最愛6話あらすじネタバレ
優は加瀬が見守るなか、警視庁へ。
現段階では、優は任意取調べを受ける立場にありました。
加瀬(井浦新)は警察に連行された優(高橋文哉)と面会し、15年前の件ではなく、渡辺昭(酒向芳)の殺害も自らがやったことだと告げられます。
また、彼は当時9歳だった優が、昭の息子を性的暴行から守る為に火かき棒のようなもので刺してしまったことは、未成年なので罪に問われないとフォロー。
ただ、昭と成人してから公園で争った挙句、殺してしまったかもしれないことは、優の記憶の病気の影響で前後の記憶がないとのこと。
精神的に落ち込む梨央を訪ねる加瀬。
優の処遇を心配する梨央。
心配して訪ねてきた加瀬から優が置かれている状況を聞き、優しく励まされながらなんとか何とか眠りにつくのでした。
しかし、加瀬はその後、ある人物に電話をかけ、ある動画について報酬はたっぷり払うと連絡していました。
梨央のことを心配する大輝は、後輩の藤井隼人(岡山天音)に、優が黙秘を続けていることに四苦八苦。
同じ頃、フリーランス記者の橘しおり(田中みな実)は、何とか後藤専務(及川光博)に助けられました。
しかし、後藤は誘拐事件の件と真田ウェルネスのペーパーカンパニーの場所を特定して探ろうとした橘の悪事を隠ぺいし、口止め料を渡しました。
さらに、昭が後藤と取引をしていたことも知っているしおりは、口止め料を外にばらまいて去っていきました。
その後、会社の上司に自分一人では真田ウェルネスの件を追うのが厳しいので、力を貸してほしいと電話連絡。
公園で昭と争っていた時の様子を大輝は警視庁で、イヤホン型カメラに記録されていることを聞き出し、その動画データを解析。
昭が梨央と別れた後に、2人の様子を見ていた優と接触。
その後、優は自分が康介を殺してしまったことを詫びますが、昭と諍いになります。
先に息子を殺したと優が告白したことにパニックになり、優の首を絞めた昭。
そこで、昭に抵抗する為に思わず優は反撃した映像が残されていました。
梨央が優のことで後藤(及川光博)や、兄の政信(奥野瑛太)から社長としての責任を追及されます。
梨央は社長を退くまで仕事を続けると決意。
加瀬が民間の科捜研に依頼していた動画データの解析が完了し、加瀬は違和感を抱きます。
また、大輝(松下洸平)ら警察も優の証言をもとに裏どりを開始。
梨央は病気のある弟が取り調べに耐えられるかどうか心配だと警察署を訪ねました。
大輝は「優はそんなに人間的に弱くない。今自分の罪と優はちゃんと向き合おうとしている」と伝えました。
梨央を迎えに来た加瀬は、梨央に対し、今の大輝は梨央が話しかけて良いほど、昔の友達ではない、刑事なのだと少し叱ります。
その後、リラックスする為に、美味しいフルーツパフェがある店で梨央と食べました。
加瀬は梨央と別れた後、性を売りにしている夜の店を訪ねた怪しい男を調査し、脅迫。
警視庁を訪ね、大輝に対し、警察が見立てた事件現場の状況と、優の供述が食い違っていることを指摘した加瀬。
加瀬は優がびまん性の脳障害があることを考慮して、取り調べを進めてほしいと大輝を含めた警察や検事たちに連絡。
優の状況から、正当防衛の可能性もあると付け加えました。
加瀬は、さらに、朝宮優の記憶障害の病理がある、矛盾点はしっかり捜査してほしいと言葉を強めるのでした。
加瀬が去った後に急展開が!ラーメン屋の万台で、白髪頭で赤いタオルを巻き、ママチャリに乗る人物が犯人を目撃したと証言する客が。
桑田(佐久間由衣)とその男を探す大輝。
優の拘留中、加瀬と大輝はそれぞれの方向性で優を助ける為に動いていました。
一方で梨央は弟を気にかけながらも新薬の開発を続けます。
ある男が川でずぶぬれで、むやみやたらに「康介」と叫び出したと証言。
他の人物を見なかったかと聞くと、いなかった、その男が犯人じゃないかと話す男。
つまり・・・昭は一度は、池から這い上がって出てきており、その後、優が去ってから、昭は当初、優が突き落としたと証言した川の、隣で水死体となって発見されたのです。
やがて、そのことがきっかけで、優の処分が決まり、彼は拘置所から出てくることができました。
加瀬が掛け合ったおかげで2人の姉弟が再会。
宮崎も協力してくれたこともあると話す加瀬は、微笑みます。
しかし、優が不起訴である結果に納得がいかない山尾(津田健次郎)は職場で荒れてしまいました。
その夜。
梨央は優が戻ってきたことを機にお互いに接触することを避けるように伝えました。
電話をしていたなかで、近くに梨央がいるとわかった大輝は、恋心もあって梨央を追いかけます。
「勝手に俺と会うことをやめる、距離を置くとか決めるなよ!」
大輝は叫び、梨央を抱き止めます。
翌日。
晴れて自由の身になり、優しい日常を取り戻す準備をする優は、梨央と加瀬と共に馴染みのお好み焼き屋へ。
加瀬は梨央と優に、子供の頃、近所に些細なことでも気にかけて相談に乗る弁護士がいたことを機に、弁護士を目指していると話します。
その頃、大輝は陸上部のマネージャーだった菜奈に電話。
15年前のことをまだ知る関係者は、陸上部の元マネージャーだった青木菜奈(水崎綾女)と、松村栞という人物。
「昔のことは思い出したくない・・・もう連絡しないでほしい。それから、松村͡栞という人物が15年前の事件の関係者で、陸上部にいた」と口にする菜奈は、ある写真を送りました。
松村栞は、橘しおりだったのです。
橘しおりが両親の離婚後、苗字が変わったことを知っていた大輝。
もう15年前の事件の被害者だった昭の息子で、連続強姦事件を起こしてきた、康介(朝井大智)が、学生時代の橘も被害者にしていた可能性が浮上。
そして、その頃、橘は、帰宅途中の真田姉弟を訪ね、真田ウェルネスのペーパーカンパニーの件についてなど不正について追及しようと試みるのでした。
次週、橘しおりの真実の箱が開かれます。
最愛6話感想・みどころ
ずっと殺人事件の犯人と疑われていた優が、不起訴処分となり、穏やかな時間を取り戻すことができて感涙でしたね。
大輝と梨央も積極的に接するうちに、15年前の両想いだった当時の気持ちを改めて大人になって再び感じるシーンも心に残りました。
優が釈放されたことで、大輝と連絡を断とうとしても、歩道橋で追いかける大輝に胸キュン!
大輝が梨央に勝手に自分と距離をとることを決めるなと声を荒げつつも、追いかけて抱き締めるシーンは、全視聴者のときめきを加速させたことでしょう。
一方で、真田ウェルネスのペーパーカンパニーの所在地を突き止め、探ろうと足を踏み入れた橘しおりは、ペーパーカンパニーの所有者の男から拉致されたものの、後藤に救出。
田中みな実さんのファンからは「橘助かるの?!」と心配の声も多数、SNSでみられましたがこちらも良かったです。
後藤は橘を助けるものの、真田ウェルネスに大きな攻撃はできないと悟り、冷静に状況を見て動く可能性もあるので、彼が放送回を追うごとにどう裏切るのかそちらも必見。
しかし、しおりは真田家が朝宮家にいた頃から既に知っており、梨央を15年前にレイプしようと試みた康介の被害者かもしれない疑惑が浮上!
彼女がその痛ましい記憶を理由に真田家となった梨央と優に何かしら恨みがある態度がじわじわ気になります。
部室での大麻パーティーだけでなく、梨央を強姦未遂しようとしたり、それ以前に、松村栞こと、橘しおりが、康介の性被害に遭っていたとして、梨央に何を思って近づき、真田家の不正を執念に暴こうとしたのかその疑問が次週、解決します。
加瀬や大輝が掛け合ったからこそ、優が助かり、1人が救われたと思いきや、梨央に近づく黒い存在である橘は怖さと情緒不安定さが良い意味で滲み出ていて今後も田中みな実さんの演技と、橘の動向に期待したい6話でした。