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病室で念仏を唱えないでください最終話 ゲストは谷花音!念仏史上最大の急患に松本は?無差別殺人から親子を救え!宮寺の命は?

病室で念仏を唱えないでください最終話あらすじネタバレ

通り魔事件が発生し、松本(伊藤英明)、吉田(谷恭輔)、田中(片寄涼太)、児嶋(松本穂香)、長見(うらじぬの)らがドクターカーで出動。

そこで見たのは多くの無差別通り魔事件の被害者達で、泣き崩れ、負傷している者ばかり。そのなかで、心臓部を刺され、重篤な患者、木村敦子(菅井玲)と、必死に母に呼びかける、娘の尚(谷花音)親子に遭遇。

 

すると、近くに刃物を持っていた犯人がいて、松本は、思わず犯人に駆け寄り、もみ合いに。

あおば台病院では、搬送された犯人と、敦子の緊急手術が行われていたけれど、敦子の娘、尚から「なぜ、犯人も助けるのか?」と責められてしまいました。松本は、「たとえ殺人犯でも助けるのが医師」と答えるしかありません。

尚はかなり精神的に混乱していて、泣き叫び、駆け付けた父(竹財輝之助)も必死に押さえながら連れ帰りました。

一方で、犯人が頭痛を訴えていると報告。尚の母、敦子も油断はできない状態。

そんななか、松本が父のように慕う宮寺(泉谷しげる)が、自宅で倒れて搬送されてきました。宮寺は治験薬の影響で、松本達が無差別殺人の被害者の対応をしていた時に自宅で倒れたのです。

前向きに癌の治療に取り組もうとしていた矢先・・・彼は治験薬が最早効かなくなっていると知った松本は、意を決して、今後のことを宮寺に伝えようとするのですが・・・。そんな松本に、三宅(中谷美紀)、濱田(ムロツヨシ)も複雑な心境を抱えます。しかし、せめてもの慰めと思い、濱田は得意な編み物を活かし、地蔵の編みぐるみを作って、濱田のベッドテーブルにそっと置くのでした。

偶々、犯人が被害者と同じ病院ではなく、別の病院に転院することになりました。その様子を睨むようにして見るのは、尚(谷花音)。

一方で、宮寺は治験薬が効かない身体になり、脳のMRIを撮った結果、ガンが転移していて、緩和ケアをすることになりました。宮寺の妻と娘、あや(土村芳)は涙ながらに受け入れます。

濱田(ムロツヨシ)も、宮寺のことをフォローし優しく見守ることに。

しかし・・・ある夜、会話もでき、松本以外の若い医師達とテレビを楽しんだり、落ち着いていたと思いきや、宮寺は突然、お茶を飲もうとして娘、あやの前で意識を失いました。

何とか松本が駆け付けて処置したものの、今後は意識が突然ふっと失うリスクがあるとわかり、松本は、宮寺母娘に伝えるのでした。

三宅と共に、宮寺のことをどうしたらいいか?若い頃の自分ならどうしていただろう?と同じ悩みを共感し合った松本。

翌日・・・。尚の母が目を覚まし、尚が必死に呼びかけた甲斐もあり、微笑みました。

尚に対し、一日でも人の命が長く続いてほしいと願っていること、医者になれば尚のように、なぜ、大切な友達や家族の命が失われなければならないのか?その気持ちを悟ることができると思っていたけど、分からないし悟れないと話します。

尚は、松本の言っていることは理解出来ないけれど、自分も誰かの未来を変えられる医者になりたいと思うようになったと、将来への希望を口にするのでした。

宮寺の容態が急変。松本が駆け付けると、もう延命治療は行わないとのこと。

最期に松本が宮寺を看取ろうとした時に、別の大きな事故で、多数の患者が運ばれてきました。

松本は「おじさん、行ってくるよ」と声をかけ、溢れる涙を流しつつも、急患の現場へ向かいました。

事故に遭った患者には妊婦も含まれていましたが、無事、男児を出産することができました。

その後、他の患者の手術を濱田や三宅らなどと成功させました。

松本は、宮寺の元へ戻りますが、彼は眠るように息を引き取りました。

彼の人生相談ノートには、最後は、友達や家族と過ごしたいことや、松本に念仏を唱えてもらって最期を見送ってほしいと書き綴ってありました。

松本は胸に大きな思いがこみ上げ、泣きながら一生懸命、念仏を唱え、宮寺母子と共に、宮寺の最期を見届けました。

後日、松本らはいつも通りの日常を過ごすことに。新たな患者とこれからも向き合い、三宅や、児嶋などと協力しながら、松本はチャプレンとして生きてくことを決意するのでした。

病室で念仏を唱えないでください最終話感想

のっけからつらい・・・谷花音さん演じる、尚の声や、物語の設定とはいえ、身勝手な犯罪による多数の急患・・・。

谷花音さん演じた尚が、「なんで犯人を助けるの?お母さんを殺そうとしたんだよ?なんでー?!」と泣き叫んで訴えた声だけでなく、周りにいる他の泣いている多数の人達の悲痛な声がいたたまれませんでした。

また、あまりにも最終回ならではのこれまで以上に内容がリアルすぎて、このエピソードと同じ体験をした視聴者の誰かの心が不安にならないことを願いたいです。

また「友達」を失いかねない松本。少年時代に気軽な気持ちで釣りに誘ったものの、溺死してしまった幼馴染、肇の父である宮寺の最期の選択。

宮寺はもしかしたら死ぬかもしれないから、ここで最後の治療を悔いなくおこないたい彼の気持ちが胸がチクってなるほど伝わりましたね。

尚がほんの少し、不器用だけど患者の為に一生懸命になる姿を見て、医者になりたい、誰かの未来を変えたい、なれるかな・・・?と思春期特有のほんの少し微笑んだのはとても救いだったと思いました。

敦子に関して、まだまだ容態が気になるところですが、尚の心の強さが敦子の今後、敦子の希望になっていきますように。

宮寺が急変しても、彼の最期になるかもしれないその瞬間に立ち会えない松本が、「おじさん、行ってくるよ」と声を掛けた時、それまでぼーっとしていた宮寺が松本の行動を見透かしたように、にかっと笑ったシーンは線崩壊!涙が止まりませんでした。

まるで、松本が目の前の危機に葛藤していることを察知していて、「頑張って、いってこい」とでも言うような表情が心に刺さりました。その後、娘、あやと妻に一生懸命、微笑みかける様子は宮寺の温かい人柄が伝わりました。

宮寺の人生ノートの内容が余計、涙を誘いましたね。「最後は友達や家族がいるところで過ごす」、「最期は、照くんに念仏を唱えて送ってもらいたい」

宮寺と松本は出逢うべくして出逢った最高の「親友」でしたね。

松本が泣きながらうまく念仏を唱えられないところも、宮寺が松本にとって大きな存在だったからこそを意味していました。あんなに泣き崩れながら念仏を唱える松本は最終回らしい、患者の命を見守り通してきたんだなと思いました。

全体的には濃厚で、胸を突くようなエピソードでしたが、大切な人の生と死、妊婦さんから生まれた新たな命の誕生、「人生」という長い旅の「終着」、被害者家族・加害者のカタチなど一つ一つが強いメッセージ性を感じられる素敵なフィナーレでしたね。

松本のように、心が真っ直ぐなチャプレンがこの世の中でもっともっと活躍することができますようにと思えた最終回でした。

 

 

 

 

 

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