ドラマ

中学聖日記 第8話の感想やあらすじ、第9話の予想

中学聖日記 第8話

放送日:2018年11月

TBS火曜ドラマ

中学聖日記 第8話のあらすじ

野上一樹からの告白に返事をした末永聖。

そんな2人の前に黒岩愛子が現れ、聖は動揺をする。

その様子を見ていた橘美和は、聖の過去を詮索し始めた。

聖の過去を知った美和により、聖と晶の3年前の事件が他の保護者にも知られることとなってしまった。

一方、聖に拒否された晶は、学校にもアルバイトにもいかず、上布茂に説教をされると再び聖の前に姿を現した。

中学聖日記 第8話の感想

聖の前に愛子現る

野上先生の告白に返事をしたところで、第7話は終わりました。

そこに現れたのは不穏な空気漂わす愛子。

聖は晶に対して大人の対応をしたのだからこれ以上引っ掻き回さないで!…橋を渡ってくる愛子にそんな気持ちになってしまいました。

愛子は感情的になることはありませんでしたが、わざわざ過去に何かあったかを想像させるようなことを言いどうなるかと思いましたが、野上先生のフォローが入りました。

野上先生の懐の深さを感じます。

だけど、野上先生の告白に返事をしたばかりで、交際と言っても交際らしさはないものの、愛子から見れば聖1人だけが幸せなのだと思わずにはいられないのは仕方がなく、責められても当然。

 

プライベートでそんなことがあった中、学校では劇で使う衣装や小道具が必要となり、聖は美和の元へ直接向かいました。

衣装を作り、劇を見に来て欲しい…そういうことで彩乃に母親が必要だということがわかってもらえると聖は言いました。

彩乃は美和の両親に連れられ、あれっきり美和とは離れ離れのままだったんですね。

しかし、聖の言葉は美和にとって余計なお世話。

そんな美和にとって、見かけた聖と愛子の様子がおかしいことは好都合だったようです。

それにしても、まさか聖と愛子が一緒にいる場面を美和が見ていたとはビックリです。

そして、わざわざ愛子に探りまで入れる始末。

 

美和が聖と愛子のことを見ていた、そして、聖のことをネットで検索したことから事態は大きく変わっていきます。

尾ひれのついたネットの情報に驚愕

聖と野上先生が教室に入ると子供達はいませんでした。

聖のことが知られたんだとしか思えません。

母親達が集まってきていると千鶴が言いました。

過去がバレてしまったのだと聖も思ったことでしょう。

しかし、ネットに書き込みされている内容は事実よりもエスカレートしていたものでした。

聖が妊娠をしたという尾ひれまでもついていました。

これはドラマのことだけれど、現実でもこういうことがあるのかと思うとネットの恐さを感じます。

当然それらが真実でないことを知る千鶴は聖を庇ってくれました。

そして、個人攻撃をしても彩乃は帰ってこないという現実を突きつけます。

それを聞いた母親達は動揺。

母親達を見ていると、美和の言うことに踊らされ、千鶴の言うことに踊らされ、自分というものがなく、何だかざわざわとした気持ちになってしまいました。

 

いまさら過去のことを喋る必要はないし、今後もスルーし、今教師として何をすべきかをと千鶴は聖に言いました。

だけど、根も葉もない噂とは言い切れないだけに聖は複雑な思いです。

自由に好きでいい

聖が問題を抱える一方、勝太郎は原口さんとの関係を深めていました。

共通の先輩の結婚のことで電話をしていた聖と勝太郎でしたが、勝太郎はその電話で原口さんとの関係を報告し、原口さんのことを話しているうちにどれだけ原口さんのことが好きか聖に伝わります。

しかし、偶然それを立ち聞きしていた原口さんをとても不安そうでした。

 

勝太郎と原口さんの関係が順調な中、勝太郎に海外赴任の話が舞い込んできました。

しかも、それを検討しているのは原口さん。

離れ離れになってしまってもいいの?という思いが過ぎります。

勝太郎は試されているのではないかと言いました。

だけど、あくまでただの人事だと原口さんは言います。

ただ、さすがの原口さんも遠距離は無理だと言いました。

そんな原口さんに勝太郎はプロポーズしました。

でもそれは、関係を繋ぎ止めておくだけのもの。

試すようなことはしなくていい、聖とは違い自分達は自由に好きでいられると原口さんは言いました。

「自由に好きでいられる」…その言葉が胸に響きました。

とても当たり前のことなのに、聖には許されず、だけど、それはどんな言葉よりも相手を安心させるものだと感じずにはいられません。

どんな過去も大切なこと

聖に会いに行くも、ここで暮らせなくなるのは困ると拒否された晶。

聖に会って自分の気持ちは変わっていないと実感した晶は、聖に会ってから学校にもほとんど行かず、アルバイトも休んでいました。

進路も進学ではなく就職を選び、早く1人になりたいと言います。

早く対等になって聖を迎えに行くためなのだろうが、聖には同じ学校に恋人がいると愛子は晶に現実を突きつけました。

それを聞いた晶は何を思ったのか。そして、愛子よりも先に手に取り、初めて読んだ父親の手紙にも何を思ったのでしょうか。

 

再び、聖の元を訪れた晶。

改めて、「もう関わらないで欲しい」「もう来ないで欲しい」と聖に言われてしまいます。

それに対して、過去をなかったことにして新しい自分になることは幻想だと晶は言いました。

自分は過去をなかったことにしない、大切なことだからと言う晶の言葉にその通りだと思いつつも、人間はついついそれをしがちだと思わず思ってしまいました。

次々と晶の口から出てくる言葉が当然過ぎて、聖も胸が痛くなったようですが、過去を切り捨てようとする聖に晶はガッカリし、去って行ってしまいます。

晶少年もとうとう聖を諦めてしまったのか…。

そして聖は本当はどうしたいのか。

この晶の言葉は、終盤に聖を大きく変えることとなります。

今の状況を変える努力

彩乃と離れ離れになり、昼からお酒を浴びる美和。

酔いつぶれた美和を自宅まで送り届けた聖は、美和が彩乃の劇の衣装を作っていたことを知りました。

しかし、作ったところで何も変わらないと言う美和に、今の状況を変える努力をすべきだと、まるで自分に言い聞かせるように言います。

 

美和は彩乃の劇を見に来ました。

美和の姿を見た彩乃はビックリはしているけれど、どこか嬉しそうです。

衣装は間に合わなかったけれど完成させ、これから仕事も家も見つけると言う前向きな姿勢の美和に、大好きだから迎えに来て欲しいと彩乃は言いました。

そして、噂を流したことを聖にも謝罪。

しかし、聖はわざわざ過去の真相を話し出しました。

過去をなかったことにしたくないと言った晶の言葉を思い出したからです。

隠していることは裏切りであり、心苦しかったのかもしれません。

だけど、聖の告白によって学校には電話が殺到。

聖はクラスから外れ、職員室で事務の補助をすることになりました。

過去の真相を告白したことを千鶴に指摘され、「このままじゃ変われない」「過去をなかったことにして自分に嘘をついていい先生になれない」と聖は言いました。

人間としてはそれを乗り越えることは成長に繋がるかもしれませんが、淫行事件という内容が内容だけに教師の成長としては難しいところです。

だけど、これが聖の今の状況を変える努力の一歩なのでしょう。

“最後”に伝えたかった晶の言葉

聖が一歩を踏み出した一方で、晶は「さようなら」という書き置きを残し姿を消しました。

るなが聖の元を訪れましたが、聖の元に晶は来ていません。

お互いの本音を隠す姿は、それぞれの手の握り締め方によって表現されていることが伝わってきます。

聖とるなの2人のシーンで思わずクスっと笑ってしまうことがありました。

晶がどんな人間かと話するなの言葉の中にあった「8割型ストーカー」という言葉です。

否定はしにくいですが、ストーカー扱いなのは何だか可愛そう。

だけど、ふと心が緩んだ瞬間でした。

 

さて、晶はどこへ姿を消してしまったのか。

聖も心配をしていたに違いありません。

学校にいる聖の元に晶から電話がかかってきました。

聖にきついことを言ってしまったことを謝りたかった晶。

そして、聖の授業が好きだったと言います。

これは教師冥利につきます。

だけど、「頑張ってください」…最後にそれを伝えたかったと言われ、聖は慌てます。

晶の電話をかけるシーンが海ということもあってか、死さえも連想させます。

でも、晶がいる場所はフェリーターミナル。

父親の所に向かおうとしているのでしょう。

晶の居場所を検索する聖。

そこに一緒に帰ろうと野上先生が促します。

きっと電話を聞いていたはず…。

さらに追い討ちをかけるように、一緒に学校を辞め、町を出ないかと言います。

野上先生は実家の料亭を継がなければいけなくなりました。

でも、聖は教師でいたい。そして、今すぐに会いたい人もいました。

“会いたい人”…その言葉に晶を思い出し、目を潤ませた聖は、晶の元へと走り出しました。

これまで聖が晶に対してこんなに一生懸命になったことはあったでしょうか。

聖のこの思いが晶に届いて欲しいと思いながら観入りました。

そして、晶の目の前に現れた聖。

晶は自分を追いかけてきてくれた聖のことをどう思うのでしょう。

そして、出発したフェリーに乗った聖はこれから晶とどう過ごしていくのでしょうか。

中学聖日記 第9話の予想や期待

聖は自分の気持ちに正直になり動き出しました。

しかし、一大人として、聖はこれからどうしていくのでしょう。

そして、自分を追いかけてくれた晶は聖のことをどう思っているのでしょうか。

それぞれがお互いの気持ちを確認したことにはなると思うのですが、なんだかんだ言っても晶は未成年。

そう簡単にうまくはいきません。

これを知った愛子はどう思うのか。

だけど、父親の所に向かっただけに今までのように強く何かを言える立場ではありません。

5歳の時に離れ離れになった父親と会うことは晶にどう影響を及ぼすのか。

その影響は聖に対して、このドラマに対してどのような影響を与えてくるのか。

そして、何かと聖の名前を出してしまう勝太郎と原口さんの関係も気になります。

聖と晶が幸せにたるための経過に過ぎないのに、次回もハラハラした60分になりそうです。

中学聖日記 公式

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください