それってパクリじゃないですか?

それってパクリじゃないですか?3話 先輩さやかの起死回生に亜季は?

それってパクリじゃないですか?3話あらすじネタバレ

月夜野ドリンクの一大プロジェクトで、仮名「X」ティーの試飲をする、亜季。

高梨部長(常盤貴子)が長年、開発してきた、「ムーンナイトプロジェクト」の目玉商品「カメレオンティー」です。

開発部の高梨部長(常盤貴子)の元、全貌が未公開だったその紅茶がいよいよ、知財部で披露されることになりました。

「これはとてつもない発明です。知財部一同、協力していきましょう」と、北脇。

自分も何か役に立ちたいという亜季(芳根京子)に北脇(重岡大穀)が命じたのは、新技術が他社の特許を侵害していないか調べる「侵害予防調査」。

特許庁のサイトを参考にサーチするのだと説明する、熊井(野間口徹)。

他にはない唯一無二の物を確認する、「あくまの証明」だと説明する、北脇。

もしも見落としがあれば、特許権侵害で訴えられることもあり、他社の特許を「パクリ」になってしまえば、弊害が大きいことを忠告するのでした。

来週までに侵害予防調査をするように指示した、北脇。

亜季は死ぬ気で頑張る事に。

亜季が慕う先輩、柚木さやか(朝倉あき)が担当するカフェチェーンとの共同開発商品の試作品が完成します。

試作品が通れば、商品化として展開していくことが期待される、さやかのドリンク。

低温スチームを活かし、納得いくものができたと自信満々の、さやか。

高梨の思惑により、「カメレオンティー」の開発から外れたさやかが起死回生を狙って開発した新商品のスムージー。

木下常務(相島一之)と、松尾和樹(高橋努)は、知財部の出費が多すぎるとクレームを言ってきました。

しかし、北脇は知財部は費用がかかることや、他の部署も過剰な接待や懇親会でそれなりにコストがかかっていると指摘して、追い返すのでした。

亜季も完成を喜ぶのですが、最終段階で取り入れた低温スチームの製法が、他社の特許権を侵害していると判明。

北脇は他社の特許を柚木が侵害したことで支払いをするか、製造方法を一から作り直すかしかないと厳しい意見。

その夜、親友で個人的なアパレルグッズを制作する、根岸ゆみ(福地桃子)は亜季のおかげで「ふてぶてリリイ」の特許を取り戻すことができました。

北脇は目前に控えたカフェチェーンへの最終プレゼンは中止するべきだと主張。

高梨はスムージーの開発を見合わせ、亜季の動機の窪地(豊田裕大)の企画を先方に提出すると決定を下すのでした。

一度、落ち込んださやかでしたが、特許を侵害しない製法をプレゼンまでに見つけると決意。

なんとかさやかの力になりたいと奮闘する、亜季を又坂所長(ともさかりえ)はお菓子をあげてフォロー。

素直で一生懸命な亜季は、又坂にとって娘のように見守る存在なのでした。

亜季もカメレオンティーの侵害予防調査を並行して、さやかを手伝おうとするのですが四苦八苦。

甘さが不足しているとの先方からの指摘により、野菜の甘みを引き出すために低温スチームを使ったものの、それが特許侵害に引っかかってしまった、柚木。

自分の仕事もしながら、柚木も手伝うことで、亜季を心配する、ゆみ。

ところが翌日。

得意先の河上化成が、月夜野ドリンクの利益を損なうほどまで、ボトルにパクリが…。

月夜野ドリンクへの侵害として警告を出せば、日頃からお世話になっている河上化成に多大な支障が出ると指摘した、高梨。

高梨も北脇も、社長の決定があり、北脇は増田社長(赤井英和)から信用されているからこそ、どちらも一歩も引きません。

北脇は、「出来得る限り協力する」と言ったと屁理屈をこねました。

それで対立してしまう、高梨と北脇。

北脇があまりにも屁理屈を言い過ぎだと指摘する亜季。

「侵害調査をしながら先輩の手伝いをされているようですが、ちゃんと一字一句間違えないように調査を怠らないでくださいよ」

「私はどちらの仕事もおろそかにしていません。」

「それならいいのですが」

亜季はさやかの手伝いにも身が入らず、パソコンを見て数値を確認。

「私が、必死に作ったドリンクの一番の素直な感想を亜季から聞きたいのに、成分とか数字データばかり見て解析し、北脇さんと同じだね」

その後、さやかは亜季に大人げない態度をとったことを謝りました。

亜季はドリンクを飲み、何か「グルルルル」と足りないものがあると精一杯指摘。

今回の企画は有機栽培をしている農家が全面協力していて、さやかの姪っ子がアレルギーを沢山持っているため、姪っ子のような子供が安心して飲めるドリンク開発のために製法にこだわっていたとのこと。

そんな亜季の奮闘をお互いに干渉しないようにして、陰から見守る、きたくぁきと高梨。

亜季は、さやか、松尾(高橋努)、土井(諏訪雅)、窪地(豊田裕大)らとともに、今井(やついいちろう)の有機農家へ行き、ドリンク開発に向けて前向きな改善点を探りに行くことにしました。

そこで、今井が製造で使用している、ライスミルクをヒントに思いつきました。

低温スチームをそのままで良いと言う亜季。

「低温スチームを利用し、および乳成分を利用したもの」

牛乳をライスミルクに置き換える、低温スチーム法を維持し、野菜の保存方法を変えなくても特許を侵害しないと提案。

北脇に早速提案すると、これなら問題がないと言いました。

侵害予防調査に奮闘する、亜季とドリンク開発にますます精を出す、さやか。

しかし、数日後、乳成分をライスミルクにしたものの、商品化にはならず、窪地(豊田裕大)が開発したものが審査に通ってしまいました。

さやかは泣きながら亜季に報告し、礼を述べました。

また、高梨に対して、窪地のサポートに着くと言いますが、高梨はさやかのドリンクを実は認めていました。

「カメレオンティーの件であなたを外したのは、実力不足ではなく、自分と価値観が似ていて、製法にこだわる一から。別の開発で頑張ってもらおうと思っていたの。これからも期待しているわね」

審査に落ちて、落ち込んでいた、さやかの顔に笑顔が戻りました。

「お疲れ様、よく頑張っているわね。」と、亜季を励ます、高梨。

「カメレオンティーの侵害予防調査なんですが…報告書ができあがりました」

「ああ、あれね、よく書けていたわよ、報告書」

そこで、亜季は違和感を覚え、北脇が関係していると睨みます。

「北脇さんどういうことですか?報告書ってすでに出していたんですね。じゃあ私がやっていたことって」

「練習です。この調査結果は非常に重要なものです。このプロジェクトが成功するかどうかは非常に責任重大ですので・・・藤咲さんには荷が重すぎる」

なんと、既に報告書は既に北脇によって、提出されていて、亜季には経験を積ませるために「練習」させていたのです。

「わかっています、でも嘘をつかなくても」

「嘘だって教えたら本気で取り組みましたか?」

「北脇さんが私を信用して仕事を任せてくれたって思ったんです。だから私本当に嬉しくて・・・そうじゃなかったんですね」

さやかが審査に落ちたドリンクを飲ませ、励ます、さやか。

ここで、北脇に関する噂を彼女から耳にする、亜季。

「知財部が物作りにこだわるのはわかります。北脇のことが理解できません、開発部に戻りたい」

「そういえば気になる噂聞いたんだけど、そもそもうちの知財部は親会社が急に作れって言われてできた。なんかおかしいと思わない。噂では、親会社がうちの特許を丸ごとものにしようとしているんじゃないかって…」

「じゃあ北脇さんは?」

「月夜野の特許を盗み出そうとするスパイかもしれないってことだよ」

北脇はその夜、月夜野ドリンクの社内に入り、データファイルを意味深に見つめていました。

それってパクリじゃないですか?3話感想・みどころ

開発部の先輩、さやかの起死回生を願い、協力したカメレオンティー。

ところが、製造方法の低温スチームが引っかかり、あと一歩のところで悔しさと焦りで、衝突してしまう、亜季とさやかの苦悩が伝わりました。

野菜の保存方法と低温スチーム方法をそのまま維持し、乳成分ではなく、ライスミルクを使用することで、さやかの特許侵害を回避する見事なアイディア。

亜季って頭が冴えわたるところがありますよね。

ですが、侵害予防調査の資料作成は、あらかじめ北脇が重要な責任を負うためにあえて報告書を既に提出していたものの、亜季にはダミーでつくらせ、「経験」させていたまさかの展開。

亜季が落ち込み、北脇に怒りを抱える気持ちも分かりますよ。

せっかく侵害予防調査について資料を読み漁り、北脇の屁理屈や嫌味にも負けずに頑張ってきたのに…。

ようやくできた報告書が練習だったと聞かされたら、泣いてしまいますよね。

それでも、さやかと共にお互い仕事の面で成長し、踏み出すラストは爽快でした。

しかし、出向してきた北脇が月夜野ドリンクの特許を盗み出すためのスパイ…。

これは面白くなってきた3話でしたね!北脇の正体に次週、迫ります。

 

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