監察医 朝顔 11話 あらすじ
山梨県で大規模な土砂災害が発生。
朝顔(上野樹里)達の法医学教室のところにも応援要請があり、朝顔はつぐみ(加藤柚凪)を平(時任三郎)に任せて法医学教室へと急いだ。
この事故に巻き込まれていた桑原(風間俊介)だったが、なんとか命は助かった。
桑原達は反社会的組織と繋がり、違法な開発や不法投棄を行なっている建築会社を追っていた。
この土砂災害によって犠牲になったのは老人ホームや建設会社の社員寮などで、相当な死傷者の数が予想されていた。
ご遺体を解剖していくうちに、塩素ガスによる中毒死で死亡したご遺体が何人もいることがわかる。
それはこの土砂災害が人災であり、不法投棄によって塩素ガスを発生させてしまっていたことと意味していた。
上層部の役員が逮捕され、朝顔達は役目を果たして興雲大学へと戻った。
そして、後日朝顔達は母・里子(石田ひかり)の故郷である仙ノ浦での灯籠流しに行こうと祖父・嶋田浩之(柄本明)の家を家族で初めて訪れた。
こうして朝顔達は母を失ったことを受け止めることが出来て、前向きにこれからも生きていくのだった。
桑原はどうなった!?
前回の終わり方では、桑原くんは埋もれてしまった?危険?というような展開が予想されました。
朝顔に電話がかかってきたのも警察から?桑原くんの事故の連絡かと思ってヒヤヒヤしてしまいました。
でも、なんとか無事に助かって桑原くんが自分で朝顔に電話かけていたので安心しました。
もうこれ以上、朝顔に悲しい思いはしてほしくないです。
深夜に応援要請の電話、朝顔が仕事に行くことになった展開はちょっとつぐみちゃんが可哀想に思えてしまいました。
賛否両論あるかと思いますが、やはりお子さんが小さいうちに親が2人ともあんなふうに夜に仕事でいないというのは可哀想です。
いくら平さんがいるとは言っても、そこはもう少し朝顔が仕事をセーブする必要があるのではないかと思います。
山梨県の土砂災害、多くの死傷者が予想されるところに現地に行くと言った朝顔でしたが、大丈夫なの?と心配になりました。
東日本大震災とは規模は違っても同じような状態の現場を見ることは辛いのではないでしょうか?
土砂災害での惨劇
現場の状況を見て、ゾッとしました。
次々とご遺体が運ばれてくるという状況、言葉を失ってしまうのも当然でしょう。
茶子先生の「心が悲鳴をあげたら、すぐに言ってください」という言葉が胸に刺さりました。
そんなギリギリの状態の現場にいる朝顔達がやっていることは、とても素晴らしいことなんだと改めて感じました。
「地元の人にしかわからない苦しみがある」というのも、本当にその通りだと思います。
ご遺体の取り違いがあったらいけないと茶子先生が言っていましたが、高橋が泣きついてきたおじちゃんに「ごめんなさい」と泣く姿とおじちゃんが「間違えるはずない」と話していた台詞がとても印象的なシーンでした。
もし自分の大切な人が被害に遭ったら、突然の別れは経験した人にしかわからない辛さがあるんだろうと思います。