天国と地獄4話あらすじネタバレ
彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)がまた、猟奇殺人を犯しました。
彩子の姿で、日高が新たな事件を巻き起こしたのです。
人の命が奪われ、その為に自分が利用されていたことに気付いた彩子。
翌朝、日高【彩子】は河原(北村一輝)の事情聴取を受け、そのようを冷静に見守る彩子【日高】。
以前、散歩の件で河原に疑われたので、散歩をすることを控えていると話す日高【彩子】。
そこで、河原は手袋を見せ、日高を犯人だと決定づけようとしますが、日高は、自分の私物と似ていると言って、尋問を切り抜けるのでした。
聴取が終わり、彩子【日高】と日高【彩子】がやる取りする様子を目撃した河原。
その光景に違和感を覚えます。
皮手袋からDNAが不検出だったこと、この事件ではどんなに彩子が努力したところで無罪放免だと忠告する、日高。
私はこのまま彩子の姿で自首をするとまで、彩子を脅す日高。
何かの拍子でもう片方の手袋の件が公になるのはまずいから自分が預かろうかと提案もしてきますが、彩子は断りました。
おまけに、頼りにしていた八巻(溝端淳平)も、電話で、彩子の状態な日高にこれ以上、恐怖で一緒にいられないと告げてきて、彩子はますますピンチに陥っていることを痛感。
彩子は、新しい事件の件で、上司を含めた刑事たちの様子を見て、彩子が殺人を犯したことが立証できない状況にあることを捜査会議で知ります。
今の状態では、自分が入れ替わりが解除されても、殺人鬼になってしまうことに思い悩む彩子。
しかし、日高の殺人については、お互いにしくじれば、塀の中に2人ともぶち込まれてしまう状況になってもおかしくないと分析する彩子。
彩子は捜査本部の専用情報データベースを使って動き出します。
河原は彩子と日高の様子を見たその日、痴話げんかをするカップルを見て、女性の胸倉を余程のことがない限り掴むなど手荒な行動はとらないはずだ、彩子と日高はおかしい、何かがあると疑惑の目を向けるのでした。
証拠不十分で解放された日高は、コ・アース社では、会社の信頼が危機にあることを案じた、樹里(中村ゆり)に詰め寄られます。
仕事の会議では、クライアントに切れる日高を見て、心配する樹里と富樫に気を遣う、彩子。
一方、日高は彩子として難なく、仕事をこなし、河原以外の上司に正体が気付かれぬよう、仕事をこなしていました。
新田(林泰文)に聞いて、日高と彩子のやり取りに違和感が拭い去れない河原。
彩子が手袋にバクテリアを混入させたのではないかと疑い、真実を調べようとしていました。
陸(柄本佑)もまた、彩子の家出発見した血の付いた防護服に違和感を抱き、職場の先輩湯浅(追田孝也)に相談。
すると、仕事のストレスで、彩子が解離性同一性障害になったのでは?と推測し、陸は彩子の体調を心配するのでした。
そこで、彩子に、思ったことをそのままにして、防護服の件を尋ねた陸。
すると、日高は、彩子に成り済ましながら、仕事の時に調べていた防護服を誤って家庭ごみに出してしまっただけだと笑いながら誤魔化します。
翌日・・・。
その頃、日高として出勤する彩子は、職場の部下達から、人が変わったこと、仕事もできていないことを樹里に指摘されてしまいました。
樹里に、頭を打って記憶喪失だったとその場しのぎの言い訳をした日高な彩子。
ところが、それを真に受けた樹里が、社員全員にメールを素早く打って、みんなは一斉に社長「日高陽斗」を気にかける状況に。
特に、富樫は、会議中、日高に「社長どうしちゃったんですか?おかしいですよ。僕たちのことをもう少しねぎらってください」と発言が過ぎたことを謝る始末。
その夜、河原とバディの幅(谷恭輔)は、彩子が四方という人の家から出てきたところを、外国人の近隣住民からの情報で掴んでしました。
河原は彩子【日高】に対し、目撃者情報としてその話をし、蝶々のバックチャームをつけたバッグを持った20代女性が怪しいと伝えます。
しかし、日高は彩子になりきって目撃情報をパソコンに入力し続けるのでした。
その夜、日高として、彩子は妹の日菜(岸井ゆきの)に出会います。
日高の妹、日菜は心優しい素直な女性で、兄の日高は昔から部下思いで、今の部下になっている富樫は、痴漢を疑われて困っていたところ、助けて社員になったことなどを聞かされます。
日高陽斗という男は、日菜の情報によると、日頃から人を気に掛けるところがあったとのこと。
ある夜、日高と彩子のことを追いかける河原。
彩子と日高は、手袋の件で会うことになり、自宅をスパに改造した日高は、「彩子が仕事帰りにスパに行く」ということにして、河原の目をかいくぐりました。
彩子は日高に手袋を渡す条件として、二度と殺人を貸さないこと、「彩子が殺人を犯した動画」を河原を含めた刑事たちに送信することを伝えます。
ところが、彩子は日高として、彩子になった日高と一緒に「地獄へ落ちる」ことを受け入れると涼やかに反論。
ミンという彩子が四方の家から出てくる様子を目撃した外国人の男性が、ちゃんと彩子の様子を見ていないことを指摘した日高【彩子】。
確かに、ミンは、彩子の顔ははっきり見ていましたが、河原たちに聞き込みを受けた時、「蝶々のバッグチャームを付けた女性【彩子】だと思うがこの女性だったか自分の記憶が曖昧」だと証言していたからです。
翌朝、河原は第2の殺人について、女性が犯人だという情報があると捜査会議で宣言。
グエン・チ・ミンの協力を得た河原は、あらかじめ、彩子の写真を見せ、警察に取り調べでどの女性を見たかと尋ねられた際、彩子を見たと証言することを事前に話していました。
グエン・チ・ミンに対し、河原は彼の在留の件で弱みを握り、彩子だと言えと強要。
グエン・チ・ミンはその通り、彩子が取調室に入ってきた時、「この人、似ています。四方さんの家で目撃した人に」と声を上げました。
河原はなんとしてでも、彩子の怪しい行動を晴らそうとしますが、上司の十久河(吉見一豊)から呼び出されました。
十久河は、河原がグエン・チ・ミンに、取り調べを受けた際には彩子を見たと言えと彼に迫ったことや、グエンの在留期間の期限について弱みを握り、自白を強要している動画を入手していたのです。
さらに、日高として彩子は、在留期間でトラブルのグエンに河原が汚職警官であることを話して、就職先を提供し、彼自身の危機から解放する手助けを行いました。
そこで、日高は彩子として処分を免れるのでした。
河原は捜査一課から外されて、厳しい処分を言い渡されました。
彩子として生きる日高に、その逆の彩子は、日高陽斗のことをもっと知りたいと言われ、本当の日高陽斗の素の姿について多くを語りませんでした。
その頃、彩子がよく使う外部のコインロッカーでの行動を陸がまたもや怪しんでいました。
来週は、彩子自身が、日高陽斗の予想外な良い人ぶりに疑惑を抱き、真実に向かって突き進んでいきますが、新たな殺人鬼と出逢う事に?!次回もお楽しみに。
天国と地獄4話感想・みどころ
河原の執念深い捜査により、日高と彩子がどんどん追い詰められていく様子が垣間見れます。
日高の仕事の優秀振りは凄いですね。
彩子として部下から信頼され、尚且つ、入れ替わりを気付かれないように高いコミュニケーション力と頭の回転の速さを活かしている日高も怖いです。
彩子は、日高として仕事は相変わらず仕事はミス姉妹栗ですが、サイコパスのはずの日高が表向きはとても人のことを気に掛け、自分の居場所がない部下達を助ける優しい人物像を知るなど進展は面白い。
あの、人を殺すことをいとわない日高が、痴漢を疑われた富樫のことや、高齢者を気に掛けるスマートな大人な一面にゾクゾクさせられました。
日高はそれなのに、罪を犯すことをためらわない性格・・・・日高陽斗という男が私もますます知りたくなりましたよ。
彩子が日高の人間性を知りたい、真実を追求する好奇心に共感できる4話でした。