ドラマ

わたし、定時で帰ります。 第1話 あらすじ、見どころ!

わたし、定時で帰ります。 第1話

放送日:2019年4月

TBSテレビ火曜ドラマ

第1話あらすじ

主人公・東山結衣(吉高由里子)は、web製作会社で働くディレクター。

理由がなければ帰りづらい風潮の現代の中、定時なるときっぱり退社する生活を貫いてきた。

仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をして、手を抜いているわけでもない。

行きつけの中華料理屋でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸雄一)とも順調そのものだ。

ある日、新任の部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)と元婚約者・種田晃太郎(向井理)がやってきた。

仕事命の三谷(シシド・カフカ)は新人の小泉咲(ついひじ杏奈)に「最初が肝心」とついつい厳しく指導してしまっていた。

正反対に、結衣は最初から厳しいと辞めてしまうと意見する。

結衣はとある仕事先で、三谷が前職場でいつも怒られて厳しく当たられていたことを知る。

ある日、ついに小泉が会社を辞めてしまい、上司からそのことについて責められてしまった三谷も翌日に無断欠勤をしてしまう。

結衣は三谷の自宅を訪れ、自分があることがきっかけで残業ゼロ生活を始めたことを明かした。

三谷はそんな結衣の言葉とお土産のお粥で元気を取り戻していった。

新感覚のドラマで面白い!働き方改革

タイトルの「わたし、定時で帰ります」ということで、勝手に主人公の東山結衣は家庭がある設定なのかと思っていました。

ドラマの中でも話しているように、実際は子育てをしているとかなにか理由がないと定時に帰るのは嫌なイメージを与えてしまいがちです。

でも、それを堂々と実践している結衣はカッコイイなと思えました。

正直なところ、定時で帰るというだけで「仕事にやる気がない」「影で悪口を言われているかも」なんて思われているだろうと思ってしまいがちです。

でも、このドラマをきっかけに働き方の見直しというか世間の価値観が少しでも変わってくれればいいなと思います。

中丸雄一さんが恋人役というのも意外な感じがして驚きましたが、いきなりのキスは思わずドキッとした方も多いのではないでしょうか。

家に帰ればご飯を作ってくれてて話を親身に聞いてくれて、ほのぼのできるカップルで微笑ましかったです。

どちらに共感するか?

新人に厳しく当たる三谷さんを見ていて、言い方が厳しいなとは思いました。

でも、それ以上にあの新人の態度や発言は、上司に対して有り得ない態度だろうと腹が立ちました。

叱られることを知らないゆとり世代なのかもしれません。

もしかして「あんなひどい言い方をされてパワハラだ」とそのゆとり世代の新人に共感する方もいるかもしれません。

どちらに共感するかは、それぞれの世代によって変わってくるのだろうと思いました。

内田有紀さんがサバサバした姉御キャラで登場しましたが、とても役どころがピッタリだなという印象です。

たぶん、この先結衣と衝突していくのでしょう。

「早く仕事復帰したい」という気持ちは、私自身も仕事をしながら子育てをしている身なのでとてもわかります。

しかし、昔からよく言われる「3歳までは母親は家にいろ(仕事をするな)」というのは、古い考えかもしれませんが間違っていないと私は実感しています。

やはり小さい頃に両親が共働きだったりすると、子供は愛情不足で本音を親に話せなくなったりひねくれてしまったりする家庭が多いように思います。

その辺りも、今後ドラマの中で演出してもらえたら良いなと思いました。

種田晃太郎・三谷佳菜子の過去とは

あんなに部下に厳しくしている三谷さんが、実は前職で「仕事ができない」と罵倒されていたことがわかりました。

ただ意地悪をして部下に厳しくしているんじゃない、というのはよくある話です。

しかし、それがなかなか伝わらないのが今の若者世代なのでしょう。

三谷さんはちょっと指導するのが苦手で不器用なだけで、きっと辛い思いをしてきたんだと思います。

三谷さんが部下の小泉に話していた内容「職場は仲良しサークルじゃない」「覚えるべきことを覚えないと、あなたが損をする」は正論です。

ただ、現代は言い方ひとつで相手の受け取り方が大きく違ってすれ違ってしまうことが多くなってきたように思います。

もう少し三谷さんも優しい言い方で諭していれば、小泉さんも上下関係というものをもう少し理解していれば、こんなにすれ違うこともなかったでしょう。

これは多くの社会人に観てもらいたい内容だと思いました。

向井理さんはやはりかっこ良くて、これから巧と結衣との三角関係に発展していくのでしょうか。

このドラマはお仕事ドラマなので恋愛要素は少ないかもしれませんが、もう少し向井理さんの胸キュンシーンもこれからはあればいいなと期待しています。

仕事はできるけどちょっと抜けてる部分がある辺りが、ギャップがあって素敵だなと思います。

回想シーンで種田晃太郎が倒れているようなシーンがありましたが、何があったのでしょうか。

自殺未遂をしたというような過去かなと予想していますが、これから徐々に明らかになっていくところかと思います。

東山結衣の定時で帰る働き方改革の理由

三谷さんが無断欠勤をして、結衣が三谷さんを慰める展開で、前の会社では休みもなく働いて残業ばかりして、激務の末に危篤状態になった経験から今の働き方をするようになった話がありました。

身を粉にしてまで仕事に捧げる必要はない、と本当に結衣の考え方には共感させられました。

でも、実際は周囲の評価を気にして無理しすぎてしまうのが日本人の特徴のような気もしてしまいました。

種田が「三谷さんは何も間違っていない。仕事もしっかりできている」を評価していたシーンでは、見ていて嬉しく思いました。

仕事って認められてやり甲斐を感じて成長していけるものだと思うので、そんな対比がこのドラマ内で絶妙にバランス良く描かれているなと思います。

一番謎のままで気になったのが、愁の存在です。

種田が本社に戻ってくることを教えてくれたり、部長には気をつけた方がいいと忠告してくれたり、結衣の仕事も手伝ったりしている様子でした。

前職の仕事仲間とか今の職場に以前働いていた人とか、そんな感じかなと予想しています。

部長がヤバイ奴というのがどういう意味なのかも、これからハラハラさせられて面白くなってきそうです。

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