グッド・ドクター 第7話
放送日:2018年8月
フジテレビ木曜ドラマ
グッド・ドクター 第7話のあらすじ
小児外科ではカンファレンスが行われていた。入院中の森下伊代の病気の対処法について、高山誠司から問われた新堂湊。正確に答えることができたことから、伊代の担当医となることになった。
それを面白く思わなかった研修医の中島仁。しかし、対処法がわからなかったのは瀬戸夏美にも言えることだと中島を慰めた。
そんな夏美の元に、かつて夏美が担当をしていた患者の倉田菜々子がやって来た。
菜々子は同僚の馬淵健太郎からプロポーズを受けたが、卵巣を摘出する手術を受けていたことを伝えることができていなかった。
そのことを夏美から健太郎に話して欲しいという依頼だった。
菜々子とともに夏美の元に訪れた健太郎。夏美から説明を受けるも、それでも気持ちは変わらないと菜々子に結婚の意志を伝えた。
そんな菜々子は突然激しい頭痛に見舞われて、東郷記念病院に搬送されることとなる。
菜々子に試練が降りかかる。
小児外科メンバーはこの事態にどうやって立ち向かうのか。
グッド・ドクター 第7話の感想
女性にとって出産したいのにできないのは本当に辛いもの。それをこれから結婚しようとする相手に伝えるのはなかなか大変なものなのでしょう。
夏美先生に説明をお願いするのはそれはそれで辛いものだけれど、夏美先生の存在があるのは救いだったのではないかと思いました。
だけど、病気のことや子供ができづらいと聞いた時の健太郎はあまりにも気持ちが表情に出ていました。だけど、菜々子を失うことには変えられない。そんな菜々子でも受け入れる、その判断をしてくれたことには心底安心しました。
それにしても、排卵しそうな卵胞を見つけられたなんて本当に奇跡です。
排卵だっていつでもというわけでないのに、菜々子は片方の卵巣しかなかったのだから、確率から考えてもすごいことです、
その可能性を考えた中島先生、そして見逃さなかった湊の連携はファインプレーです。
湊が加わることで波乱ばかりだった小児外科が、今は湊の個性や知識を受け入れてくれて、オペにもまるで当たり前のように参加する湊を観て、とても嬉しく感じました。
オペでの湊の様子も医師らしくなってきたと感じます。
湊と中島先生の絆も深まり、小児外科の医師達は安泰だと感じます。
しかし、問題は経営陣。どう動いていくのか全く予想ができません。
愛のことはわからないけれど、愛というものを知り、湊はまたひとつ大きくなったと感じました。
愛について説明するのは難しいのに、それを説明できる院長はさすがですが、お互いを思い合うばかりに苦しい愛もあるというのはなんとも複雑なものです。
毎回深い内容が多いですが、今回は医療現場の問題だけでなく、人間の心の深い部分を改めて考えさせられました。
グッド・ドクター 第8話の期待や予想
落ち着きを見せ始めた小児外科医師陣。
湊を始め、受け入れ合う様子を観ると、これからはぶつかるのではなく、もっとお互いの知識を交換しながら高めあっていくのでしょう。
次回はどんな患者の、どんな病気の話なのか。
今回観ていて思ったことは、森下伊代の病気もこれから描かれていくのだろうと感じています。その展開がどう影響してくるのか気になるところです。
今回の愛についてのように、普通に生きているとじっくり感じることができないことを、湊は次回またどのように感じ、視聴者に伝えてくれるのか。とても楽しみです。