BG身辺警護人2020 5話あらすじ・ネタバレ
KICKSコープ」の社長、劉孔明(仲村トオル)がとくに目を掛けている秘書、岩田一哉(三宅弘城)の下でサブ秘書として働く角田凪子(成海璃子)が夜道でひったくりにスマホを盗まれて怪我を負いました。
実は、凪子は「KICKSガード」の沢口(間宮祥太朗)の恋人で、連絡を受けた沢口は、元同僚、島崎章(木村拓哉)の口利きで、かかりつけの整形外科医、笠松多佳子(市川実日子)に緊急処置を頼みました。
幸い幸子は軽傷で、ホッとする沢口。
ところが、凪子はストーカーに狙われていて、複数の防犯ブザーを日頃から携帯していることがわかります。
相手が誰かわからず、沢口にも心配をかけたくなくてそれまで黙っていたことを口にした凪子。
そこで、島崎と高梨(斎藤工)に身辺警護を依頼します。
高梨は、ストーカーに狙われている手掛かりを掴むため、SNSをしているか凪子に聞きました。
凪子は案の定、アカウントを持っていて、高梨は凪子が写ったSNSの写真に写る瞳から居場所を特定する人がいる昨今の質の悪い犯罪者がいることを指摘。
沢口は、凪子と本当に愛していて、結婚を考えていました。
凪子の身の安全をかなり心配する沢口は、元同僚である章と高梨に警護料金を払って頼むことにしました。
その頃、「KICKSガード」では、菅沼まゆ(菜々緒)が権威をもって、新しいKICKSの役員としての仕事に励んでいました。
ところが、警護中凪子が無意識にとる行動にモヤモヤを感じ取る島崎と高梨。
凪子はストーカー被害に遭っているにもかかわらず、章と高梨がそばにいることで余裕の表情を見せていて、最初から誰が自分を付け狙っているのかを知っている可能性が。
ストーカーをつかまえることに成功した高梨と島崎ですが、その人物なんと、「KICKSガード」の新しい課長、小俣(勝村政信)だったのです。
さらに、今回の案件の背後には、劉率いる「KICKSコープ」の影がちらついていました。
章が個人経営している雑居ビルの下の階にある中島小太郎(道枝駒佑)のカフェで、凪子を保護します。
彼女からもう自分は大丈夫だから警護は心配いらないと高梨は言われてしまいました。
章と高梨は島崎警備に戻ってから、「章が劉孔明と対立するのを恐れている」と鋭く突っ込んだ高梨。
そこで、口論が2人の間で起こりますが、引き続きボディガードを続けることに。
たんなるストーカーからの警護案件でないと睨んだ章と高梨は、封じられた真相を開けようとします。
凪子のストーカー事件の本当の加害者は、凪子の上司、岩田でした。
小俣は岩田に利用されていて、岩田が全て凪子のロッカーのカギを開けたり、残業している凪子をしつこく食事に誘う、さらには、凪子を自宅で待ち伏せした挙句、強姦寸前のことまでしていました。
岩田は凪子に「警察に言えばキスしたことを沢口にばらしてやる」と脅迫を受けていて、それで、沢口にも話すことができなかったのです。
全ての主犯が岩田で、小俣が口封じをしたことを見抜いた章と高梨。
そして、「KICKSコープ」の急所ともいえる大きな秘密にたどり着いた2人は、まゆから行動の変化に気付かれ、まゆは沢口に何があって、章と高梨がかつて働いていた「KICKSガード(旧日ノ出警備保障)」に来たのかを問いますが、沢口はあえて口をつぐみました。
日ノ出警備保障からの仲間、菅沼まゆ(菜々緒)や、沢口と敵対してしまう事態に発展します。
まゆは社長命令で沢口と共に移動。
章と高梨は、凪子を伴って、劉孔明と対面。
岩谷もまゆと沢口と共に現れました。
沢口とまゆはなんと、劉孔明からの指示で、急きょ、岩谷のボディガードに任命されてしまいました。
凪子は、岩田に自分の仕事のために、それからプライベートのために、スマートフォンの返却を求めます。
最終的には、劉と章が“全面戦争”ともいえる大きな展開に!
岩田は謝罪せず、それどころか社長の劉孔明の指示で、凪子がスマートフォンやパソコンに入れていた岩田と共有するデータは、政治家、桑田に関する大事なものが入っていました。
そのデータが横流しされることを防ぐため、凪子に元々、恋愛感情を持っていないにもかかわらず、女性であり、自分と同じ秘書の仕事をしている彼女をターゲットにしたのでした。
劉と岩田、高梨と章は大きく対立し、章は感情的に動いてしまいました。
沢口は凪子と一度、距離を置くことになってしまい、喪失感を感じます。
その夜、桑田と劉は電話でデータ横流し防止の連絡を取り合いますが、桑田は劉の態度に憤りを感じるのでした。
小俣はそんな桑田をフォローします。
多佳子と回転寿司で夕食を取った後、一馬(中村織央)に出くわし、多佳子(市川実日子)と会っているところを携帯の写真に撮られ、襲撃を受けます。
なんとか彼を追い払った章ですが、彼は未だに章に付きまとう何かがありました。
最終章に向けて今後も大きく動く5話でした。
BG身辺警護人5話感想・みどころ
岩田が心底、たちが悪すぎます。
若い女性をストーキングした挙句、強姦未遂にも近い酷いことをして、凪子の心に深い傷を負わせた罪はぬぐえませんね。
おまけに反省しないし、すべては社長の意志でおこなったなんて言い訳ばかり。
章と高梨の存在があったからこそ、凪子は命こそ救われましたが、これから沢口の優しさで立ち直っていけるといいですよね。
劉孔明は恋人をボディガードが守ってくれず、射殺されたトラウマから、ひねくれて人の命も弄ぶ性格に・・・彼がボディガードに対して憎悪を抱いているのが伝わりますね。
でもすごく身勝手で、章と高梨にとって最終回まで大きな壁になりそうです。
一馬は相変わらずしつこいです。
劉と小俣、桑田の3人が、章と高梨、やがて、まゆや沢口といった元日ノ出警備保障のメンバーたちにとって更なる強敵になっていくことでしょう。
最終回まで突っ走る章たちの活躍を来週もお見逃しなく。