道マンのはしくれだ!こんなニュース黙っちゃいけないですよ。」

「入院中の蜜谷と連絡が取りたい。」

「そしたら事件を追う刑事と連絡を取ったら蜜谷さん、病院から逃げていて」と黒種。

狩谷が蜜谷の病院からの逃亡を知ったのは彼からの情報でした。

黒種(大水洋介)がその場を通り、気まずい桔梗と査子。

誠司は何とか、逃げのび、墓に行くと父の墓に誰かが献花していました。

立葵亭では、三ツ星レストランの助っ人がのちに加わり、クリスマスディナーの準備が着々と進んでいました。

試食にビーフシチューを作り、菊蔵と梅雨美、細野に食べてもらいました。

ふと、立葵の携帯が誰かによって勝手にいじられていることがわかります。

それは、なんと立葵と誠司の携帯が気づかぬうちにこっそり何者かによって、入れ替えられていたからでした。

筒井は折口に、桔梗を解雇したほうがいいと告げます。

折口は複雑な心境です。

桔梗は逃げて、父の墓参りをする誠司と電話をしますが、誠司はその直後、組織に誘拐されました。

ONEDAY~聖夜のから騒ぎ~5話感想・みどころ

桔梗やなんとしてでも誠司を追いたい。

かつて同じ大学の後輩で、犯罪など犯すはずがない誠司の人柄を知る桔梗の諦めの悪さは良い意味で共感できますね。

誠司は桔梗に迷惑を掛けないように逃亡を続けますが、ミヅキたち組織は敵か味方か…。

今日のラストでは誘拐されてしまった、誠司。

元警察官だった彼の父にまつわる事件は、今後、大きく、レストラン立葵亭の面々や、横浜テレビの面々を波乱に振り回しそうですね。

査子と桔梗は同じ思いがあり、それに加わる根は優しい黒種。

しかし、筒井はなんとしても自分のやり方に歯向かう桔梗が気に入りません。

本当は仲間を守りたい折口さえも権力で簡単にねじ伏せる圧力が歯がゆいです。

蜜谷は謎が多すぎて、ミヅキが言うように、絶対に誠司が記憶喪失になった事件の黒幕な気がします。

警察上層部ゆえに、立場を悪用しているとしか思えません。

蜜谷と誠司が関わった事件は、誠司の父が関係しているのかな。

レストラン立葵亭の面々は今日もみんなで小競り合いをしながら、クリスマスディナーの準備に取り掛かります。

梅雨美が5年前から「立葵亭」で待ち続けている恋人の存在が物語をさらに動かしそうな予感がたまらない5話でした。

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