六本木クラス

六本木クラス6話 葵(平手友梨奈)が解雇!長屋と新の第二闘争に火花!

六本木クラス6話あらすじネタバレ

茂は京子に対し、自分はもう体が動かないと口にします。

京子は茂の味方をするふりをして話を合わせました。

「相川専務、私は君を家族のように思っている。君が長屋のことを思ってくれるのはありがたい、これからもよろしく頼む」

「はい、私は会長にずっとついていきます」

そう言いながらも、京子は茂からの会食の誘いを別用で断るのでした。

秘書の(近藤公園)は、京子が新と定期的に会っていることを密告。

新は、「二代目みやべ」に食材を届ける業者の男と何か知り合いのようですが、相手は気まずい模様。

葵や龍二はその不信な様子を疑います。

その頃、龍河(早乙女太一)は、宮部をつぶすために自分が圧力をかけて、新の状況を不利にしたことを茂に話しますが、茂に却下されてしまいます。

「馬鹿者が!」

一方で龍河もなかなか父に認めてもらえない焦りと孤独から、「老害が!」と父を陰でののしります。

偶然そこへ現れた龍二にストレスをぶつけ、彼の顔を引っぱたきました。

龍河は、少年時代から、龍河に父親や学校でのうまくいかないことを八つ当たられていました。

一方で、龍二に対し、どこか脅威を感じていました。

龍二は愛人の子で、長屋家で疎まれてきましたが、自立して、茂の許可をもらい、実家を出ることに成功。

龍河は茂からの圧にいつも屈するしかなく、跡取り息子ながら理不尽な思いをしたストレスを抱えています。

茂は龍二に問います。

「お前が実家を出てやりたかったことはあんな小さな店のバイトか?」

茂に対し、「長屋ホールディングスは小さな水槽ではない、お父さんが思っているよりもっと大きな水槽だし、お父さんよりよほど、大きな力がある人だ」と告げ、家を後にした、茂。

長屋茂(香川照之)が、「二代目みやべ」にやってきたときの長屋ホールディングスの株を購入したことを知った葵(平手友梨奈)。

葵は龍二が自分に惚れていることを見抜き、龍二が裕福だからこそ関わったものの、出世欲のない馬鹿だったと吐き捨てるような言い方をします。

新は長屋に先制パンチを食らわせるといい、なにやら計画をしている模様で、その様子にいら立つ、葵。

新は高校時代の同級生で、自分のファンドマネージャーになった桐野(矢本悠馬)と共に、長屋ホールディングスの専務、相川(稲森いずみ)と手を組んで株主総会での茂の会長解任を合作。

しかし、相川専務側の持ち株比率が長屋茂の支持派に追いつかないことを知ります。

そこで、ある切り札を使うことに。

そのため、「二代目みやべ」のみんなには用事があると言って詳細を伏せた、新。

葵は新を追跡して、新と長屋ホールディングスの過去すべてを知りました。

新は葵を連れて、新の父のことで力になろうとしてくれた松下を訪ねたのです。

松下は大垣に解雇され、新の父を宮部龍河が殺した真実を闇に葬り去ることを余儀なくされたのです。

小学生の娘、未玖を育てる彼は、新に謝罪しました。

「お父さんのこと、本当に申し訳ないことをした。」

「真実をちゃんと証明することが今のあなたにできることです」

「父親がいなくなったら・・・未玖は・・・」

「父親がいなくなったら?俺の前でよくそんなこと言えますね」

新は人として威厳ある態度で、頭を下げる松下に接します。

葵は松下と話し終えた新を改めて、不憫に思います。

マグロ漁船や工場勤務の際の大きな傷跡を見て、愛おしく思い、新をますます好きになりました。

翌日。

葵は優香と偶然、鉢合わせをし、一緒に「みやべ」の氷を借りに行きます。

優香は葵に歩み寄ろうとしますが、葵は優香を拒絶。

葵がいつも通り、「二代目みやべ」に出勤すると、ビルの前で新はある人物と商談。

「二代目みやべ」は、前のオーナーがビルを機能できず、後半年で、立ち退きを余儀なくされていたのです。

しかしそれは「二代目みやべ」をもっと極地に追い込むことに・・・。

なんと、みやべのビルを買った新しいオーナーは、長屋茂だったのです。

葵は店で、なんで長屋の息子の龍二がここでのうのうと働いているか理解できないし、優香も図々しいと不満を訴えました。

ここで、新は葵を厳しく叱ります。

葵はお店で使う大切な氷を店の外にぶちまけるのでした。

葵を心配する龍二は、龍河と長屋が、新に何をしたかを知りません。

葵は龍二に「あんたほんと何も知らないでのんびり生きてきたんだね」と突っぱねます。

一方で、優香も龍河を挑発。

「あんた私のこと好きだよね?私は・・・あんたが一番大っ嫌い!おじさん・・・」

「おじさん?」

「あんたが轢き殺したのは新の父親で、私にとっても父親のような存在だったんだよ!」

龍河は優香の本心を知り、腹の虫がおさまりません。

長屋ホールディングスを訪ねる新。

「ビルの契約更新をしたらどうするおつもりですか?」

「あのビルは老朽化する。裁判でも何でもやったらいい。君に勝ち目はない。龍二を今すぐ辞めさせろ私の息子を服従させ続ける気か?」

「あなたこそ、ご自分の部下を服従させていますよね。龍二がどうするか決めることです」

「君は龍二が言うように強いから、今のビルがなくなってもまた次のビルで店を始めるだろう。何かを奪っていくことが本当の強さだ。私の息子の龍二にもそれを教えてやりたい。それから、土下座をして私に謝りなさい」

「土下座をすれば、店を続けられますか?僕はみんなから信頼を経て強さを得ました」

「今のが最後のチャンスだった!君は必ず後悔する」

「この悪縁を断ち切ることができますよ。あなたが罪を認めれば」

そして、優香も茂にこれまで10年以上、茂を見てきたが、今日の会長はらしくないとしんみり物申します。

「私が宮部に対するやり方が間違っているというのか?もういい、下がれ!」

その後、おとなしく指示に従うものの、優香は手の激しい痙攣と動悸を感じました。

彼女の体に何らかの異変が起きていたのです。

龍二に対し、新は真摯に向き合い、葵から新と長屋の件を全部、聞いたうえで、新に茂がしたことを謝罪。

葵は、龍二から店を辞めて、長屋に戻ることを告げられました。

龍二は覚悟を決めた上で、自分が長屋に戻ることで、「二代目みやべ」を継続できるように茂に頼むことを条件に店を辞めるつもりでした。

「そうしてくれる?」と、にこやかな葵。

そのことを知った葵は、龍二が以前から「長屋」側の人間で、迷惑だったと口にし、新も同じ気持ちだろうと振りました。

あまりの葵の思いやりのない態度に、新は葵に解雇を言い渡すのでした。

六本木クラス6話感想・みどころ

葵は人の気持ちがわからなさすぎる・・・ソシオパスってここまで人の気持ちに鈍感なものなのでしょうか。

龍二に、新と長屋の件をずっと知らずに生きてきたことを小馬鹿にし、彼の不器用な優しさを汲み取れない様子は天才ながら人との衝突を確実に招きますよね。

インフルエンサーで多彩な面を持つ一方で、人の心境変化や相手の気持ちを察せず、龍二に対して暴言を吐く様子は、新が怒って当然ですよ。

新を好きな気持ちも純粋で可愛いけれど、新を好きなあまり、自分と同じ気持ちだよね?ぐらいの感覚で問いかけたものの、結果、新だけでなく、優香も含む周りと誤差が生じた葵。

一途に好きになった新から嫌われてしまったと思い込む彼女の同行が次週とても気になりますね。

長屋ホールディングスでも怒涛の父子争いと、茂と新の因縁対立は続きますね。

龍二と龍河は2人ともそれぞれが、茂から精神的虐待を受けており、龍二は心がどうにか真っ直ぐなものの、自分の居場所を求める虚無感を抱えていることが分かります。

龍河は父親の圧力や暴力、対人関係が不安定で、それを腹違いの弟である龍二にぶつけている。

兄弟それぞれが危うい方向に進んでいるので、見ていて切なくなりました。

茂は彼らを部下同様、思い通りになって当然の駒のようにしか思っていないので、彼の醜悪な人間性も読み取れますね。

新は、茂の歪んだ人間性をよく熟知しているからこそ、冷静に威厳を保っていられるのでしょうね。

茂は意地でも新に土下座をさせようとしていますが、新も茂に父にしたことで土下座させようとしているので、これから2人がどう決着をするかが楽しみです。

新が持つ人間的な強さと、茂が言う人間的な強さは、人としてのレベルが違いますね。

新はかつて自分の父の真実を知っていた元刑事の松下にも、厳しい態度で接し、真実と向き合ってほしい主旨を伝えていましたが、彼にも松下の立場を少し汲み取ってほしかったです。

茂は息子にもそのうち見捨てられそうな気がします。

龍二は自立して茂の元から去り、父や兄とは違う道を歩もうとしているのがわかります。

龍河はどこか父親に依存的ですがっている部分があるので、弟と違い、彼が長屋を越えることは無理だと思います。

優香にもはっきりと嫌いであることを言われた龍河の心情は計り知れないほど、複雑ですよね。

茂が周りの力に感謝し、新に頭を下げる日は最終回でくるのでしょうか。

恐らく茂のような人間性が変わることはないと思いますがね。

長屋ホールディングスが「二代目みやべ」のビルを買うことになってしまい、大ピンチを抱えるものの、新は持ち前の根性と信頼で乗り切れることを期待しましょう。

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