ドクターX2021

ドクターX2021 6話 原守(鈴木浩介)復帰!神原(岸部一徳)が未知子を解雇危機?!

ドクターX2021 6話あらすじネタバレ

未知子や博美、名医紹介所唯一の男性名医、雀野は麻雀をしながら、スカウトへ北京に出かけた名医紹介所の所長、晶(岸部一徳)の帰宅を首を長くして待っていました。

翌日。

中国のITグループ会長を父に持つ9歳の少年、王弥六(吉田隼)が小児肝腫瘍の手術を受ける為に来日。

早速、未知子はその子、弥六に中国語で自分は絶対に失敗しないと気軽に話しかけました。

未知子と同院の外科リーダー、加地秀樹(勝村政信)は執刀医に立候補。

ところが、院長代理の蛭間(西田敏行)はあっさり却下し、既に決まっているという執刀医を紹介します。

その人物とは未知子も家事もよく知る元「東帝大学病院」の外科医、原守(鈴木浩介)。

何でも、未知子が所属する「神原名医紹介所」の晶(岸部一徳)が弥六と原をセットで「東帝大学病院」に斡旋したのだと言います。

しかし、原はかつて、東帝大学病院をクビになって以降、フリーランスに転向。

ここ1年は中国の病院で働いていたが、このたび晶にスカウトされて「名医紹介所」に所属することになったというのです。

未知子は師匠である晶が自分に内緒で原をスカウトし、執刀医として売り込んだことに憤慨します。

原に名医と呼べる実力がないと反論する未知子に対し、名医は腕だけが武器ではないと晶はぴしゃり。

失敗しない外科医の未知子に「いつか失敗する」と嫌味を言い、どういう思惑があるか定かであるが、未知子にこれまでと違う態度をとります。

加地にもこれまでと冷たい態度をとり、「これからはフリーランスの時代」と豪語。

患者の心に寄り添う医療を目指しながら、組織にもしっかり寄り添ってきた原も、どういうわけか今では豹変。

その頃、正子(今田美桜)が、王弥六に日本の漫画、「医龍」や「ブラックジャック」を渡しました。

弥六は莫大な報酬を得ても人を助けられるドクターがいたら良いのにと目を輝かせていました。

現実の医師は信用できない、ブラックジャックのような医者に出会いたいと話す弥六。

弥六は母親が日本人で、父が中国人の為、日本語が堪能ですが、正子に母は手術をしたけれど助からなかったとこぼすのでした。

原はオペの助手に未知子を指名し、未知子は当然、「致しません」と跳ね除けます。

その夜

居酒屋にて、興梠と加地は理不尽な上司、蜂須賀や、分院長から院長代理に昇格した蛭間の愚痴をこぼします。

そんな2人を中国の子供、弥六だって手術を控えて闘病しているのに、情けないと怒る正子(今田美桜)。

しかし、そんな正子に興梠は田舎出身者同士、共感し、酒の席は喧嘩にならずに済みました。

加地らは、正子の酒癖の悪さにドン引き。

翌日。

弥六の病棟を訪れ、9歳の彼が人と目を合わせず、正子から貸してもらった漫画を読んでいる態度や、父親や周囲の期待の為に病気を原守(鈴木浩介)に治してもらうと言っていて、彼の間違いを厳しく指摘する未知子。

病気を治すのは「誰かのため」じゃなく、「自分自身の為」「自分の命」と伝えます。

思わず、はっきり言いすぎる未知子を正子は止めますが、未知子は弥六を思って敢えてはっきり言いました。

また、独断で弥六のMRI検査を始めた未知子。

その頃、原守が中国で手術中から途中で抜けたことが判明し、加地は怒りながら問い詰めます。

オペの途中で患者に支払い能力がなかったことが原因とのこと。

高額な報酬と引き換えに最高のオペの技術を提供していると開き直る守。

予想外の症状で、なんと弥六は肝芽腫だけでなく、胆管癌もみられ、衝突癌。

蛭間は、原や他の医師にすら手術できない程、弥六の手術は厳しいとのことで、彼を中国へ帰すように加地や原に命じました。

原は初めて弥六に会った時、難易度の高い手術を成功させたスーパードクターのふりをして、そんなに実力のない真実を誤魔化していました。

弥六が原の嘘を信じて目を輝かせてしまっており、子供の夢を壊すわけには行かず、貫井通してしまいました。

そして、弥六の父にも真実を告げられず、後が引けない状況に。

弥六に思わず謝る原。

しかし、その夜、本当のことを加地にだけ話す原。

なんと、原は原因不明で目を患っており、手術中に目がかすむ、視えにくさを感じて途中で抜け出したのでした。

東帝大学病院に戻れば、絶対的な腕を持つ未知子に頼れると思い、晶と接触後、日本に帰国したとのこと。

「お前、医者失格だな」と口にする加地に対し、原は外科医を辞めようと思うと悩むのでした。

同じ頃、弥六は神原名医紹介所を訪ね、未知子を少し信用します。

「大門先生は良いなぁ、僕は周りに沢山の人がいるけど、自由じゃない・・・お母さんの時もそうだった・・・奇跡は起きなかった。大門先生は原先生みたいに優しい嘘をつかない・・・だからこそ聞きたい、僕は治らないの?」

「私に喧嘩を売りに来たの?」ときつい言い方で返す未知子ですが、弥六が自分の意思で、未知子を頼ってきたことを頭ではわかっていました。

「手術で奇跡は起こらない・・・でも私なら治せる」と未知子は彼の目をしっかり見て微笑みます。

「僕は・・・生きたい!お父さんや周りに決めるんじゃなくて、自分の命だからこそ、自分でどうするか決めたい」

弥六の精神的な成長に、未知子は中国で彼の手術を引き受けることに。

しかし、弥六は東帝大学病院前で倒れます。

緊急オペとなり、原は加地らと共に、弥六の手術を行いますが、目の症状に悩まされる原。

思ったよりも状況は厳しくて、興梠は手術の様子を見守る部屋で、インオペを指示。

彼の病気を心配する加地。

「僕は弥六くんを治せると約束したんです・・・もう嘘をつきたくない」

思ったよりも癒着が激しく、下大動脈に亀裂が生じます。

そこで、未知子がいつも通りピンチヒッターとして登場し、ハンギングマヌーバーという手術法を取り入れました。

一方で原守にも、ドライアイ用の目薬を渡します。

彼の目の病気は心因性の一時的な視覚障害でした。

手術中に正子は、未知子達医師の助手をしている最中に、弥六が「世界にはスーパードクターがいる」とタブレット端末を見て、いきいきとして話していたことを思い出しました。

その医者こそ、ドクターXでした。

手術後に意識が戻った弥六は、ドクターXは原守だったんだと笑顔を見せます。

同じ頃、晶は未知子と博美の給料を蛭間に要求。

彼に対し、蛭間はいつも莫大な報酬を要求するけれど、何に使っているのか?とのこと。

晶は想像に任せるとほくそ笑みます。

未知子は長年、信頼しきてきた師匠への不信感が拭えません。

当の晶はというと、ある人物に対し、電話を掛けています。

報酬を振り込んだこと、新規契約をしたこと、大門未知子はもう不要というとんでもない意味深な言葉を名医紹介所で口にしていました。

次週、晶の黒い思惑は?!ゲストは田中圭さんです。

ドクターX2021 6話感想・みどころ

絶対に失敗しない医師、大門未知子に出会った9歳の弥六。

とても賢い子どもですが、母を癌で亡くして以来、父から教えられた帝王学の影響や、大人に囲まれて育った環境から人とコミュニケーションをとるのが苦手なところが伝わり、切ないですね。

原が嘘をついて名医だと貫き通してしまった行動は、大人ならでは弥六に優しい嘘をついてしまったところも分かります。

未知子は弥六が誰かの為ではなく、自分の命を繋ぐ意思を持った成長を見守り、今回も絶対失敗しない方法で命を救う感動のエピソードでした。

原守も、「御意」を唱えることが定番で上に屈しない東帝大学病院の環境からすっかり人が変わったような態度で、加地を見下し、フリーランス外科医として”脱皮”したの?と思っていましたが、本当は目の病気を隠していたんですね。

原因不明の目の病気で、手術を途中で抜け出した理由を「当時の患者が相応の手術代を支払えないから」なんて蜂須賀みたいな冷酷な言い訳をしている原が少し痛々しかったです。

それでも、原守のなかにある優しさが、自分を名医と信じてくれている幼い弥六の期待を裏切る行為なことを自覚し、「次は彼との約束を守りたい」と元の原守に戻ったことが救いでした。

弥六は原を絶対的しかし、一方でラストには、師匠、神原晶への不信感は拭えません。

彼と未知子は長い信頼関係を構築してきたにもかかわらず、晶は「大門未知子はもう不要」と口にして、ある人物に新規契約と、未知子たちの報酬の一部をその謎多き人物に振り込んでいる模様です。

ドクターX史上、衝撃のラストに次週も待てない6話でした。

晶さん、未知子が不要ってどういうことなの?!

 

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