竜の道~二つの顔の復讐者~7話あらすじネタバレ
妻、芙有子(斉藤由貴)が心筋梗塞で他界後、失意の霧島源平(遠藤憲一)。
一方で、キリシマ急便で運転手が過重労働で他界。
竜二は過労死の内部告発について、もみ消しの対応を既にとったことを源平に報告しました。
二見(小市慢太郎)が首謀者でした。
源平の息子、晃は和田に、源平を代表として残したまま、仕事を続けられないかと和田に頼んできますが、和田は彼を解雇。
その後、彼はその悲しみを打ち消すように新たなハイリスクの仕事を進めます。
何とかして、大手通販会社との契約を勝ち取ろうと躍起になる源平。
部下にも努力が足りないと当たり散らし、エニィウェイズ側も、何か不備がある場合は直ちに仮契約を打ち切ると源平にはっぱをかけてきました。
そんな彼の焦りに乗じて、竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)は、曽根村(西郷輝彦)の協力の元、兄弟の復讐の最後を飾る計画を実行する決意を固めるのでした。
キリシマ急便に恨みのある人間を利用して、曽根村の協力の元、源平を殺人者に仕立てる恐ろしい計画!
二見を呼び出した竜一は、キリシマ急便の運転手過労死の件を、二見が告発した件をもみ消したと彼に告げました。
過労死のことについて書き込むと脅迫して、二見が分け前を手に入れるほうがいいのでは?と提案。
それを断る二見に対し、家族もいて、借金を抱える現状を脱却するチャンスだと畳みかけていく竜一。
その後、曽根村と再び対面し、今回の計画がどこまで順調にいくか様子を見ることにします。
同じ頃、美佐(松本穂香)は、まゆみ(松本まりか)を気遣い、家族が母、芙有子(斉藤由貴)の病死以降、ばらばらになったことを心配。
まゆみは、「あんた、和田と付き合えば?死んだ兄に似てるし」と告げます。
それに対し、美佐は、「和田は兄と性格が似ている」と答え、心に迷いがあることを認めるのでした。
一方、記者の沖(落合モトキ)は、竜一を嗅ぎまわり続けていることを、砂川(今野浩喜)と、凛子(奈緒)は知ります。
和田のために「予防線」を貼るべきだと話し合うのでした。
「和田」こと竜一が以前、勤めていた事務所の関係者で、3億円を隆一が持ち逃げした事件。
その当時の竜一の元上司の男の息子に対し、和田に関する情報を極秘で伝えようと目論んでいました。
夜、竜一がまゆみを訪ねると、彼女は竜一への想いを吐露。
今までは母、芙有子のように「お金で買われた結婚」でもいいと自暴自棄になっていたけれど、気付いたら竜一のことを本当に好きになっていた自分の気持ちに気付いたとのこと。
竜一の優しさが、自分を変えたのだと号泣するまゆみ。
そんな彼女に対し、「まゆみはもう大丈夫だ、俺がいる」という竜一。
後日、二見と交渉し、報酬を彼に渡した竜一。
その様子を陰から見ていた者は、源平の秘書、大友(渡辺邦斗)。
大友は、竜一と二見の金のやり取りを電話で報告します。
そこで、源平は曽根村に二見を「始末」するように頼みに行くのでした。
彼がキリシマ急便のクライアント、エニィウェイズに対し、キリシマ急便で起きた問題が発覚してしまったのです。
次の手として、源平は二見を殺すよう、曽根村に依頼してきますが、その会話を竜一があらかじめ曽根村に渡した盗聴器に録音。
曽根村はそのことを竜一に報告し、二見に報酬を渡したからこのまま彼は、霧島に殺されないうちに海外に逃亡させる対応をとることを告げました。
美佐(松本穂香)は、故郷にいる親族から、竜一が実は生きている可能性があると聞かされ、言葉を失います。
沖が、竜一と竜二、そして、美佐を疎んじていた親族を訪ねて報告してきたのでした。
沖は親族に、竜一が生きている可能性があると仄めかしたのです。
そして、美佐は、コンサルティング会社経営の「和田」と名乗る竜一を疑い始めます。
その頃、竜一は二見から源平からお金を渡すと言われて会いに行ったことを電話で報告。
竜一が察して、曽根村の一味から誘拐されそうになる二見を救出して逃がしました。
曽根村を問い詰めた竜一は、彼を殺すことを目的としていたことや、源平が曽根村に二見を「消して(殺して)」ほしいと依頼した様子の録音データは自分が握っていると聞かされ、唖然。
曽根村は、もし、その録音データが欲しければ、一度助けた二見を殺すことが条件でした。
帰宅後、竜二はこれ以上、竜一が罪を犯さないためにも、自分がまゆみと結婚して、状況を緩和させる、そして、霧島家の隙を作り、霧島一家への復讐を穏やかに進めていくことを提案。
美佐のことはどうなるのだと反論する竜一に対し、美佐が好きなのは「お前だよ、竜一」と伝えます。
その頃、自宅にいた美佐は、和田のこれまでの行動や発言から、彼が兄、竜一だと確信するのです。
翌日、和田を訪ねた美佐。
血の繋がりのない兄二人と北九州で育った妹は、正体を隠す兄の身を案じていること、沖という記者が「竜一」は生きていると言っていると報告してきたと伝え、去っていきました。
そして、沖は再度、「和田」と名乗る竜一を訪ね、いよいよ、2人は次週、直接、最終的な対決をすることに!
竜の道~二つの顔の復讐者~7話感想
美佐が竜一の正体にいよいよ気付いてしまいましたね。
竜一と竜二の計画が狂い、二見が襲われそうになったり、曽根村がやはり、裏社会の人間ということもあり、竜一を簡単に裏切ったのは想定内でしたね。
源平が精神的にも弱っていて、その弱っている隙をついて追い込もうとした竜一と竜二ですが、大友の存在が一番の邪魔者。
沖もしつこすぎるくらい竜一に執着していて、美佐と竜一、竜二が引き取られた親族にまで接触している先を読んだ行動力は、ますます兄弟を追い詰めますよね。
美佐も勘の鋭さからだんだん、「和田」と名乗る竜一の本性に気付いてきて、最早、絶体絶命の境地の放送回でした。
まさかの次回が、最終回2時間スペシャル!一生整形双子の兄弟の運命は?!その時、美佐は?!来週も絶対見逃せません!