それってパクリじゃないですか?

それってパクリじゃないですか9話 熊井(野間口徹)が潔くてかっこいい!

それってパクリじゃないですか?9話あらすじネタバレ

月夜野ドリンクが社運を懸けて作り上げた、「カメレオンティー」。

増田社長(赤井英和)がバッチリと宣伝。

木下常務(相島一之)がフォローするなか、メイキングは進行して撮影は成功。

亜季(芳根京子)が見守るなか、五木(渡辺大知)が出来上がったばかりの販促グッズを持ってきました。

ノートには月夜ウサギが。

以前、人気イラストレーターのハナモ(山崎静代)に描いてもらった「月夜ウサギ」を今回のイベントでも使用することが決まりました。

ところが、ハナモは勝手にイラストを月夜野に使われたとSNSに怒りのコメントを投稿。

「もう二度と一緒に仕事したくない。」というハナモの不穏な内容。

その投稿を夜、亜季は親友の根岸ゆみ(福地桃子)に見せてもらいました。

ハナモとの契約を確認する北脇(重岡大穀)。

「契約書を呼んでいないハナモさんによる完全なる勘違い」と一刀両断。

それでも。彼女の誤解を解かなければ、「カメレオンティー」は販売中止になりかねません。

カフェで、ハナモの件について話し合っていた客の中には、五木の彼女、篠山瑞生(秋元真夏)が、月夜野を一方的にバッシングするのは良くないと話していました。

その優しさに喜び、僅かな希望を持つ、亜季。

北脇から「ピンチはチャンス」と背中を押された亜季。

なんと、ハナモがSNSアカウントに、今から月夜野に殴り込みに行くと連続投稿。

亜季たちはその投稿を確認し、一気に緊張感が高まります。

契約条件を前に頑なになっていくハナモを精神誠意で対応する、亜季。

「つまり、契約内容に問題はないとのことですね。みんな私の事をとても心配してくれています。契約書を読み間違えた私のせいですね。大事なイラストを守れなかった私がバカでした。すみません…私は月夜野ドリンクとの仕事はできません。貴方達は私が個人事業主だから利用しているだけですよね。権利を奪われた側の気持ちわかりますか?もういいです、帰ります。」

ここで亜季は引き留めます。

「私はハナモさんのイラストのファンです、私もイラストを描いていて…下手なんですけど…。安心や勇気とか沢山もらっています。月夜ウサギが勝手に使われていたら自分の子供が傷つけられたように思いますよね。私は誰かの頑張りを守る仕事をしています。ハナモさんの頑張りも守りたいです。」

そこで、亜季にイラストを試しに描くように言う、ハナモ。

北脇をモチーフにしたハリネズミを描いて見せました。

ハナモは月ウサギを隣に描き、「しかたねぇな今回は許してやるよ」と理解を示しました。

「これネットにあげても良い?」

ハナモは理解を示し、イラストを拡散。

自分が契約書の意図を間違えていたことを投稿し、SNSでカメレオンティーの宣伝までしました。

お陰で、ハナモの件は早々と解決し、カメレオンティーにハナモのイラスト使用が許可されました。

そんななか、カメレオンティーが特許侵害をしていると通達があり、又坂(ともさかりえ)が月夜野ドリンクに駆け込んできました。

カメレオンティーは特許を出願申請をしていなかったのです。

北脇は境地に立たされます。

「結果としてハッピースマイルに先を越されたじゃないですか!」

窪地(豊田裕大)が講義。

土居(諏訪雅)も同じく反論。

「そもそも特許をちゃんと出願していれば…北脇さんのせいじゃないですか。」と北脇を責めました。

「負けた…僕は賭けに負けたんだ。」

北脇はすっかり自責の念に駆られ、落ち込みます。

開発部部長の高梨(常盤貴子)は納得の上で、肝となる技術を営業秘密として守り、敢えて特許を取らない方法に出た北脇。

「先行文献を探してハッピースマイルビバレッジの特許を無効にしましょう。」と熊井(野間口徹)。

先使用権を使い、月夜野ドリンクが、ハッピースマイルビバレッジよりも実施の準備を先にしていたことをしていた証明をすると、知財部と開発部に説明する、亜季。

先使用権を使うことで、月夜野ドリンクが作業工程から取引先にまで先駆けて、カメレオンティーの制作に走り回っていたという状況を伝えるもの。

熊井は北脇と連絡をとり、国会図書館にこもり切りの状況を聞きます。

北脇のことを又坂と亜季は心配します。

今の状況だと、特許権侵害をひっくり返す方法を探さないと、月夜野もハッピースマイルビバレッジも、カメレオンティーの販売に支障が出ることが判明。

なんと、北脇は今回の件を重く受け止めた親会社によって、月夜野ドリンクの出向が解かれ、親会社に戻ることになりました。

亜季はこの悔しさに大粒の涙を堪えるのでした。

その後、ゆみのカフェにストレス解消のため行くと、ゆみのオリジナルグッズ「ふてぶてリリイ」が商標登録され、「R」マークが認定されました。

「私は北脇さんに何もできなかった…私は北脇さんがピンチの時何もできなかった。」

泣き出す亜季に対し、ゆみは厳しく言います。

「それで?もうそこで試合終了なの?このままで終わる亜季じゃないでしょ。」

愛猫リリイと共に、亜季を励ます、ゆみ。

後日。

カメレオンティーの原料のネタを誰かが漏らした可能性を疑う、亜季たち。

ハッピースマイルビバレッジから月夜野に、カメレオンティーの発売事態を停止にするように、警告が!

増田はこの件に猛反対です。

そこで、調整として、ハッピースマイルビバレッジに、カメレオンティーの販売中止することを伝える、亜季と熊井。

「商品化できないことは残念ですが、このことで他社のプロジェクトを潰せたわけですから。特許は別の使い方があります。」

「ですが、開発側だって一生懸命作っているんです。」

「北脇さんも、今回のことで、親会社に出向されたそうですね。これが正しいビジネスのやり方です。熊井さん、どうかここは月夜野ドリンクのカメレオンティー販売中止という件についてご賛同いただけますね?」

熊井に握手を求める田所。

「なるほど…なるほどなるほどなるほど…じゃない!なる程なんかじゃない。こちらに移る前、弊社の社長は私にこう言いました。みんなで苦労して作った商品を多くの人に呑んでほしい。ビジネス戦略の欠片も御座いません。私はその社長の想いに賛同します。ものづくりとはモノづくりに携わる人間とはそうあるべきで、私はその調整をするのが仕事。これは私に託された仕事です。月夜野には社長のようにそうした思いの者が沢山います。そして北脇はその思いをもって動いています。社員全員の願いをかけた思いを無下にしたくありません。発売中止の件は持ち帰らせて下さい。」

「そんなことしていいですか?侵害訴訟になりますよ?」

「どうぞご勝手に!!」

熊井の潔い正義に圧倒された、亜季と田所ジョセフと堀口(橋本淳)。

その様子を見ていた、増田、木下常務は訴訟問題に発展する事態に心配します。

増田は熊井が会社のために、社員の為に立ち上がる姿に「熊井!ようやったで!」と褒めます。

「どうしよう、藤崎さん…やっぱり、ハッピースマイルビバレッジにごめんなさいしにいこうか?」

勇気を振り絞った熊井はいつもの弱気な素の自分に戻ります。

「いや、無理だと思います。」と亜季はばつが悪そうに答えるのでした。

熊井はこの件に関して、啖呵を切ったことから対応へ追われます。

亜季は熊井と別れてから、篠山瑞生(秋元真夏)がハッピースマイルビバレッジにいることを確認。

なんと、亜季たちのカメレオンティーが特許侵害だと仕掛けた張本人は、篠山でした。

そして、月夜野ドリンクでは、五木が篠山とのLINE画面を複雑な表情で眺めていました。

亜季はこの事態を北脇に知らせる為に、国会図書館へ走るのでした。

それってパクリじゃないですか9話感想・みどころ

南海キャンディーズの山崎静代さんが月夜野ドリンクに殴り込み。

イラストを大切にする彼女に、自分の子供のような存在であるイラストを傷つけられたら怒る気持ちがとても分かると寄り添う、亜季。

「ハナモさんのイラストを守りたい。」という熱意と優しさが、ひねくれものなハナモの心に明かりを灯したと思います。

ハナモがそもそも、月夜野ドリンクとの契約書をちゃんと読んでいなくて、SNSに一方的にトラブルの元を発信し続けたのが原因。

だからこそ、月夜野がハナモに物凄く謙虚すぎてちょっと違和感でした。

ハナモが最終的には話せばわかる人で本当に良かった。

イラストを描くことで自分を保ち続け、真っ直ぐと絵を愛するハナモと、亜季が心通じ合って本当に良かったです。

ハッピースマイルビバレッジ‥‥名前とは程遠いあくどい実態が明らかになりましたね。

亜季たちカメレオンティーの原料がまず、誰かによって盗み出されたことも問題ですが、田所はさらに、月夜野ドリンクに追い討ちをかける「ラスボス」でしたね。

そしてハッピースマイルビバレッジは、カメレオンティーが特許を出願していないことにつけ込んで、他人のプロジェクトを潰すことに特許を取得するために動くなんてひどすぎる。

普段は滅多に感情的にならない熊井が立ち向かう姿が本日のMVPでしたね。

北脇が今回の件で相当落胆し、責任をとって親会社へ戻った悔しさ…。

カメレオンティーを作った開発部と知財部たちの熱き想いをわかっているからこそ、穏便に納得した素振りを見せてから仲間の為に憤る熊井の熱き心に震えました。

北脇をとことん馬鹿にし、特許を他人の企業を潰す為に利用して、「これは正しいビジネス」とふんぞり返る田所は心底、腹が立ちますよね。

ここぞとばかりに、普段の気弱で物静かな仮面を脱ぎ捨てて、田所に敵意をあらわにする正義はまさしく、月夜野ドリンクに必要不可欠な存在だと思いました。

そして、ハッピースマイルビバレッジにいる秋元真夏さん演じる、篠山。

五木のガールフレンドで、亜季たち月夜野ドリンクが、ハナモの件で誹謗中傷を受けていても、月夜野だけを一概に批判することは良くないと、ゆみのカフェで善人ぶっていたことが判明。

なんと、彼女こそが月夜野のカメレオンティーの事を販売停止に追い込んだ元凶。

さらに厄介なことに、あの頼もしくてみんなに優しい五木が、カメレオンティーの情報を篠山に話してしまった可能性が浮上。

五木が裏切り者であってほしくない!

裁判を起こし、闘う月夜野ドリンクとハッピースマイルビバレッジの最終決戦が待ち遠しい9話でした。

 

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