マルス~ゼロの革命2話~あらすじネタバレ
スクールカウンセラーの毛利(野間口徹)が港内で違法薬物の原材料となる植物を栽培し、さらには生徒をクスリ漬けにしてきたことを世に暴き出すセンセーショナルな配信をした、美島零(道枝駒祐)。
新生(マルス)として活動を始めることになった、美島零(道枝駒祐)率いる7人の高校生たち。
マルスとして、零は同級生の渾一、香恋、久高、球児(泉澤佑希)、賢成、杏花(横田真悠)は、リレーの動画を撮影しました。
大ファンだった動画配信者のマルスの正体が零だったことを知り、驚きと嬉しさのなかにいる、逢沢渾一(板垣李光人)。
幼馴染の貴城香恋(吉川愛)、ニ瓶久高(井上裕貴)、らに、マルスの過去の動画を見せます。
「俺はマルスの正体が知りたい。」
そんななか、配信で零が発した「これは宣戦布告だ。必ずお前たちの闇を暴いてみせる」という発言の真意を問う、呉井賢成(山時聡真)。
すると、零は去年、マルスが大人の圧力によって、活動休止を余儀なくされた過去を明かしました。
「1年前、大人の圧力で活動を余儀なくされた。国から信頼されているような連中だ。」
「そいつらへの復讐?」
「奴らの闇を暴いて、俺達が新しい時代を創る、これは革命だ。」と宣言する、零。
「革命って…」と、杏花。
「そのためにはマルスの知名度を上げてばずらせる。同世代の共感を呼んで支持者を増やし、一部の人間だけしか得していないかを伝える。アイコン、どう思う?」
渾一に意見を求める、零。
「僕は、零くんに乗っても良いと思っている。考えてもみなよ?高校生の僕らが革命を起こせるわけがない。マルスを通して一矢報いることができたらいいと思わない?」
「僕もやってみようかな。毛利先生のことを暴いた時、逢沢くんが言うの痛快だと思った。マルスの動画チャンネルを手助けしながら、自分のやりたいこと探したい。」
「自分探しかよ。」
清々しく答える桐山球児に呆れて突っ込む貴城華恋。
ほぼ全員一致し、マルスとしてできることを続けていく決意ができました。
陸上部だった男子生徒、不破がスポンサーである、火野常務(勝村政信)とトラブルになり、彼の首を絞めようとして、警備員に止められたことがありました。
小宮茂校長と、零立の担任、砂川(山口紗弥加)に、不破の事を聞きまわりました。
家庭は貧困で、踊る事がストレス発散だったという証言がみられました。
不破は「親の為、早くお母さんを楽にさせたい。」という思いがあり、球児とかつて、同じ思いを話していました。
母、清美(室井滋)が飲食店を営む不破家。
零、渾一、球児は不破を訪ねます。
「動画について教えてくれる?」
「何も話すことないから」
「金なんてどうでもいい。金で揉めたのにお金なんてどうでもいいわけないよね。」
「お互い頑張って親の期待に応えようってかつて約束したよね?あれは嘘だったの?」
「…ああ、お前の話に合わせていただけだ。もう帰ってくれ。」
不破の言葉にショックを受ける球児。
公園にて、不破がもしかしたらスポンサーの火野常務(勝村政信)から口止めされていたから、「金なんてどうでもいい」と言ったのではないかと推測。
公園で渾一は零に「なんでこの学校に来たんですか?」と尋ねました。
「ファンなら知っているだろ。進行役のエリ。」
「だから俺に腐った世界を変えるって約束を伝えたんですね。零くんはこの世界をどう変えたいんですか?」
「正直者がバカを見ない世の中だよ。」
後日。
零が読唇術の特技を生かし、日本新記録はイカ様で、不破ははめられたことを推理。
「不破のスポンサーは、スポーツメーカーのゼオラスだった。…からのランロック社…からの社員一覧。」
零は不破の真実の手掛かりを探る為、今回の件で関わった企業をネットで検索。
なんと、不破の新記録を改ざんしたのは、ランロック社の社員、森(小松和重)でした。
その頃、母に提案され、家まで競争することにした不破。
走り出す前、不破を訪ねた零と球児。
「不破君に起きたことを動画で取り上げた。これを見ればお母さんも安心するんじゃないかと思って。」
「もう余計なことしないでくれ」
「僕も親を悲しませたくないって思う気持ちわかるなぁ。」
球児の言葉に、零はこう答えます。
「親を悲しませたくないと喜ばせたいのは違うんだよ。」
不破は走りながら、スポンサー、火野常務(勝村政信)から圧力を掛けられたことを知りました。
翌日。
土曜日に、零は、不破の真実を解明するために動画を撮りました。
その様子を会社から伺う、國見(江口洋介)とシステムエンジニアの大城大木(戸塚純貴)。
マルスはリレーをして、新記録を叩きだしました。
「こんなのでたらめだ。9.88秒の記録なんて出せるわけがない。」
「ランロック社の記録がおかしい?世界のランロックが計測記録がおかしいなんてありえないですよね。教えて、森さん!」
「この記録は不正です。1秒0.75の速さで記録をつけていました。」
「もしかして半年前、不破選手が日本新記録を出した時もですか?ランロック社はタイマーの数値を変えて、新記録を更新させた。」
この内容はネットで拡散。
「ランロック社がオフィシャルタイマーに選ばれるにはゼオラスとの契約が必要だった。」
「違う、違約金が違うから俺が火野常務の首を絞めたんだよ。」
「家族のために大好きな陸上を犠牲にするのか?お前が自分の為に正しいことをすればお前のことを誇ってくれる。そういう親だろ?お前の親は。」
「お前に俺のなにがわかる。俺の家を養ってくれるのか?正義を振りかざして、誇らしくしているけど、正義じゃ腹は満たされないんだよ。」
「半年前、火野さんからそこにいるプロジェクトを聞かされた。タイマーを細工して世界記録を塗り替えるって提案されました。一生かかっても返せない違約金が発生するって脅されて、火野さんの首を絞めた。タイマーの改ざんに同意すれば、警察沙汰にしないし、違約金は発生しないと言われました。」
「私はこの国の未来のためにやった。」
「火野さん、一人の未来ある少年の人生を潰しちゃだめですよ。」
零は不破が、火野の首を絞めた時に不破の親に暴言を吐いた映像を流出させていきました。「どうせ親もろくでもない奴に決まっている。誰のおかげで選手になれたと思っているんだ。記録の改ざんに黙って従え。」
火野の悪事は明るみになりました。
マルスこと、零は、火野に不破の事でデータ改ざんを仕向けた、國見を次のターゲットにしようとしていました。
「見たよ!ったく、昔から一人でなんでもしょい込むんだから。」
「母さん、頼みがある」
「…うん?」
「走りたい、俺、陸上、続けたい!」
「馬鹿タレ!どれだけその言葉を待っていたことか!母さんさ、あんたが走っている姿を見るの超嬉しいんだから。」
こうして、不破は母、清美と和解し、また、陸上を続けることができました。
一方で球児は野球部の部室のロッカーを壊し、自分が本当は野球を続けたくなかったことに気付いたのでした。
零はエリの墓参りに出かけながら、エリ(大峰ユリホ)が自分に放った言葉の重みについて考えていました。
「もう俺達の革命は終わった。」
「正しいことをしてこんな目に遭わなきゃいけないの?私は許せない」
ふと、零に國見からの着信がありました。
「もしもし、不破の影のプロジェクトの指揮者、Kだよ。最近よく物価のニュースが流れているでしょ。日本の高校生スプリンターが変えていくことに期待していた。俺はね、この国が大好きなんだよ。ここまで平和ボケに使った連中はそういない。成長していないね、マルスくん」
墓の前で國見と再会する、零は怒りと憎しみでいっぱいになりました。
そして、國見に殴りかかりますが、逆に腹部を殴打されてしまいます。
「これからクロッキーはこの国を大きく揺るがす。お前みたいな狼にうろつかれたら困る。何かするには犠牲が伴う。体に刻めよ、エンターテイナー。」
墓で、マルスを蹴り飛ばしてから去った國見。
悔しさをにじませるマルスの耳元では鈴の音が鳴っていました。
マルス~ゼロの革命~2話感想・みどころ
親に負荷を掛けたくない、母子家庭で育つ、不破は、母、清美(室井滋)を気遣い、陸上を諦める決意を下しました。
「悲しませるのと喜ばせるのは違う」という零の言葉の真相を噛み締めた不破が、真実と向き合うために、火野に声を上げたシーンは胸が熱くなりました。
親の期待に応える為に、「球児」という名前もあって、野球を続けてきた桐山球児も、自分の方向性に気付くことができて良かったですね。
部室のロッカーを突然、潰す彼の横暴な行動には度肝を抜かれましたが。
野球がやりたいのではない、自分は他のことがしたいと成長の兆しをみせた球児も応援したいと思いました。
不破の記録改ざんの不正に関わる大人のなかで、火野はとてもタチが悪く、自分の不正を認めようとしませんでしたが、加担したランロック社の森は、不破にしたことの罪の意識があって良かったです。
この大きなプロジェクトを裏で動かしているのは、國見でしたね。
國見は零が最初に作った「マルス」を潰すまで追い込んだ張本人。
國見と墓参りで対峙し、暴力を振るわれたマルスが不憫でなりませんでした。
國見、非常識ですよ。
未成年にあんなことをしなくても…と思うのですがね。
高校生であるがゆえに大人の権力や、力に勝てない悔しさや、國見をいつかその座から引きずり下ろすという野望がなかなか敵わない焦りが伝わった14話でした。