黄昏流星群 第6話
放送日:2018年11月
フジテレビ木曜ドラマ
黄昏流星群 第6話のあらすじ
瀧沢完治は、母親の葬儀が終わった目黒栞の元へ駆けつけ、一晩を共に過ごした。
翌朝、栞が作った朝食を一緒に取り、完治は妻・真璃子が待つ自宅に帰宅した。
ある日の休日、娘・美咲の婚約者・日野春樹との両家顔合わせとなったが、美咲には戸波恭介という恋人がいることを知っている完治は、戸波と別れるかどうかを美咲に確認するも、
自ら戸波の元を訪れた。
黄昏流星群 第5話の感想
「走り出した完治と栞の関係」
まだ間違いを起こしていないから今なら戻れると栞が言ったのに、完治と栞はとうとう引き返せない間違いを起こしてしまいました。
完治の未来はどうなるのでしょうか。
井上さんの名前を使うというすぐにバレそうな嘘を吐き、真璃子が感づいているにしたって、決定的になるのはそう遠くないことでしょう。
完治は本当に詰めが甘いです
それにしても、葬式の後ということもあり、事が済んだ後の喪服の栞は、さらに艶っぽさを感じました。
そして、完治と栞の朝食のシーンはどちらかというと昭和のイメージがあり、今時の雰囲気の瀧沢家と違い、完治はどことない気持ち良さを感じたのではないでしょうか。
何もかもが新鮮で、だからこそ全部が輝いて見えたのでしょうが、これから完治を待ち受けているものはドロドロとしたものに違いないはずです。
ここで一旦、完治は真璃子の元に帰りましたが、完治が帰った後、同じく清々しさを感じた様子の栞は、体に異変を感じたようです。
栞の体に何が起きているのでしょうか。
完治も真璃子も仰天!日野家の大豪邸
いよいよ瀧沢家と日野家の顔合わせです。
大豪邸に驚く完治と真璃子。
改めて観た春樹の家は、本当にすごいものでした。
そこで待つのは着物姿の冴。
しかも、玄関で三つ指を突いてお迎えする姿は、自分の方が位が高いのだというアピールにすら見えます。
美咲が言うとおり、早速、冴のプライドを高さの洗礼を受けた様子。
そんな冴ですが、実は癌を患っていたとは思いもしませんでした。
結納・結婚式・孫の顔…急ぐのも当然です。
ただ、結婚の後も仕事を続けるという美咲は、冴の病気のことを知らされていないのでしょうか。
もしそうだとしたら、戸波先生と真璃子の存在がなくても、美咲と春樹の間にはいづれは亀裂が入ることになったのではないかと思います。
情緒に溢れる戸波先生の言葉
両家の顔合わせを終え、式場周りを春樹と約束しているにも関わらず、美咲は泊りがけで出張に行くことになりました。
完治は鼻っから疑っていましたが、だからと言って、まさか戸波先生の元へ直談判に行くとは思いもしませんでした。
自分の言うことは聞かないからと言いましたが、それは完治も言える立場でないだけのこと…。
完治はどこか思考回路がおかしいと感じる時があります。
そんな完治に戸波先生は美咲との関係について情緒ある話をしてくれました。
さすが大学教授です。
同じ不倫でも中二病の完治とは説得力が違います。
戸波先生の言葉に思わず栞との関係をすぐに重ねてしまうあたり、完治の自己中心さを感じます。
完治も完治なりのロマンチストさを持ってはいるのですが…。
そして、とうとう、真璃子も美咲に春樹以外の男性がいることに気がついたようです。
だけど、美咲に対する信頼感が素晴らしい。
母娘でもあるけれど、女性同士として敬っているように思います。
完治転落!これからどうなる?
さて、ここでこのドラマ始まっての大事件です。
川本に手を振り払われた完治が転落!
これは一体どうなってしまうのかと、全く予想がつきませんでした。
そのタイミングで開かれた結婚式場の扉。
真璃子と春樹の未来も開かれたのではないかと感じてしまいます。
しかも、春樹に手を取られ、真璃子は手を振り払うことなくバージンロードを歩こうとしました。
そして、とうとう春樹からの告白。
美咲の婚約者だからと抑えてきた真璃子の気持ちはどうなっていくのでしょう。
そんなところに完治が病院へ運ばれたという電話。
足の骨にひびが入った程度の怪我でした。
これまで不穏な雰囲気しかなかった完治と真璃子でしたが、心配したと笑いながら完治を叩く真璃子の様子は、やはり夫婦なのだと春樹は実感させられたのではないかと思います。
そして、完治の怪我が心配で駆けつけた栞も、自分は家族ではないのだと感じざるを得なかったと思います。
そのタイミングで現れた美咲。
栞がエレベーターで一緒になった女性だと気づくのかな気づかないのかなとハラハラしていたら、どうやら気づいた様子。
病室では、自分も戸波先生と別れるから完治も栞と別れるようにとだけでしたが、美咲と栞が言葉を交わしたのかどうかが気になります。
黄昏流星群 第7話期待や予想
第6話は淡々と、完治と栞の関係が深まり、美咲と戸波先生の関係が深堀りになり、春樹が真璃子に告白すると順立った内容となりました。
美咲は戸波先生との関係にけじめをつけることを決意したようですが、完治はそれに倣うことができるのでしょうか。
仮にそれができたとしても、真璃子と春樹の関係も進み、事態は一進一退です。
次回は、仕事に没頭する完治の話がメインになるようですが、それがこの不倫関係にどう影響を与えていくのか次回もとても楽しみです。