Believe~君にかける橋~

Believe~君にかける橋4話 ゲストは田中哲司!狩山を知る謎の男に興奮冷めやらぬ!

Believe~君にかける橋~4話あらすじネタバレ

重病を抱えた妻、狩山玲子(天海祐希)が生きていけるうちに、なんとしても自らの無実を証明する為、迷走する、狩山陸(木村拓哉)。

部下、南雲大樹(一ノ瀬颯)に預けていた重要証拠を取り戻す為、決死の思いで脱獄しました。

「いい年してかくれんぼする気ないんだけど。」

「お腹、空いてない?」

「なにかあるの?」

「甘えるな!脱獄犯に手助けはしない!」

「体調はどうなの?」

「自分こそ体調は大丈夫?病院行っているのかよ。」

「おかげで針の筵のなかで働いております。あなたは、突っ走る癖がある。こんなことしたって、罪が重くなるだけじゃない。」

その頃、狩山は自宅にいる南雲(一ノ瀬颯)と、絵里菜(山本舞香)にメールが。

それは、狩山からでした。

その狩山は、黒木たちが2人が息を潜める、龍神大橋の現場に徐々に接近していくなか、玲子と話し合っていました。

「一年以内にやらないとお前…」

「やらなきゃいけないって、私が死んじゃうから?」

「お前にとって恥ずかしい男になりたくない。こんな状況になるまで言えないなんて、相当情けないけど。」

脱獄で刑が重くなることを危惧した玲子。

狩山に一刻も早く警察に出頭するように説得を試みます。

「うわぁ…ごめん。私が癌で余命1年しかないかもって言ったの、嘘なの。」

「私に相談もなく勝手に罪被って刑務所に入ったあなたを懲らしめてやろうと思って。ごめんなさい。とにかく出頭しよう?警察行こう?私付き添うから。良かったじゃない、も逃げなくていいの。」

「1日だけ待ってくれ。」

「この状況で、どういう神経して言っているの。」

「預けていた証拠をピックアップできるように頼んだんだよ。玲子ほんとだって。約束する!全部終わったら警察に届けに行く。」

「1日だけ?本当の本当?」

狩山の頬を撫で、彼を気に掛ける、玲子。

突然、衝撃の事実を告白します。

そんな2人のすぐ背後まで身を潜めながらにじり寄る警視庁捜査一課の刑事、黒木正興(竹内涼真)。

「狩山陸さん、よくここまで頑張りました。もう大人しく出てきなさい。」

玲子は、陸を庇い、逃がして、自分が黒木の前に現れました。

重要証拠の受け渡しを求める狩山のテキストメッセージを読んだ南雲。

「K」と名乗る、狩山とメールのやり取りをし、彼に、証拠のアルバムを渡すため、会う約束をしました。

「ご主人から連絡があったんですよね。なぜあんな時間に龍神大橋の工事現場にいたんですか?」

「黙秘します。」

「面白い人ですね、あなたは」

「喋ること黙秘していますね」

「黙秘じゃない、喋っていますよ。」

「じゃあ話してください。あなたと狩山さんは夫婦ですから、お互いに隠ぺいする可能性もあります。罪が軽くなることもありますよ。」

「私と狩山は、もう離婚寸前です。会ったのも、狩山に出頭するように頼んでいました。」

「それでは出頭をすすめる為に会っていたということですね?」

「ええ。」

「あの人は女よりも、橋に関心がある人です。出頭するなら早く逮捕してほしいものです。意味なく微笑まないで下さい。」

「わかりました!ご協力有難う御座いました。」

黒木の不気味かつ、しつこい対応に、玲子は不快感を抱くのでした。

秋澤(斎藤工)、桑原常務(岩谷健司)、磯田(小日向文世)は、狩山のことで対立する、役員たちを説得させていました。

「狩山は既にうちを退職した人間です。うちとはもう一切関係ありません。」

南雲は、証拠隠滅をたくらむ会社側との板挟みで、精神的に追い詰められていきます。

狩山と橋の上で対面し、彼に食料を渡しました。

「発注書とアルバムを警察に提出し、事故の再捜査を頼もうとしている。」

「実は資料は会社の保管庫にあります。今日、会社休みなんで。」

「申し訳ないけど撮って来てくれないかちゃんと証拠を持って警察に出頭したい。実は仕事でうまくいかなかった時ここに来ていたんだ。」

「いつもイケイケでやる気満々だったじゃないですか。」

「あったよ。でも、やる気がある部下とない部下がいるって実は感じていた。」

「スマホのパスワードは、1184…とってきます。あと、携帯は踏みつぶすなり捨てていいので。俺が警察に電話するってこと考えなかったんですか?」

「そんな奴に大切な証拠、渡すこと頼まないだろ。」

南雲は帰宅すると、絵里菜と対立。

「どこ行っていたの?遅かったじゃん。教えてよ。私の事騙せると思った?私たち結婚するんだよ。」

「騙すって?」

「狩山部長と話していたでしょ。帝和建設での出世も控えているでしょ。その出世を邪魔するようなことしないで。」

「偉くなってよ。今まで、橋に情熱をかけていた狩山部長の事、ダサいとか馬鹿にしていたじゃない。狩山を助けたら一緒に沈むんだよ。どうしたいの?」

「俺は、自分らしく生きたい!うるさい、一生懸命になれば良い結果になる。うるさい!ほっといてくれ。勝手に、決めつけるな。」

玲子は病院で夫の狩山の件で退職を上司からすすめられました。

「狩山さん、ご主人のことで大変でしょう」

「ご迷惑をお掛けして済みません。つまりやめろということですか?」

「うちは差別とか偏見はありません。」

「無理は禁物。休んだほうが良い。体も心も限界でしょ?患者さんによく言っていたじゃない。すぐ戻れる措置もとっておく。」

唯一、親切にしてくれたセンター長(田淵留美子)長に励まされ、玲子は心がホッとしました。

南雲から狩山に電話が。

「僕は戻りません。証拠は磯田社長と常務に渡しました。スマホは電源を切って捨てて下さい。もし関係があるなら自分もただではいられない。」

「お前ほんとうにそれでいいのか?見て見ぬふりできるのか?俺はそう思っていた。ほんのちょっとで良いって…その嘘がとてつもなく重かった。」

「あのさ!今更正論吐くなよ!全部一人で被って!正義のヒーローぶって。本当は証拠なんて預けたくなかった。俺がどれだけ悩んでいると思ってんだよ!」

「じゃああの発注書は誰が持ってる?あれがなかったら警察も検察も相手にしてくれない。」

「まさか取り返すつもりか?無茶だ。」

「無茶は今までしてきたよ。」

「それとこれとは話が違う!もう巻き込まないでくれ!」

南雲はストレスがピークに達し、狩山に怒りをぶつけた後、電話を切ってしまいました。

しかし、狩山に新人時代に声を掛けられ、切磋琢磨して働いてきた記憶が蘇りました。

警視庁では、捜査一課長(山田純大)と、林(上川隆也)が部下たちに指示していました。

「逃走からすでに数時間が過ぎた。慎重に逮捕にあたってくれ。」

そこへ、宇崎が来ました。

「どうした?」

「今回は逃走犯を出してしまった。私が責任をとれば、皆が巻き込まれなくて済む。」

「本当に、そう思っているのですか?」

「何が、言いたい?」

宇崎(尾上寛之)は林の圧力に震え上がり、言葉を慎むのでした。

狩山の件で、南雲は気持ちが変わり、狩山が南雲のスマホを蹴って壊そうとした寸前、メールします。

「今から伺いますから待っていてください。」

そんな南雲の行動を黒木、黒木のバディ、千佳が尾行中。

「法務大臣宛てに辞職願を出すつもりです。」

「あなたが生活を変える必要はない。」

「くれぐれも当社の取り決め通りに。」

「林さんは良い人か悪い人かよくわからないわね。」

「よくわからない男になんで頼んだんですか。」

「知ってどうする?後悔しても知らないわよ。」

「死んだ人間は怒る事もできませんよ。」

狩山陸の逃走を林区長(上川隆也)が許可したのは、榛名文江環境防衛大臣(賀来千香子)が絡んでいたからでした。

狩山を逃走させたのは、榛名文江大臣から、林への命令だったのです。

黒木は、磯田のいる鄭和建設を訪ねました。

「狩山さんのことは、龍神大橋の事故が関わっているのではないかと思います。彼の設計図はまだ未完成なのでは?」

「刑事さんは随分ロマンチストですね。私はリアリストですが、心当たりあればすぐ警察に協力しますよ。」

南雲、桑原、秋澤は、帝和建設にいました。

南雲は桑原と秋澤に嘘をつきます。

「発注書を保護するためのSDカードのパスワードを思いつきました。」

南雲はパソコンをこっそり操作し、データを狩山に渡す為に、

「ああ、もうなんでだよ!設計日とか変えたんですけどね。ちょっと頭冷やしてきます。」

南雲はパスワードが合わない演技をし、会社を飛び出しました。

しかし、秋澤に見つかってしまいます。

「SSD入れ替えたでしょ?返してください。狩山さんに会うつもりですね?狩山さんの為にベトナムもダメになっていいんですか?」

「正義を振りかざして自分を守りたいだけでしょ。」

「あなただって狩山さんを裏切ったでしょ。」

「それを公にすれば狩山さんの罪が重くなります。僕は狩山さんを裏切ってなどいない!それを渡して下さい!」

「適当なこと言うな!」

南雲と秋澤は階段で揉め、南雲は転倒してしまいました。

頭を強打し、病院に搬送された南雲。

秋澤はなにかを思ったような複雑な表情で見つめていました。

緊急手術を受けることになる、南雲を絵里菜は心配しました。

「大樹!大樹!うわぁああ!やだー!」

南雲は幸い、一命を取り留めました。

「南雲さんが非常階段を使ったの不思議ですよね。」

「南雲さん、自分で階段から転落したんですよ。」

「私、知っています。狩山部長から南雲くんに連絡があったんです。呼び出されたんだと思います。全部、狩山部長のせいです。」

絵里菜は冷たく、黒木と秋澤の話に割って入り、狩山に責任を押し付けるのでした。

狩山はまだ南雲のスマホを持ちながら、南雲の身に何かあったと察知しました。

警視庁には、半田(田中哲司)という大柄な男が、黒木の上司で、主任刑事の掛野(山崎潤)を問い詰めています。

「俺はまだ納得していない。娘のことちゃんと捜査しているのか?」

「一日も早く娘さんの事件が解決できるように動いています。うちの娘の事件も忘れるなよ。」

警視庁の半田と掛野は、対立。

半田豊(田中哲司)は、娘を「女子大生殺人事件」で、亡くした被害者遺族です。

半田が警視庁を後にすると、掛野は、黒木に電話をしました。

「さっき、被害者の親父さんからどやされたよ。」

「必ず私が逮捕しますから。」

その頃、秋澤、桑原、磯村は、南雲から、SSDを奪い、合作。

「帝和建設を揺るがすようなことはしない、彼は橋屋ですから。」

「玲子、証拠は手に入らなかった。約束通り今から警察に出頭する。このメールはすぐ削除する。お前も諦めるなよ、ちゃんと治療してくれ。俺も嘘が下手だけど、お前も下手だから。」

「やっぱりばれていたか…なんで言わないのよ。」

狩山と玲子にはお互いを密かに思いやる絆がありました。

狩山は降板へ向かう途中、夜道で、半田に襲撃され、誘拐されました。

「狩山さん…!」

彼は声を掛け、狩山のお腹を殴って車に乗せてしまいました。

Believe4話感想・みどころ

ざわつきますね!本日のBelieve4話はこれまでにない急展開でした。

狩山は逃走し、ようやく玲子に会う事ができました。

「お腹空いていない?」

「何かあるの?」

「甘えるな!脱獄犯に手助けはしない。」

玲子、自分で聞いておいてひどいなと思いました。

しかし、玲子は癌で余命宣告もされていて、狩山と落ち会った際は、「癌は嘘。私に何の相談もなく勝手に罪を被って刑務所に入ったから懲らしめてやろうと思って。」

玲子の優しすぎる嘘と、逃走を続ける狩山を黒木と千佳の手をのらりくらりとかわす様子に涙しました。

狩山の背後には、帝和建設の闇、出世と会社を守るために狩山を陥れようとしていく磯田社長の黒い思惑が広がりますね。

狩山の弁護士の秋澤も簡単に裏切るし、今回は、一度は自身の出世と、絵里菜との結婚で板挟みになり、狩山に強く奴あたった南雲を追い詰める始末。

南雲も、精神的に余裕がないなか、狩山と働いた日々を思い出して、社長と秋澤を裏切ろうとした勇気は凄かったです。

「僕は狩山さんを裏切るようなことはしていない」って、彼の行動の真意が気になりました。

そして、女子大生殺害事件の被害者遺族、半田豊を演じる、田中哲司さん。

サプライズ登場でしたが、天海さんと小日向さんとの再共演に、テレ朝の某ドラマを彷彿させる嬉しさがありました。

「狩山さん!」

肋骨の骨折がまだ完治していないなか、証拠が手に入らず、出頭を選んだ狩山を誘拐して何が目的なのでしょうか。

周りは玲子以外敵だらけの狩山に待ち受ける運命が待ちきれない4話でした。

 

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