ONEDAY聖夜のから騒ぎ7話あらすじネタバレ
勝呂寺誠司(二宮和也)は、「アネモネ」の幹部、安斉孝之(米本学仁)たちに監禁されていましたが、一瞬のスキをついて逃げ出します。
「横浜テレビ」のキャスター、倉内桔梗(中谷美紀)は、警視庁組織犯罪対策部管理官、密谷満作(江口洋介)と共に、丘の上の墓地で誠司が来るのを待っていました。
誠司が現われなかったため、彼のスマホに連絡を入れる桔梗。
しかし、電話に出たのは、アネモネの二代目、笛花ミズキ(中川大志)。
すると今度は、桔梗の後輩、立葵査子(福本莉子)。
検問を突破して、逃走中のミズキが父、時生(大沢たかお)の洋食屋「葵亭」から出てくるのを見たとのこと。
査子は桔梗が止めるのも聞かず、追いかけました。
途中で父の時生に電話。
「もしもしお父さん、あとでまた店に来た男について話聞かせてね、店に寄るから、じゃあ」
公衆電話から桔梗に連絡した誠司は、ミズキと査子の件を聞きます。
電話を代わった、密谷。
そして、桔梗からスマホを奪って、電話に出た蜜谷に、「俺は一体、誰なんだ」と問いかけました。
「話は会ってからだ」と返答する、密谷。
「お前も早く無茶している部下を止めたほうがいいぞ」
蜜谷は忠告すると去って行きました。
査子の単独の動きに、横浜テレビのカメラマン、国枝(梶原善)も桔梗と共に心配します。
誠司はクリスマスマーケットまで歩くと、真礼(佐藤浩市)から愛犬を探していて、行方を尋ねられました。
「いや、俺は知らないので…」
その場を立ち去る、誠司。
そんななか、誠司はミズキと彼を尾行する査子を目撃。
査子たちのいる方向へ向かう誠司。
尾行に気付いた美月は、査子の腕を掴んで移動。
安斉は誠司の動きを追いかけるため、苛々していました。
時生たちは、ミズキの件を捜査本部に報告しようとする警察官の山田隆史(今井英二)を止めようとします。
警察がまたくれば、今夜の営業ができなくなるからでした。
「何のための山田だよ!」
立葵亭では山田を時生含めた全員で責めてしまいました。
「山田さんは悪くない、俺たちはあの武智泥棒に手伝ってもらって、美味しいドレッシングができた。」
ドレッシングの歴史について立葵時生が語ろうとしていた際、そこに桔梗が現われました。
警視庁では、笛花ミズキは警察内部と必ずコンタクトをとるはずだと上司に報告する、八幡柚杏(中村アン)の姿がありました。
誠司は、査子の腕を掴んで、連れて行くミズキを尾行。
誠司の姿を尾行する、安斉の組員。
立葵亭では、桔梗と時生が対面。
2人はかつて知人で、お互いぎこちない様子。
「久しぶりですね、もう何年になりますか」
「もう5年ですね…」
「驚きました。娘さん、横浜テレビで働いているなんて。」
「査子が横浜テレビで働くと知った時は驚きと嬉しさで…」
「すてきなお店ですね」
「ありがとうございます」
「ここが以前話していた」
「先代から引き継いだお店ですね。」
「なぜここに?」
「検問を突破した男ですよね。」
「実は今、娘さんがその男を追跡しています。」
「査子から電話が、さっきここに来ると電話があって」
査子は、ミズキに連れられ、とある建物の一室へ。
「なんでテレビ局が俺をつけているんだ」
「SNSで検問を突破したあなたが話題になっていて…」
「あなたが検問を突破して逃亡犯を手助けしたんですか?」
「なんでそれを追っているんだ」
「天樹勇太をご存じですよね?」
「誰だよ天樹勇太って…」
「私の上司が知っています。天樹勇太について上司に電話させてください。」
その後、査子のスマホを奪って、電話をかける、ミズキ。
そんな2人を刑事のカレン(松本若菜)も追跡。
立葵亭では、査子のことを時生や葵亭の従業員たち、桔梗が心配しています。
「横浜テレビ」でも、折口(小手伸也)、黒種(大水洋介)、前島(加藤諒)が同様の理由で心をざわつかせていました。
桔梗と時生は、査子がとても時生から成人以降も、弁当を作ってもらう話題に。
「娘さん、お弁当を持たせてもらって恥ずかしいって言ってたけど」
「ひどいな、作ってやっているのに。」
「違うんです、査子さん美味しそうに食べるんですよ。愛されているんだなって分かります。」
「以前、冠番組がありましたよね」
「それ、もう終わりになってしまったんですけどね。」
涙を浮かべ、担当番組を降板させられたことを時生に匂わせる、桔梗。
ふと、ミズキから立葵亭に電話が。
「桔梗さんごめんなさい…」
椅子に縛られた査子と脅迫する、ミヅキ。
「天樹勇太について教えろ」
「天樹勇太は私の大学の後輩。それから、人質に手を出さないで」
「査子、お前なにやって…おい!うちの子に手を出すな!」
立葵と桔梗はミヅキに呼びかけ、ギャルソンの蛇の目菊蔵(栗原英雄)、ソムリエの梅雨美(桜井ユキ)、細野一(井之脇海)も査子の実を案じます。
警察官の山田(今井英二)は、査子の件で本部に連絡しようとしますが、時生は犯人を刺激して、査子が危険な目に合いかねないか不安でした。
それでも山田は通報。
「横浜テレビ」では、査子の居場所を折口、黒種らが追跡。
「間違いありません、横浜スタジアムです!」
横浜テレビでは折口が自分の不甲斐なさに打ちひしがれていました。
「俺は部下が危険を冒してまで単独で動くなか、俺はやめろと言った…最低な上司だ。横浜スタジアムには俺が行く!」
カレンも横浜スタジアムへ急ぎます。
誠司は先に横浜スタジアム内で、安斉たちから追いかけまわされていました。
ミズキと電話をし、査子が横浜スタジアムの一室にいることを確認した、誠司は救出に向かいます。
時生と桔梗も横浜スタジアムに到着し、査子を探し回ります。
ミズキと安斉は偶々、出くわしました。
「警察と繋がっているのは誠司じゃなくてあんたか」
「確かに俺は警察と繋がっている、警察の犬にアネモネと繋がる奴がいるんだ。俺は榊原だと思っていた…でも違う」
「おい…!」
ミヅキと安斉は、お互いに話がすれ違っている点に困惑。
査子は誠司に助けてもらい、時生と再会。
「どうして私を助けてくれたんですか?桔梗さんから聞いたんですよ、天樹勇太という人は悪い人じゃないって」
「後の事は任せてくれ…」
「お、おい…待って!」立葵は誠司のことが分からず、引き止めました。
誠司は立葵親子を残し、去って行きました。
ミズキは安斉たちと接触。
折口、桔梗は査子が天樹勇太こと、勝呂寺誠司に助けられたことを電話の連携で知り、ホッと安堵します。
査子はその後、狩宮カレンの車に保護。
「え?天樹勇太が?」
「はい、天樹さんに助けられました。彼は悪い人には見えなかったです。」
折口は自分の責任を感じ、謝りました。
倉内は査子を厳しく叱ります。
「あなたやりすぎよ!あなたにもしものことがあったらどれだけの人が悲しむか…!」
「はい、すみませんでした。」
「彼が危険な男だとは思わなかった?」
「彼を勝手に見失いたくなくて…体が勝手に動いた?」
「ほんとうに厄介よね…報道マンって…」
査子を泣きながら抱き締める、桔梗。
店に戻り、査子は立葵亭のみんなに謝罪。
時生も店の大事な準備の時に済まなかったと詫びました。
ふと、査子は当時、高校生だった頃、桔梗と時生が知人ということがとても気になりました。
「やっぱりね…」
梅雨美は時生と桔梗の関係も自分と元カレと似ていると察しし、自分の話をします。
「あのね、5年前のクリスマスイブの夜、私の彼が大事な話があるっていうから絶対プロポーズだと思った。2年待ってって言われたから、2年後のクリスマスイブにまたこの店でディナーしようってそういわれて…2年だよ?理由聞いても何も言ってくれなくてさ…ふざけんなって…誰が待つかって…そう思ったんだけどさ、私待つって決めたの。だって彼の事、大好きだったから。すごく好きだったからさ。それは、天樹勇太。」
カレンは蜜谷と協力することに。
「蜜谷管理官、私はあなたを信用していません。でも私は貴方に協力します。私は天樹勇太が犯人だとは思えない。」
「俺はこれから奴に会う…お前は内部の人間を探れ」
天樹勇太こと、誠司は桔梗に蜜谷と会うことを報告。
カレンは上層部に天樹と蜜谷がこれから会うことを伝えました。
査子は大慌てで、自転車を借りて職場へ。
「天樹勇太のことを知っている人が、私の父の店にいました。」
折口はここまで大きな情報を掴んだ査子の情熱に感銘を受けたこと、報道陣として本当に報道すべきことを確信。
「横浜テレビで、天樹勇太の件、報道するぞ。桔梗と査子は報道を続けろ。」
クリスマスマーケットの前で蜜谷と誠司は再会しました。
「やっと会えたな」
ONEDAY~聖夜のから騒ぎ7話~感想・みどころ
査子は思い立ったらすぐ行動するところや好奇心を抑えきれないところが、桔梗に似ていますね。
誠司が査子を率先して助けたのも、彼の人となりが伝わりますね。
ミズキは査子に特に危害を加える気はなく、天樹勇太こと誠司の行方を追うため、査子を誘拐。
アネモネのミヅキと安斉の間ですれ違いが起き、誠司の記憶障害の基盤となる事実にさらなる奥深さを期待できますね。
いよいよ、「天樹勇太」こと、誠司の事を報道する決意を固めた、横浜テレビの面々も応援したい。
でも、また、社長(丸山智己)の圧力が心配ですね。
誠司に無事、助けられた査子を報道陣の先輩として、責任ある大人として叱責した、桔梗。
その声の凄みと強さは、桔梗を他人以上に思っているような…母親が娘を心配するかのようで、ますます、時生との過去が気になる7話でした。